経ガ岳(1625m)−残雪の白山展望−

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2004年5月8日(土)
経ヶ岳(1625m) @伏拝
天気 快晴のち曇り、微風
コース概要 中ノ平避難小屋---経ガ岳(往復)
装備 7kg(日帰り)
食料 昼食+行動食+水(1.5リットル)
同行者 OAC会員4名
企画 残雪の白山展望

行動記録

【5/7(金)】
旧岡崎市民病院(2055) === 岡崎IC(2100) === 長良川SA(2200,2215) === 白鳥IC(2250) === 中ノ平避難小屋(030)TS1
就寝(0115)
【5/8(土) 快晴のち曇り、微風】
起床(505)
TS1(550) === 林道終点駐車場(555,620) --- 法恩寺山(702,712) --- 伏拝(735,743) --- P1390横平坦部(830,840) --- 北岳(930,945) --- 経ガ岳(1010,1040) --- 北岳(1100) --- P1390下平坦地(1140,1148) --- 伏拝(1227,1235) --- 法恩寺山(1300,1305) --- 林道終点駐車場(1340,1352) === 勝山温泉「水芭蕉」(1425,1520) === 「福そば」陽明店(1535,1610) === 白鳥IC(1720) === 美濃関SA(1755,1815) === 岡崎IC(1915) === 旧岡崎市民病院(1920)

経ガ岳 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)金沢を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

勝山市役所 0779-88-1111 木下病院 0779-87-3333
勝山警察署 0779-88-0002 勝山病院 0779-88-0350
勝山消防署 0779-88-0400 勝山タクシー 0779-88-0251
深谷病院 0779-88-0011 奥越高原青少年の森 0779-67-1321
たけとう病院 0779-88-6464 勝山温泉「水芭蕉」 0779-87-1507

◆ 日誌と写真

行動日誌

【5/7(金)】

 0:30、予定通り中ノ平避難小屋に到着する。深夜なので先客が居ないことを静かに確認してから入室する。軽く寝酒を飲んで、1:15シュラフに入る。

【5/8(土) 快晴のち曇り、微風】
 5:05起床。寝足りない感じは否めないが、モソモソと起き出す。各自用意した朝食を取り、5:50小屋を出発し林道終点まで車を走らせる。10台ほど止められる転回場兼駐車場である。流石に他に車は無い。
 遊歩道として整備された単調な階段道を登る。最後は梯子のような急階段になっている。ここから先は山道となり傾斜も緩む。やがて植林帯を抜けると明るい自然林となる。
 左手はスキー場のゲレンデとなっている。ゲレンデと行き来できる処が2箇所ある。最初の処でゲレンデに出て、リフトに沿って終点まで上がる。眼下には、スキージャム勝山のダウンヒルコースが麓まで続いている。所々名残の雪が残っている。リフト終点を更に進むと登山道に出合う。右にとり、まずは法恩寺山山頂を踏むことにする。我々だけの静かな山頂で、方位盤で周囲の山を確認する。これから向かう経ヶ岳は逆光で山の表情は良く分からない。北岳と本峰で双耳峰を成している。経ヶ岳の左手遠くに憧れの白山が望まれる。今日は一日好天気なので、近づくにつれ優美な姿を堪能させてくれるだろう。

登山者駐車場 @林道終点

杉林の中、整備された階段を登る
 伏拝に向かう途中から雪道になった。尾根通しの登山道が白く続いている。

法恩寺山から伏拝に向かう

伏拝
 早朝の穏やかな陽光を浴びながら、締まった残雪を気分良く歩く。P1390mへの登りは少し急な雪面になっているが、アイゼンを必要とする程ではない。

穏やかな陽光を浴びながら残雪を歩く

P1390mへの急登
 ルートは山頂手前で左に直角に曲がるので視界の悪い時は注意しよう。ここからも白山が良く望まれる。随分近付いた感じがする。

白山 @P1390m付近

白山を眺める @P1390m付近
 このコースは低いながらも終始白山展望に優れ、爽快な稜線歩きが楽しめる。特にこの残雪期と前衛の加越国境の峰々が紅葉する10月中旬がお奨めである。
 赤兎山からの縦走路が近付いてくると北岳は近い。しかし、登っても登っても次のピークが現れる。(^^ゞ

白山を眺めながら残雪の稜線歩き

北岳までもう少し、もう少し、・・・
 9:30、法恩寺山から2時間余りで北岳に到着する。ここは静かに白山を眺められる取って置きの展望台である。別ルート、切窓から急登に喘いで経ガ岳に辿り着いた人がここまで脚を伸ばすことは少ない。

加越国境の向こうに白山 @北岳

北岳山頂にて (T.N氏提供)
大長山 白山 赤兎山 別山 三ノ峰

白山(2702m)と別山(2399m)、手前は赤兎山(1639m)へ続く縦走路 @北岳

白山(2702m) @北岳

経ヶ岳(1625m) @北岳
 存分に白山展望を楽しんだら、三角点のある経ガ岳(本峰)に行こう。一旦下って登り返すが20分もあれば着く。それに道中はカタクリが賑やかに咲いていて目を楽しませてくれる。

ランチタイム @経ガ岳

経ガ岳山頂にて (T.N氏提供)
 経ガ岳の山頂はランチタイムに好適な広場になっている。別山から奥美濃の山々へと連なっている。経ガ岳への別ルート、保月山、池ノ大沢(唐谷川)が俯瞰できる。火口跡の池ノ大沢はまだタップリの残雪を蓄えている。初夏まで春の花を見ることができる訳だ。
別山   三ノ峰 願教寺山 よも太郎山 薙刀山 野伏ヶ岳  小白山

別山と石徹白の山々、奥に丸山、芦倉山、大日ヶ岳が頭を出している @経ガ岳

池ノ大沢(火口跡)と保月山(1273m) @経ガ岳
 10:40、山頂が賑わいだしたので静かな北岳に戻る。白山の白山に見とれて足元のカタクリを踏みつけないよう注意する。

法恩寺山(1357m) @経ガ岳

白山を眺めながら経ガ岳から北岳に戻る

白山と別山 @経ガ岳から北岳  拡大

新緑が目に優しい @経ガ岳から北岳
 保月山からのコースは北岳の辺りまで登山道の刈込みが行われている。幅広く刈込まれたせいなのか分からないが、以前はたくさん咲いていたキクザキイチゲは一輪しか見つけることができなかった。また、尾根道が崩れ出している処が数箇所ある。こんなに幅広く刈る必要は無いように思う。

過度な刈込みが尾根道の崩壊を招く?

新緑のぶな林を行く
 帰路は新緑を愛でながら雪道歩きを楽しむ。P1390mの急な降りもグリセードもどきで滑降する。
 深い雪の重圧に耐えて行き続ける樹木の逞しさに感動する。曲げられても折られても、春が巡れば上へ上へと伸びていく。

重い雪に耐えて生長する樹木

重い雪に耐えて生長する樹木
 法恩寺山山頂から登山道を辿り法音寺跡を経由して下る。なお、雪融けの水が登山道を川に変えているので、法音寺跡を過ぎた所で右手のゲレンデに出た方が歩き易い。

法音寺跡

スキージャム勝山のゲレンデ
【自然観察】

キクザキイチゲ

キクザキイチゲ

カタクリ

カタクリ

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ

イワウチワ

イワウチワ
【感想】
 G/Wに続き、また白山に惹かれてやって来ました。こちらは終始白山が展望できるお奨めのコースです。アイゼン、ピッケルなどの雪装備は必要ありませんが、用心に軽アイゼンを携行すれば安心でしょう。
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