銚子ヶ峰(1810m)−新人研修山行−

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2004年7月3日(土)〜4日(日)
別山(2399m) @銚子ヶ峰 拡大
天気 3(土) 晴れ時々曇り、微風
4(日) 晴れのち曇り、微風
コース
概要
上在所==登山口--大杉--神鳩ノ宮避難小屋(泊)--銚子ヶ峰(往復)
装備 20kg(避難小屋泊)
食料 夕食、朝食、行動食2日、水(2L+2L)
同行者 OAC会員10名
企画 新人研修山行

行動記録

【7/3(土) 晴れ時々曇り、微風】
旧岡崎市民病院PKG(605) === 岡崎IC(610) === 一宮JCT(650) === 長良川SA(710,730) === 白鳥IC(805) === 白山中居神社PKG(840) === 登山口(900,930) --- 石徹白の大杉(940,945) --- おたけり坂(1100,1110) --- 神鳩ノ宮避難小屋(1145)TS
新人研修(1300〜1600)
就寝(2130)
【7/4(日) 晴れのち曇り、微風】
起床(400)
TS(530) --- 母御石(600) --- 銚子ヶ峰(620,705) --- 神鳩ノ宮避難小屋(750,845) --- 登山口(1005,1030) === 「満天の湯」(1055,1230) === 白鳥IC(1255) === 関SA(1330,1400) === 岡崎IC(1500) === 旧岡崎市民病院PKG(1505)

銚子ヶ峰 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

白鳥町役場観光課 0575-82-3114 白鳳会鷲見病院 0575-82-3151
八幡警察署 0575-67-0110 白鳥町自主運行バス 0575-82-3111
白鳥交番 0575-82-2110 白山交通(株) 白鳥町 0575-82-2226
郡上広域連合消防本部 0575-67-1127 道の駅「白鳥」 0575-85-2747
国民健康保険白鳥病院 0575-82-3131 天然温泉「満天の湯」 0575-86-3487

◆ 日誌と写真

行動日誌

【7/3(土) 晴れ時々曇り、微風】
 6:00と遅い出発のせいか、いつもはガラガラの東海北陸自動車道がそれなりに混んでいた。しかし、スキーシーズンの混み具合に比べれば・・・、十分空いているほうだ。長良川SAで朝食にカレーライスを食べる。ここも若者で賑わうシーズンとは異なり、今日は何故か落ち着いた感じがする。見渡すと同世代の”中高年”ばかり。
 9:00、石徹白登山口の駐車場に到着する。20台ほどの広い駐車場だが、日帰り組か釣り人か7割方詰まっていた。ここには、トイレ、水場、東屋、案内板と登山口としての施設が整っている。上の神鳩ノ宮避難小屋もこの登山口の施設も、地元ボランティアの皆さんのお蔭で最良な状態が維持されている。心より感謝申し上げたい。

石徹白登山口の駐車場

石徹白登山口のトイレ

石徹白登山口の東屋

「白山・別山の山頂図」 拡大

白山登山道入口

冬の白山登山道入口(2003.12.27撮影)
 昨年師走に来た時、「白山登山道入口」の標識はあるが夏道の痕跡は何もない。積雪50cmの段差を昇ってラッセルを・・・」とレポートしたが、実は、立派な石段の参道だったのだ。冷たい水で力をつけ、420の石段を登って行く。

石徹白登山口の水場

石徹白の大杉への石段
 10分ほどで石段を登りきり、「いとしろ大杉」に到着する。樹齢1800年の特別天然記念物である。

「いとしろ大杉」

樹齢1800年の「石徹白のスギ」
 ブナの新緑に包まれて癒しの林を歩く。木漏れ日が目に優しい。贅沢を言うなら、もう少し”風よ吹いてくれ”

ブナの新緑に包まれて

癒しの林を歩く
 「おたけり坂」の急登が始まる。息が上がる。暑い! 「雨宿りの岩屋」で一息つく。もうあと少しだ。

「おたけり坂」の急登が始まる

「雨宿りの岩屋」で一息ついて
 ”さあ、頑張って!”の掛け声も空しく、11:45、あっけなく神鳩ノ宮避難小屋に到着する。そして、一同感激!何と立派な避難小屋なんだろう。「水場2分(1分を書き換えて)」と連絡ボードには書かれているが、往復6分位と思っていた方が良い。細い流れだが、パイプを使って注ぎ易いようにしてある。

