鳥帽子岳(2194m)、念丈岳(2290m)

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  「偶には他所でも」と誘われて、中央アルプス前衛(伊那谷)の鳥帽子岳(2194m)、念丈岳(2290m)を縦走しました。秋晴れに恵まれて、カラマツの黄葉と雄大な展望に満足しました。
山行日 2009年10月31日(土)~11月1日(日)
鳥帽子岳(2194m)
天気 10/31(土) 快晴、無風、11℃@鳩打峠
11/1(日) 曇り霧、強風、6℃@念丈岳
コース
概要
鳩打峠--烏帽子岳--池ノ平山(泊)--念丈岳--本高森山--高森山登山口(周回)
装備 21kg(テント泊装備)
食料 夕食(1)、朝食(1)、行動食(2)、非常食
行動水(2L)、共同水(1L)、B&酒(1L)
同行者 T.N,K.M,J.U,H.F(OAC会員4人)
企画 アルプス展望とカラマツ黄葉観賞

行動記録

【10/31(土) 快晴、無風、11℃@鳩打峠】
 岡崎(500) =0:57(順次P/U)= 豊田東IC(557) =0:28= 土岐JCT(625) =0:22= 恵那峡SA(647,720) =0:43= 松川IC(803) =0:19= 鳩打峠P(822,845) -0:41- 小八郎岳登路分岐(926) -0:26- 小八郎岳(952,1007) -1:05- C1740m(1112,1133) -0:22- 飯島分岐(1155) -0:39- 烏帽子岩登りC1900m(1234,1245) -1:12- 烏帽子岳(1357,1415) -0:45- 池ノ平山(1500)TS1

 就寝(18:00)
【11/1(日) 曇り霧、強風、6℃@念丈岳】
 起床(3:30)

 TS1(520) -1:05- 奥念丈岳分岐(625,629) -0:04- 念丈岳(633,647) -0:46- 上澤の泉(733,750) -0:30- 大島山(820,830) -0:40- 浅井窪(910) -0:38- 本高森山(948,1014) -0:50- 前高森山分岐(1104) -0:11- 前高森山(1115,1118) -0:08- 前高森山分岐(1126) -0:09- 展望台(1135,1148) -0:48- 高森山登山口(1236) -0:10- タクシーP/U(1246) -0:26- ゴルフ場P(1312,1339) =0:08= 温泉「清流苑」(1347.1503) =0:37= 戸隠蕎麦「あすき」(1540,1620) =2:04[R153]= M宅(1824) =0:16= N宅(1840) =0:10= U宅(1850) =0:20= 岡崎(1910)

鳥帽子岳(2194m)、念丈岳(2290m) 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 安平路山   【1/20万 地勢図】 飯田


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @飯田

【10/31(土) 晴れ,22.7/7.2℃,33%,SSW5m/s,0.0mm】

【11/1(日) 曇り,24.0/9.6℃,81%,WNW2m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

松川町役場 0265-36-3111 伊那タクシー 0265-76-5111
駒ヶ根市役所 0265-83-2111 丸茂自動車 0265-36-3333
伊那市役所 0265-78-4111 松川温泉「清流苑」 0265-36-2000
飯田警察署 0265-22-0110 蕎麦打ち「にっぱち庵」(松川) 0256-36-2457
上片桐駐在所 0265-37-2100 戸隠手打ちそば「あすき」(飯田) 0265-25-1000
飯田広域消防本部高森消防署 0265-35-0119 そば処「しみず」(飯田) 0265-25-5557
飯田市立病院 0256-21-1255 そば処「おんびら飯田支店」 0265-21-7708
アプローチメモ
ETC料金[割引] ・豊田東~松川(129.7km):¥3,950[¥1,000@休日割引]
コンビニ ・セブンイレブン松川元大島店:0265-36-4005
駐車場 ・鳩打峠:駐車場15台(無料)、簡易トイレあり、水なし

◆ 日誌と写真

行動日誌

【10/31(土) 快晴、無風、11℃@鳩打峠】

 中央自動車道を松川ICで降り、一つ目の信号(松川インター)を左折し、県道15号(三州街道)を北上する。片桐松川を渡り500m「鳥帽子岳登山口」の小さな案内で左折する。中央自動車道の高架を潜り、果樹園(りんご)の中を縫って行く。やがて林道となり道なりに鳩打峠まで登って行く。道幅は狭いが舗装されているので走り易い。
 駐車場は上下2箇所あり、整列すれば20台は駐車できる。上の駐車場奥に簡易トイレが設置されている。車道を更に行くと鳩打峠登山口で、念丈倶楽部が設置した「案内図」がある。朝の光を浴びて錦衣の山肌が眩い。

鳩打峠の駐車場(下15台)

駐車場(上5台)と簡易トイレ

鳩打峠登山口

案内図 by念丈倶楽部

大島山(2140m) @鳩打峠登山口

鳩打峠から尾根に取り付く
 取り付きはやや急で息が弾むが、身体の慣れとともに気持ちよく歩けるようになる。カラマツの黄葉で林内が明るい。

カラマツ黄葉の明るい林

大島山(2140m)
 「登山道程の案内」や「ササユリの保護」が目に止まる。この山域が地元の人たちに愛されている証だ。

登山道程の案内

ササユリの保護
 登山口から40分ほどで小八郎岳登路分岐(C1310m)に至る。地形図にも表記されているが2本の登山道が並行して延びている。右手は尾根道で小八郎岳を目指して登る。左手は小八郎岳をパスして鳥帽子岳へ向う。

鳥帽子岳(2194m)

