白馬岳三国境(2751m)-蓮華温泉-

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◆ 山行記録

山行概要

報告
概要
 当初は雪倉岳、朝日岳を周回する計画でしたが、三国境で「天気の崩れが早まっている、18日午後から本降り」との山小屋情報を得て、五輪尾根(濡れた木道)を降り、白高地沢(仮設橋)を渡ることに不安があり、往路を戻る計画に変更しました。
山行日 2011年8月16日(火)~8月19日(金)
鉢ヶ岳(2563m)
天気 8/16 晴れ時々曇りのち一時雨、微風、22℃
8/17 曇り時々晴れのち一時雨、弱風、6℃
8/18 曇り時々小雨,弱風,15℃
コース
概要
蓮華温泉~白馬大池~白馬岳三国境(往復)
装備 23kg(テント泊装備)
食料 夕食(2),朝食(2),行動食(3),水(2L)
同行者 OAC会員1名(H.F)
企画 展望と自然観察

行動記録

【8月16日(火) 晴れ時々曇りのち一時雨、微風、22℃@蓮華温泉】
 岡崎(455) =0:15= 岡崎IC(510) =0:40= 土岐JCT(550) =1:05= 駒ヶ岳SA(655,725) =0:25= 岡谷JCT(750) =0:20= 豊科IC(810) =0:55= ローソン(905,915) =1:20= 蓮華温泉P(1035,1120) –2:25- 天狗ノ庭(1345,1355) –1:35- 白馬大池(1530)TS1

 就寝(1845)
【8月17日(水) 曇り時々晴れのち一時雨、弱風、6℃@白馬大池; 霧、強風、14℃@三国境】
 起床(230)

 TS1(400) –2:00- 小蓮華山(600,620) –0:35- 三国境(655,730) –1:05- 小蓮華山(835,855) –2:05[自然観察0:30]- 白馬大池(1100)TS2  白馬大池周辺で自然観察(1330~1430)

 就寝(1830)
【8月18日(木) 曇り時々小雨,弱風,15℃@白馬大池】
 起床(430)

 TS2(630) –1:25- 天狗ノ庭(755,810) –1:55- 蓮華温泉P[仙気ノ湯、内湯](1005,1300) =1:20= 蕎麦「だいほういん」(1420,1500) =1:15= 豊科IC(1615) =0:20= 岡谷JCT(1635) =1:30= 屏風山PA(1805,1825) =0:10= 土岐JCT(1835) =0:45[渋滞8km]= 岡崎IC(1920) =0:20= 岡崎(1940)

白馬岳三国境 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 白馬岳,白馬町   【1/20万 地勢図】 富山


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @長野

【衛星画像】

【8/15(月) 晴れ,33.2/21.5℃,58%,N5m/s,0.0mm】

【衛星画像】

【8/16(火) 晴れ,32.4/22.6℃,58%,N5m/s,0.0mm】

【衛星画像】

【8/17(水) 晴れ,32.8/21.9℃,55%,W3m/s,0.0mm】

【衛星画像】

【8/18(木) 晴れ,32.8/23.5℃,61%,N3m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

糸魚川市役所(交流観光課) 025-552-1511 蓮華温泉ロッジ 090-2524-7237
新潟県警糸魚川警察署 025-552-0110 白馬大池山荘 0261-72-2002
根小屋(ねごや)駐在所 025-558-2103 朝日小屋 0765-22-1972
白馬村(観光局) 0261-72-7100 糸魚川バス(平岩~蓮華温泉) 025-552-0180
長野県警大町警察署 0261-22-0110 道の駅「小谷」深山の湯 0261-72-3745
白馬村交番 0261-72-2009 だいほういん(北城) 0261-72-7690
朝日町役場 0765-83-1100 小谷観光タクシー(南小谷駅) 0261-82-2045
富山県警入善警察署 0765-72-0110 中央タクシー(糸魚川駅) 025-552-1213
アプローチメモ
ETC料金[割引] ・岡崎~豊科(229.3km): ¥5,450 [¥3,800:平深夜4-6割]
・豊科~岡崎(229.3km): ¥5,450 [¥4,300:通割]
コンビニ&スーパー ・セブンイレブン(白馬岩岳店): 0261-72-8290
・ローソン(白馬神城店): 0261-75-4100
 ※セブンイレブン(白馬岩岳店)が最終店
駐車場 ・蓮華温泉P:無料70台,トイレ
 ※臨時P(300m手前路側帯)13台