快適な神鳩ノ宮避難小屋

「来た時よりも美しく」で大切に使おう! 拡大

水場(往復6分)への降り口

水場
 昼食後、3時間に渡って真面目に”新人研修”を行う。宴会モードは暫し”お預け”

研修会「ルール、モラルについて」

研修会「事故対策について」

研修会「読図について」

研修会「ロープワークについて」
 16:00、新人だが気象予報士のA.Iさんに天気図をお願いし、他のメンバーは最後の炊飯実習に入る。旧人に水加減、火加減を習い、美味しいご飯が炊けた。錦糸玉子の載った豪華なちらし寿司の出来上がり!あとはお決まりの宴会モード。冷えたビール、ワイン、角瓶と美酒に酔う。酔うほどに山の歌が巡る。
 外は雲ひとつ無い星空、「明日は晴れる」との予報に安心し、心地よい眠りに就く。

【7/4(日) 晴れのち曇り、微風】
 4:00起床。5:30、ハイキング装備の軽装にて銚子ヶ峰ピストンに出発する。小屋の連絡ボードに「7/3 銚子ヶ峰までの間に熊が出ています。」の記載があるので、熊除け鈴を鳴らしながら、熊撃退スプレーを腰に下げて行く。そして最後は神鳩ノ宮跡の祠に神頼みする。

「7/3 銚子ヶ峰までの間に熊が・・・」 拡大

神鳩ノ宮跡の祠に「熊除けをお願いして・・・」
 尾根道らしからぬ塹壕のような登山道を暫く登る。樹林を抜け笹原が広がるようになると、行く手に大きな「母御石」が目に留まる。

母御石が目立つ

母御石と別山
 母御石までの登りを頑張れば、あとは笹原を悠々と逍遥しながら銚子ヶ峰に至る。雲海が眼下にあり、高山の雰囲気を醸し出す。正面には別山が立ちはだかるように構えている。

銚子ヶ峰(1810m)へ笹原の行く

雲海に浮かぶ大長山(1671m)
 6:20、銚子ヶ峰に到着。貸切の山頂で、昨日の「読図講習」を反芻しながら山座同定と展望を存分に楽しむ。

銚子ヶ峰(1810m)登頂記念

山座同定を楽しむ

三ノ峰(2128m) @銚子ヶ峰

別山(2399m) @銚子ヶ峰
経ヶ岳(1625m)  赤兎山(1639m) 大長山(1671m) 大日山(1368m)

奥越の山々 @銚子ヶ峰
 7:05、更に脚を伸ばしたい想いを断ち切り、別山に別れを告げ、ガスが上がってきた往路を戻る。

別山に別れを告げ

ガスが上がってきた往路を戻る
 7:50、神鳩ノ宮避難小屋に戻る。早立ちの日帰り組みがベンチで休憩していた。ガスが上がってきているので山頂に急がねば・・・。
 小屋を掃き清め、トイレも清掃して、快適な小屋に感謝し下山する。荷物も軽く足取りも軽い。新人も皆元気だ。

おたけり坂を降る

石徹白の大杉へ降る
【自然観察】

ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナ

ツマトリソウ

ツマトリソウ

カラマツソウ

カラマツソウ

タニウツギ

タニウツギ

?−1

?−1

ミツバオウレン

ミツバオウレン

イワカガミ

イワカガミ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

コウゾリナ

コウゾリナ

マイズルソウ

マイズルソウ

イワハゼ(アカモノ)

イワハゼ(アカモノ)

?−2

?−2

サンカヨウ(実)

サンカヨウ(実)

ヒキノカサ?

ヒキノカサ?

ササユリ

ササユリ

?−3

?−3

ツルアリドウシ

ツルアリドウシ

ツルアリドウシ

ツルアリドウシ

コナスビ

コナスビ

マタタビ

マタタビ

キツネノボタン

キツネノボタン
【感想】
 石徹白登山口から銚子ヶ峰は十分日帰り可能なコースです。危険箇所もなく、家族連れでも安心して登れます。健脚には快適な神鳩ノ宮避難小屋を活かした”欲張りな計画”を立てることも可能でしょう。やはり白山を眺めなくては・・・。
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