小八郎岳登路分岐
 小八郎岳は素晴らしい展望台だ。伊那谷の彼方に南アルプスの高峰が広がる。今回周回する山々も見渡せる。

小八郎岳(1470m)の休憩舎

冠雪の白根三山 @小八郎岳

大島山(2140m)、念丈岳(2290m)、池の平山(2327m)、鳥帽子岳(2194m) @小八郎岳
 小八郎岳から一旦下った鞍部で登路左手の道と合流する。単調な登りが1時間ほど続くので、ゆったりと景観を楽しもう。カラマツ黄葉の中にもみじの紅が彩りを添える。何と言ってもバックが”真っ青な空”なのが最高だ。

もみじの紅葉

カラマツの黄葉
 やがて登山道の左手が崩落した箇所が現われ傾斜が増してくる。息を弾ませて鳥帽子岳七合目、飯島分岐に到着する。飯島ルートは「初心者向きではありません」と書かれている。

飯島分岐

飯島ルート方面
 暫く崩落箇所の傍を通過するので足下に注意しながら歩こう。

尾根の左側(南)が切れている

白い岩肌が剥き出しに(C1870m付近)
 本日最後の急登を登る。烏帽子岩が見えてくればもう少しだ。

鳥帽子岳への急登

鳥帽子岩が見えてくる
 荷物が大きいので安全道で鳥帽子岳に向う。小鞍部に荷物を置いて手前のピーク(烏帽子岩?)に登ると、小八郎岳や伊那谷が見晴らせる。随分登ってきたもんだ。直接鳥帽子岳に向った3人が頂上に着いて手を振っている。

鳥帽子岳へは安全道で!

小八郎岳(1470m)を見下ろす @鳥帽子岩

仙丈ヶ岳と白根三山 @鳥帽子岩

鳥帽子岳の三人 @鳥帽子岩
 鳥帽子岳からは中央アルプスの主脈が展望できる。越百山から空木岳まで、間近く大迫力だ。雪が被っておれば・・・と欲が深まる。

鳥帽子岳(2194m)の山頂

仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤椰岳、空木岳

今日のサイト地はあそこ!

池の平山(2327m)、右奥に越百山(2613m)
 14時を過ぎるともう夕方の陽射しだ。今日のサイト地「池の平山」を目指してもうひと頑張りだ。鳥帽子岳から先も登山道は明瞭で踏み跡を探すようなことはない。池の平山は名の通り平らな山頂で、笹が刈込まれてテントが張れるようになっている。
 16時、楽しい宴会にはいる前に天気図を描く。明日寒冷前線が通過するのは間違いない、降られる前に下山したいものだ。中央アルプス主脈に雲が懸かり出した。18時就寝したが、夜が更けるにつれ風が強まり何度も目が覚めてしまう。

鳥帽子岳から先も登山道は明瞭!

池の平山のサイト地(笹が刈込まれている)
【11/1(日) 曇り霧、強風、6℃@念丈岳】

 予定を早めて3時半に起床する。相変わらず風が強い。雨は降っていないが深い霧に包まれている。ヘッドランプを灯しながら5時20分に出発する。倒木や切り株が多いので足下に注意しながら進む。
 登山道は忠実に尾根に沿って付けられている。一箇所巻き道っぽく尾根を外した踏跡が左手にあるが直ぐに行き止まる。

 雲の中で視界、展望のない念丈岳だが、登頂記念の撮影をする。石の上に置いたカメラが強風で飛ばされないか冷や冷やしながらセルフタイマーをセットする。

強風の念丈岳(2290m)山頂

全員で登頂記念
 寒冷前線が迫っているので長居は無用! 上澤新道を足早に降って行く。

一瞬だが雲が切れる

念丈倶楽部により「上澤新道」と命名された
 降る前に腹ごしらえしようと上澤の泉で弁当を食べだしたら、ポツリ、ポツリ・・・が始まった。いよいよか!

上澤の泉(水場)

水量は十分ある
 幸い少しだけの通り雨で済んだ。大島山まで降ってくると雲中から抜け出したようだ。

冬は風が強そうだ

大島山(2140m)の山頂(寒~い!)
 冬枯れで殺風景な大島山から、黄葉の残る麓へと降りて行く。

雲中から下界に降る

浅井窪(テント可)
 本高森山から下は更に道が良くなる。幅広い登山道は落葉の散歩道だ。

本高森山(1889m)山頂

ここからは更に道が良くなる
 K.Mさんに勧められて独り前高森山へ寄り道する。登り10分ほどで山頂に着く。笹が刈込まれた広場だがカラマツ林の中で、樹間に周囲の山が見えるだけの山頂である。途中、吉田山への分岐がある。

前高森山へ足を延ばす

前高森山(1646m)山頂、行き止まり
 展望台でメンバーと合流する。ここからは伊那谷、松川町が見晴らせる。携帯電話でタクシーを手配する。

展望台(切り開きの広場)

伊那谷、松川町が見晴らせる
 山には雲が懸かっているが、山麓はまだ晴れている。黄葉、紅葉を楽しみながら行く。

黄葉

紅葉
 高森山登山口から林道を10分ほど下った大沢川の橋でタクシーが待機していた。2人が鳩打峠まで車回収に向う。残り3人は山旅の余韻に耽りながら高森CCまでのんびりと林道を歩く。

高森山登山口、ここにも「クマ出没注意!」が・・・

本高森山から降りてきた道

タクシーP/U地点(大沢川の橋)

小河内岳、悪沢岳、荒川岳、赤石岳 @大沢川の橋
【感想】
 鳥帽子岳、念丈岳は中ア南部の絶好の展望台だし、小八郎岳まででも伊那谷、南ア展望が楽しめます。地元の皆さんに愛されている理由がここにありますね。
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