木曽駒ヶ岳(2956m) 桂小場ルート

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  OACの夏山山行が木曽駒ヶ岳で実施されました。3つのパーティが木曽福島、千畳敷、桂小場から登り、頂上山荘に集結する形式です。桂小場パーティは一番長い登りのルートでしたが、全員元気で登りきりました。翌日は宝剣岳登頂後、木曽福島パーティとスイッチして木曽福島へ降りました。
山行日 2007年7月28日(土)~28日(日)
宝剣岳(2956m) 拡大
天気 7/28(土) 晴れのち曇り時々霧、微風
7/29(日) 快晴、微風          
コース概要 桂小場--宝剣岳--木曽駒ヶ岳--木曽福島
装備 20kg(テント泊装備)
食料 行動食(2),水(2L)
同行者 M.Y,A.I,J.U,N.I(OAC会員)
企画 新人夏山山行

行動記録

【7/28(土) 晴れのち曇り時々霧、微風、26℃@岡崎】
 岡崎(300) =0:30[P/U]= 岩津市民C(348,410) =0:05= 豊田東IC(415) =0:25= 土岐JCT(440) =1:05= 駒ヶ岳SA(545,615) =0:05= 駒ヶ根IC[¥4,250](620) =0:20= 小黒川CP場(640,645) =0:05= 桂小場(650,725) –0:20- ぶどうの泉(745,750) -1:10- 野田場(900) –0:20- 横山分岐(920,935) -0:08- 馬返し(943) –0:06- 白川分岐(949) –0:23- 大楢小屋(1012,1035) –0:13- 信大コース分岐(1048) –0:55- ひかり苔(1143) –0:23- 七合目(1206,1215) –0:05- 胸突ノ頭(1220,1225) -0:32- 西駒山荘(1257,1320) -0:47- 濃ヶ池分岐(1407) –0:18- 八合目手前(1425,1435) –0:40- 駒ヶ岳巻道分岐(1515) -0:10- 頂上山荘TS1(1525)

就寝(19:20)
【7/29(日) 快晴、微風、6℃@頂上山荘】
起床(3:20)

 TS1(455) -0:14- 中岳(509) –0:11- 宝剣山荘(520,523) -0:12- 宝剣岳(535,550) -0:10- 宝剣山荘(600,614) -0:21- TS1[撤収](635,740) -0:15- 駒ヶ岳(755,825) -0:28- 玉ノ窪山荘(853) -0:57- 八合目(950,1005) -0:40- 七合目小屋(1045,1110) –0:28- 六合目(1138) –0:25- 五合目(1203) –0:11- 下降点(1214,1228) –0:27- 四合目(1255,1305) –0:17- 渡渉点(1322) -0:30- 木曽駒高原スキー場(1352,1415) =0:10= 天神温泉「清雲荘」(1425,1540) =0:05= 水車屋(1545,1635) =1:25[渋滞]= 中津川IC(1800) =0:07= 恵那峡SA(1807,1855) =0:20= 土岐JCT(1915) =0:30= 豊田東IC(1945) =0:05= 岩津市民C(1950) =0:30= 岡崎(2020)

木曽駒ヶ岳 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000を使用して編集しました。


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @飯田

【7/28(土) 晴れ,32.4/21.5℃,W8m/s,0.0mm】

【7/29(日) 晴れ,32.7/21.1℃,W4m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

伊那市役所 0265-78-4111 伊那タクシー 0265-76-5111
駒ヶ根市役所 0265-83-2111 こまくさの湯 0265-81-8100
宮田村役場 0265-85-3181 こぶしの湯 0265-83-7228
木曽町役場 0264-22-3000 蕎麦やまだや保翁 0265-83-0141
中央アルプス観光 0265-83-3107 そば処 福寿美 0265-82-2588
大樽小屋 0265-78-4111 名鉄タクシー(福島) 0264-22-2054
西駒山荘 0265-78-4111 天神温泉「清雲荘」 0264-24-2800
駒ヶ岳頂上山荘 0265-83-2134 水車家 0264-22-3045
玉ノ窪山荘 0264-52-2682 くるまや(国道店) 0264-22-3183

◆ 日誌と写真

行動日誌

【7/28(土) 晴れのち曇り時々霧、微風、26℃@岡崎】

 ※桂小場までのアプローチ詳細は下見報告「将棊頭山-070701」を参照して下さい。

 桂小場登山口の駐車場には、H.I氏のエスティマを含めて6台であった。駐車場はまだ十分な余裕がある。

 高度差約1600m、しかも20kg前後の重荷での長丁場なので、入念に準備運動してから歩き始める。安全なコースなので、セカンドをサブリーダーとし、コースリーダーは初級者3人でローテーション、先頭を歩く練習を積んで貰うことにした。

桂小場のPKG、西駒登山ルート入口

西駒登山ルート案内図 拡大
 先頭はどうしても逸る気持ちで脚が速くなってしまう。都度「もっと、ゆっくり!」と声を掛ける。ぶどうの泉で小休止、冷たい水が美味しい。

 Tシャツ1枚になり、うちわを取り出して、暑熱の登りとの闘いが始まる。

ぶどうの泉(水場)

登山道は良く踏まれ刈り込まれている
 読図(コンパスの使い方)を何度も繰り返しながら行く。進路の曲がり、地形の変化を地図と照合しながら歩く。ペースダウンさせるのに丁度良い。

野田場(水場)

歩き易い登山道
 馬返しから権兵衛峠方面への分岐にはロープが張られていた。余り歩かれていないのかもしれない。(7月1日の下見の時には無かった)

馬返しの分岐 駒ケ岳方面

権兵衛峠方面は進入禁止!?
 馬返しから10分ほどで、帽子を被ったお洒落な道標のある白川分岐だ。

白川分岐

白川分岐 帽子を被ったお洒落な道標
 大楢避難小屋で1回目のランチタイムで大休止をとる。小屋から数分の水場は枯れていた。7月1日の下見の時は流れていたが、余り当てにできないようだ。

 登山道はしっとりとした樹林帯の中を行く。信大コースとの合流点には風速、風向などの観測設備がある。

大楢避難小屋(水場) 枯れている!

