白山(2702m)−お花松原のナナカマド紅葉−

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2004年10月2日(土)〜3日(日)
ナナカマド紅葉 @お花松原
天気 10/2 曇りのち小雨、微風
10/3 曇り時々霧、弱風、 10℃
コース概要 10/2 白水湖--大倉山避難小屋TS1
10/3 TS1--大汝峰--お花松原(往復)
装備 18kg(ツェルト携行避難小屋泊)
7kg(ツェルト携行日帰りハイキング)
食料 夕朝食1日,行動食2日,水(4.5L),B(1.4L)
同行者 K.M,M.C(OAC会員)
企画 お花松原のナナカマド紅葉観賞

行動記録

【10/2(土) 曇りのち小雨、微風】
岡崎IC(610) ==1:00== 長良川SA(710,725) ==0:45== 荘川IC(810) ==0:25== 県道白山公園線入口(835) ==0:25== 白水の滝(900,920) ==0:05== 平瀬道登山口(925,955) --0:35-- 大白川から1km(1030) --0:35-- 大白川から2km(1105,1110) --0:40-- 大白川から3km(1150) --0:30-- 大倉山避難小屋(1220)TS1

就寝(1800)
【10/3(日) 曇り時々霧、弱風、 10℃@大倉山避難小屋】
起床(300)

TS1(345) --0:25-- 大白川から5km(410) --0:20-- カンクラ雪渓、大白川から5.7km(430,435) --0:25-- 平瀬道分岐(500) --0:15-- 白山室堂(515,535) --0:40-- 中宮道分岐(615) --0:55-- お花松原(710,745) --1:00-- 中宮道分岐(845) --0:15-- 大汝峰(900,915) --0:10-- 中宮道分岐(925) --0:35-- 室堂(1000,1020) --0:15-- 平瀬道分岐(1035) --0:40-- 大白川から5km(1115) --0:15-- 大倉山避難小屋(1130,1200) --0:50-- 大白川から2km(1250) --0:20-- 大白川から1km(1310) --0:25-- 平瀬道登山口、大白川温泉(1335,1435) ==0:30== 県道白山公園線入口(1505) ==0:30== 荘川そば「蕎麦正」(1535,1555) ==0:05== 荘川IC(1600) ==1:50== 岡崎IC(1750)

平瀬道〜お花松原 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

荘川村役場 05769-2-2211 白山自然保護センター 0761-95-5321
高山警察署 0577-32-0110 白山観光協会 0761-93-1001
鳩ヶ谷警察官駐在所 05769-6-1004 大白川野営場 05769-5-2033
平瀬交番 05769-5-2261 平瀬温泉 05769-5-2422
郡上広域連合消防本部 0575-67-1127 白山タクシー 05769-5-2341
大白川温泉 05769-6-1311 荘川そば「蕎麦正」 05769-2-2234

◆ 日誌と写真

行動日誌

【10/2(土) 曇りのち小雨、微風】
 2年前にお花松原を訪れた時、紅葉の盛りは過ぎていたものの秋の澄み切った青空を背景に白山主峰群を彩るナナカマドの紅葉とハイマツの緑の錦衣の織り成しに目を奪われた。昨年は悪天候のため途中敗退となり、今年こそはと期待を高ぶらせてお花松原に向かった。しかし、北海道旭岳や立山の「例年より早い」との紅葉情報や直前の台風21号の影響が気がかりであったが・・・。
 週末は「寒冷前線の通過で雨模様」の予報のせいか、東名高速、東海北陸自動車道とも空いていた。予定時間より早かったので「白水の滝」に立ち寄る。ブナやトチノキの巨木の林中の遊歩道を下って5分ほどで滝見台に着く。落差72mの豪快な水音が響く。ここにはトイレと真新しい休憩所が整っている。

白水ノ滝

トイレ @白水ノ滝
 平瀬道登山口の上の駐車場には20台ほど止まっていた。ここには上下2箇所の広い駐車場、トイレ、水場、休憩所(登山届記入所)が揃っている。

平瀬道登山口の駐車場

平瀬道登山口の案内板
 身支度を整えていると霧雨が下り出してきた。ブナ林に入ってしまえば、まだカッパを着るほどの雨ではない。

ブナ林を登る

倒木を潜る
 霧雨に煙るブナ林が幻想的な世界を醸し出す。登山道は適度に整備されている。また急斜面はジグザグにルートが付けられているので歩き易い。

霧雨に煙るブナ林を行く

たまには手を使う箇所もある
 12:20、早々と大倉山避難小屋に到着する。丁度お昼時で賑わっていた。雨宿りしては出かける人を見送りながら夕食時までのんびりと寛ぐ。夕食は、焼き鮭ときのこの蒸し物、豚汁、栗ご飯と豪華メニューである。冷たいビールより温まるウィスキーが好まれる季節になった。外は相変わらず静かに雨が降っている。18:00、我々3人だけの小屋でユッタリと寝る。