◆ 日誌と写真

行動日誌

【8月16日(火) 晴れ時々曇りのち一時雨、微風、22℃@蓮華温泉】

 10時半と遅い到着なので、駐車場の空きがあるか気を揉みながら登って行く。途中数台の車とすれ違ったので、その分空きはあるはずと算段していたが、区画は満車であった。途中道を譲った赤のボルボはちゃっかり枠内に止めていた。幸い出る車があったのでその後に入れさせて貰う。登山準備している間にもちらほらと出て行く車があった。白馬大池から早朝に降ってきた登山者が丁度帰る時間帯になるようだ。

 日帰り入浴は10時受付なので、下山後入浴の客は昼頃出発になる。白馬大池に至るルートは、この蓮華温泉(1475m)からと栂池(1625m)からの2本がある。交通の便、登山口高度、歩行時間などの点で年々栂池に人気を取られているようだ。蓮華には“野天風呂”という“売り”があるのだが・・・。

蓮華温泉の駐車場(70台)

駐車場のトイレ
 蓮華温泉ロッジの裏から登山道が始まり、左は「仙気ノ湯」など野天風呂に通う道、白馬大池へは右をとる。5分ほどで「黄金ノ湯」への分岐がある。

蓮華温泉ロッジ

「蓮華七湯」の案内  拡大
 1600m付近で山腹をジグザグに登るようになると、対岸に湯けむりの上がる野天風呂が遠く望めるようになる。硫黄の匂いも漂ってくる。

「仙気ノ湯」と「薬師ノ湯」

シラビソ林の登山道
 登山道は下草の繁茂、倒木などもなく踏み後明瞭で迷うような分岐もない。大きく進行方向を変える箇所があり、現在地特定もし易い。天狗ノ庭は休憩適地である。軽装備なら2ピッチ、重装備でも3ピッチ目で到達できよう。 (50分/ピッチ)

天狗ノ庭

天狗ノ庭は見晴らしが良い
 天狗ノ庭と白馬大池の中間あたり(2290m)で登山道が10mほど崩壊し迂回路が設けられているが、特に通行に支障はない。

 進路が真南になり、傾斜が緩くなってくると白馬大池から白馬岳に続く登山道にT字合流する。辺りはチングルマが群生するお花畑だ。保護区域の中で近づくことはできないがハクサンコザクラの群生も見られる。

 左折して直ぐに赤い屋根の白馬大池山荘に到着する。テント泊は¥500/人・日、ビールは350ccが¥600、500ccが¥800である。迷わず500ccを買う。テント場は砂地の平坦地で快適である。しかし、ここは風の通り道であること、また大雨の場合は水路の土手から溢れる箇所があるので良く選択しよう。

 夕食は豚しゃぶ、じゃがバター、焼き鳥と豪華だ。美味しい。

白馬大池山荘

チングルマと白馬大池

テント場

水路の畔が低い部分から流水する
【8月17日(水) 曇り時々晴れのち一時雨、弱風、6℃@白馬大池; 霧、強風、14℃@三国境】

 昨夜は夜通しの強風で熟睡できなかった。4時ヘッドランプを灯して出発する。天気が悪いせいだろうか、雷鳥坂でご来光を撮るカメラの列は皆無であった。

 船越ノ頭から先、小蓮華山や三国境は雲の中だ。高度を上げるにつれ雲の中になり視界が悪くなる。時折強い風が吹くので注意する。

雲の中に入る

三国境へ
 三国境で休憩していると、白馬岳から来られた二人連れが「天気の崩れが早まっている、18日午後から本降り」との山小屋情報を教えてくれた。彼らも朝日岳から五輪尾根を降る計画だったが迷っているとのこと。朝日から北又も考えたが結局白馬大池に降りることに決められた。こちらも相談の結果、安全を期して往路を戻ることにした。