気象観測設備 @信大ルート分岐

信大ルート分岐

信大ルートの降り口
 津島神社には岩の重なりの隙間にひかり苔が見られるという。

津島神社 

ひかり苔? @津島神社
 胸突ノ頭手前の七合目で漸く展望が開けてくる。桂小場から伊那市街方面が臨まれる。

 西駒山荘付近は砂礫の広場で、ベンチもあり休憩適地である。コマクサが育成されている。なお、トイレはあるが鍵が掛かっており、利用する際は小屋に申出るようになっているようだ。

西駒山荘

西駒山荘前の広場
 キバナシャクナゲが咲くハイマツ帯となる。晴れておれば稜線漫歩が楽しめるのであろうが、時折ガスの切れ間に伊那前岳や濃ヶ池が見える程度で残念である。

 木曽駒ヶ岳登頂は明日の楽しみとし、頂上山荘へとショートカットする。先着の2つのパーティが温かく出迎えてくれた。

「聖職の碑」遭難記念碑

晴れればルンルン気分の雲上漫歩かな?

いや! 主稜線までの辛い登りが待っている

強風に耐えながらガスの稜線を目指す
【7/29(日) 快晴、微風、6℃@頂上山荘】

 快晴の朝、気温も6℃と冷えている。風は殆ど吹かない。ご来光の時を迎えるが、残念ながら雲間からとなる。

ご来光

朝のテント場
 宝剣山荘前に荷物をデポし、空荷で山頂を往復する。くさり場もある岩道なので慎重に行こう。山頂は10人程度しか留まれないので、混み合う前(早い時間)に登るのがお奨めである。

宝剣岳の岩場

宝剣岳(2931m)山頂

遠くに空木岳(2863m)

三沢岳(2846m)

影宝剣

伊那前岳(2883m)
 宝剣山荘前で、これから登る2パーティと合流した。全員で記念写真に納まる。

全員集合! @宝剣山荘

木曽福島ルートパーティ @宝剣山荘

千畳敷ルートパーティ @宝剣山荘

桂小場ルートパーティ @宝剣山荘
 上松、木曽福島の両ルートとも桂小場ルート同様、利用者は余り多くないようだ。殆どの人がロープウェイを利用して千畳敷から登ってくる。

木曽前岳と牙岩

玉ノ窪小屋と木曽前岳
 玉ノ窪山荘で上松ルートと分かれ、木曽前岳の東側に少し降り斜面を巻くようにして七合目小屋に向かう。桟道が多いので雨天時は滑らないように注意が必要である。

玉ノ窪小屋から八合目へ

八合目手前の雪渓で一休み
 七合目小屋は新しい避難小屋で、ソーラー発電設備があり、八合目の沢から引水し水洗トイレになっている。宿泊は2階合わせて10人位は可能。小屋内に調理スペース(ベンチ、テーブル)もある。

七合目の避難小屋

左は水洗トイレ、右は何故か従来式
 幸ノ川渡渉点まで比較的明るい針葉樹の樹林帯を下降していく。単調な降りで展望も得られないので、疲れた身体には、○合目の標識を通過するのが励みになる。渡渉点から先は林道歩き(未舗装路)で駐車場に至る。

幸ノ川の渡渉点

木曽駒ヶ岳高原スキー場の駐車場
【自然観察】
誤りなどございましたらご教示いただければ幸いです。MAIL

コマクサ

コマクサ

ナナカマド

ナナカマド

チングルマ

チングルマ

キバナシャクナゲ

キバナシャクナゲ

ミツバオウレン

ハクサンイチゲ

アオノツガザクラ

アオノツガザクラ

ツガザクラ

ツガザクラ

コケモモ

コケモモ

ミネズオウ

ミネズオウ

コイワカガミ

コイワカガミ

イワカガミ

イワカガミ

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

コマウスユキソウ

コマウスユキソウ

ミネウスユキソウ?

ミネウスユキソウ?

オヤマノエンドウ

オヤマノエンドウ

イワツメクサ

グンナイフウロ

タカネツメクサ

タカネツメクサ

ヤマガラシ

ヤマガラシ

ナナカマドとクジャクチョウ 

ナナカマドとクジャクチョウ 拡大

エゾシオガマ

エゾシオガマ

タカネシオガマ

ヨツバシオガマ

シナノオトギリ

シナノオトギリ
【感想】
 企画通り達成でき満足な山行でした。木曽駒ヶ岳に麓から登るルートがこんなに静かとは想いのほかでした。特に桂小場ルートは初心者でも安心して歩けます。但し、体力と根気は必要ですが・・・。
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