【10/3(日) 曇り時々霧、弱風、 10℃@大倉山避難小屋】
 3:00起床、霧がかかっているがぼんやりと月は見える。雨は降っていない。朝食のサンドウィッチを食べ、3:45、日帰り装備でヘッドランプを灯して出発する。5:15、まだ暗い中、白山室堂ビジターセンターに到着する。非常灯だけが灯る暗いロビーには石油ファンヒーターが焚かれていた。暖かさが懐かしい。

室堂と別山

大汝峰近道を行く
 御前峰での”お日の出”を迎えるヘッドランプの列がチラホラと見えていたが今日の天気では望めまい。御前峰経由はやめて大汝峰近道でお花松原へ急ぐ。登るにつれ別山が良く見えるようになる。経ヶ岳や加越国境の山々が雲海に浮かぶ。遠く荒島岳もうっすらと山容が分かる。

別山(2399m)

赤兎山、経ヶ岳、大長山が雲海に浮かぶ
 御前峰の西側を巻く登山道は、室堂から少し登るがあとはほぼ水平に付けられている。大汝峰(2684m)が見えてくるとまもなく千蛇ガ池に着く。僅かに雪が残る池は雨で濁っていた。

大汝峰(2684m)

千蛇ガ池に僅かに雪が残る
 大汝峰、岩間道(加賀禅定道)との分岐を右にとり中宮道に入る。お花松原が見下ろせる所まで進む。

お花松原に下る

剣ガ峰(2677m)
 「うっ!」 一抹の不安はあったものの予想を超える”殺伐とした景観”に落胆する。ナナカマドの紅が見当たらない。葉を落とした冬枯れの木々が林立するのみである。それでも、折角来たのだから・・・と、お花松原まで下りることにする。

紅葉の山肌は僅か

お花松原
 山頂に雲がかかる前に写真に収める。下から見上げると、ナナカマドの実と僅かに残る葉の紅が少しは彩りを成す。

剣ガ峰(左)と紅葉

大汝峰(中奥)と東側尾根と紅葉

大汝峰東側尾根と紅葉

大汝峰(右奥)と紅葉
 白山主峰群が霧に覆われてきた。下からも霧が上がってくる。秋の澄み切った青空を背景に白山主峰群を彩る・・・は次の機会の楽しみとし、足早に主稜線まで登り返す。

ナナカマド紅葉と奇岩

主稜線に登り返す
 展望は得られないけれど折角なので大汝峰山頂を踏むことにする。僅か15分で山頂に至る。流石に誰も居ない。大汝神社の石垣の中で風を避けて小休止。気温は10℃だが寒く感じる。

大汝神社

足元を注意して大汝峰を下る
 往きと同じルートで室堂に戻る。往きには気にも留めなかったナナカマドが今はなぜか鮮やかに見えてしまう。

大汝峰近道を室堂に戻る

ナナカマド紅葉
 室堂で一息入れてから平瀬道を大倉山避難小屋へと戻る。

枯れ野となった室堂

白山比盗_社(白山奥宮)

ホットタイム

室堂から平瀬道分岐へ

名残を惜しみながら

チングルマの紅葉
 往きは真っ暗だったので気づかなかったが、意外と鮮やかなナナカマドが大倉山避難小屋まで続く。

ナナカマド紅葉

ナナカマド紅葉

綺麗な紅葉を見つけて・・・

ナナカマド紅葉

ナナカマド紅葉

大倉山避難小屋
 11:30、小屋に戻る。約8時間の”お花松原ナナカマド紅葉観賞ツアー”が終了した。残しておいたビールで乾杯!汗ばんだ身体に旨い!12:00、”軽い足取り”となって下山する。あとはお決まりの温泉と蕎麦が待っている。

霧の中に降って行く

塩で味わう新そば @荘川そば「蕎麦正」
【自然観察】
お花は来年の花季に備えていました。
誤りなどございましたらご連絡いただければ幸いです。

シラタマノキ

シラタマノキ

ミヤマクロユリ(種子抜け殻?)
 
チングルマの紅葉

マツムシソウ

マツムシソウ
【感想】
 お花松原は中宮温泉から入るのは長丁場でたいへんですが、この平瀬道で入り大倉山避難小屋で泊まれば比較的楽に往復できます。紅葉情報と天気を見ながら、来年再度訪れたいものです。
 Topページ「アルプスの恋歌」へは、http://www.lares.dti.ne.jp/~k-hataをURL入力して戻って下さい。