三国境

鉢ヶ岳(2563m)
 コマクサやチシマギキョウ、ミヤマコゴメグサなどを写真に収めながらのんびりと降る。

小蓮華山(2769m)

白馬大雪渓
 船越ノ頭の手前で雷鳥の親子を見る。天気が悪いので安心して散歩しているようだ。11時に白馬大池に戻る。

雷鳥親子のお散歩

白馬大池が見える
 このまま蓮華温泉まで降れる時間だが、少しでも高い所に留まりたかったので、ここで連泊とした。テント受付で領収済みの証として黄色のテープ(昨日は青色)をもらう。

 13時から白馬大池の畔や白馬乗鞍岳の近くまで自然観察に出かける。特筆する花は見当たらなかった。帰路に大きな卵(鶏卵のSサイズくらい)を見つける。登山道のすぐ脇、目線の高さだ、何だろう?だれかの冗談だろうか?

 夕食はバジルパスタ、海鮮サラダ、サラミと今夜も豪華だ。

H.Fさん

K.H
【8月18日(木) 曇り時々小雨,弱風,15℃@白馬大池】

 昨夜は風雨ともに強く、明日はどうなるんだろうと少し心配になる。朝日まで行かなくて良かったとも思った。まだ降る気配だったので3時半の起床を4時半に遅らせた。お陰で雨が上がってからのテント撤収、出発となった。

濡れた岩、根っ子で滑りやすい

左端は黒姫山(1222m)
 10時に蓮華温泉に着く。ロッジで入浴の手続きをして、野天風呂に向う。「三国一ノ湯」は一人しか入れない湯船で道路に面している。「仙気ノ湯」は広く白濁したお湯である。一番上の「薬師ノ湯」は先客(男性2名)がいたので、だれもいないうちに「仙気ノ湯」に入ることにした。開放的で雪倉岳の眺めが素晴らしい。山頂に雲が懸かっているのが残念だが・・・。

おっ!団体さんが降りてくる

三国一ノ湯

仙気ノ湯

黄金ノ湯
 内湯で洗ってスッキリしてから家路についた。当然、昼食に蕎麦を食べることは忘れない。前回タクシー運転手に勧められた「だいほういん(大法院)」で・・・、好みの蕎麦、そばつゆで満足だった。
【自然観察】
「誤り」などご教示いただければ幸いです。 MAIL

モミジカラマツ

オオバミゾホオヅキ

ミヤマコウゾリナ

カンチコウゾリナ

カライトソウ

ミヤマホツツジ

トウヤクリンドウ

ミヤマダイコンソウ

イワギキョウ

チシマギキョウ

コマクサ

オンタデ

アキノキリンソウ

ミヤマアキノキリンソウ

ハクサンフウロ

イブキジャコウソウ

タカネナデシコ

イワイチョウ

チングルマ

アオノツガザクラ

エゾシオガマ

ヤマハハコ

イワツメクサ

?-1

イチヤクソウ

ミヤマコゴメグサ

ウメバチソウ

ソバナ

?-2

イワオトギリ

ダイニチアザミ

シモツケソウ
【感想】
 楽しみにしていた雪倉岳から朝日岳のお花巡りは次年に持ち越しになりました。五輪尾根は登りに使うほうが安心なのですが・・・、辛い想い出(朝日岳周回-070811)もあります。悩ましいところです。
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