大日山(1368m)  新保コース

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2004年11月27日(土)〜28日(日)
鈴ヶ岳(1174m) @ブナ平
天気 11/27(土) 霧雨時々曇り、微風、6℃
11/28(日) 曇り時々霧雨、微風、4℃
コース概要 新保登山口--ブナ平--大日山(往復)
装備 19kg(ツェルト携行避難小屋泊)
食料 夕食、朝食、行動食(2)、水(3.0L/人)
同行者 N.Y、K.U(OAC会員)、H.K(MML会員)
企画 新雪の白山展望と紅葉の見納め

行動記録

【11/27(土) 霧雨時々曇り、微風、6℃】
岡崎岩津市民センターPKG(505) ==0:07== 豊田東IC(512) ==1:03== 米原JCT(615) ==0:15== 賤ヶ岳SA(630,650) ==1:30== 小松IC(820) ==0:10== サンクス(830,840) ==0:55== 新保登山口(935,1000) --0:55-- 熊ノ平(1055,1105) --0:45-- ブナ平かたくり小屋TS1(1150)

OPT. TS1(1320) --0:20-- 鈴ヶ岳(1340,1355) --0:20-- TS1(1415)

就寝(20:10)
【11/28(日) 曇り時々霧雨、微風、4℃】
起床(4:30)

TS1(605) --0:50-- 大日山(655,705)霧4℃ --0:35-- 大日避難小屋(740,815) --0:33-- 大日山(848,855) --0:33-- ブナ平かたくり小屋(928,1020) --0:37-- 熊ノ平(1057,1105) --0:30-- 新保登山口(1135,1148) ==0:52== 瀬領温泉「せせらぎの郷」(1240,1325) ==0:30== 喜多方ラーメン「丁字屋」(1355,1430) ==0:05== 小松IC(1435) ==0:50== 杉津PA(1525,1538) ==0:32== 米原JCT(1610) ==1:10== 守山PA(1720,1728) ==0:22== 豊田東IC(1750) ==0:07== 岩津市民センターPKG(1757)

大日山 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

小松市役所環境企画課(地図) 0761-24-8067 小松市民病院 0761-22-7111
 〃 林努水産課(大杉林道) 0776-66-0110 やわたメディカルセンター 0761-47-1212
小松警察署 0761-22-5231 西木医院 0761-47-3523
小松市消防本部 0761-20-1119 瀬領温泉「せせらぎの郷」 0761-46-1919
県小松土木事務所(R416) 0761-21-3333 手打そば処「駒長」JR駅北 0761-22-0614

◆ 日誌と写真

行動日誌

【11/27(土) 霧雨時々曇り、微風、6℃@ブナ平】
 「週末は冬型の気圧配置となり、海上は大しけ、強風に注意」との予報であったが、降水量が少なめで日曜日には回復するのでは・・・という期待をいだき、大日山に向けて出発した。
 東名、名神、北陸道と順調に走り、小松ICを予定より10分早く8:20に降りる。途中コンビニに寄り行動食などを調達する。R416を小松市新保町奥の登山口へと向かう。この国道は大日峠を越えて福井県勝山市横倉と繋がる計画なのであろうが、今は大日峠の手前でそれぞれ終点となっている。道路は進むにつれ悪路、やがて未舗装となる。途中2箇所で道路工事が行われていたが通行止めにはなっていない。切りの良いところで通して貰える。
 紅葉は登山口までの間が見頃(見納め)であった。もう直ぐ雪に閉ざされてしまう山里はひっそりとしていた。登山口には、案内板、トイレが設置されている。駐車は小松市の「ガイドマップ」通り8台程度と思われる。なお、手前に40台の駐車場と記載されているが確認できなかった。また、木地小屋も小屋跡(廃屋)である。

新保登山口 PKG8台

新保登山口 簡易トイレ

新保登山口 案内図  拡大

新保登山口 木地小屋跡
 細かな雨が降り出す。カッパを下だけ着用する。風がないので上は傘で凌げる。いきなり、”制服のカッパ”着用である。

左岸に沿って植林帯を行く 新保登山口〜熊ノ平

刈込まれた登山道 新保登山口〜熊ノ平
 登山道は”程よく”整備されている。崩れかけたところには桟道が、川には木橋が架けられている。渡渉が4箇所あるが、残雪期や雨後の増水時以外は、注意して渡れば危険は無いと思われる。しかし、対岸を選ばないと藪に絡みつかれることになる。

苔生した木橋 新保登山口〜熊ノ平

渡渉1 新保登山口〜熊ノ平

渡渉2 新保登山口〜熊ノ平

渡渉3 新保登山口〜熊ノ平

渡渉後、ブッシュに絡まり苦闘する 

熊ノ平に向かう
 沢が合流する開けた場所に出る。ここが熊ノ平か?と思ったが、4度目の渡渉を終えた尾根へに取付きに「熊ノ平」の道標があった。

開けた処にでる、熊ノ平か?

4度目の渡渉を終え、尾根へに取付きが熊ノ平!
 ブナ平への尾根道はロープが取り付けられた急登である。少し汗ばむ頃に「カタクリ小屋へ1km」の案内を見つける。疲れた時は、どうしても”残り・・・”を考えてしまうものだ。この先も”カウントダウン”してくれる。

ロープが取り付けられた急登

「カタクリ小屋へ1km」の案内
 植林帯を抜けると明るい自然林になる。相変わらずの曇り空で、正面の主稜線(大日山〜鈴ヶ岳)には霧がかかっている。

植林帯を抜けると明るい自然林になる

正面に主稜線が薄っすらと見えてくる
 「500m」、「300m」、・・・と”カウントダウン”に励ませられながら最後の急登を頑張る。

ブナ平へ再び急登となる

ブナ平まで急登と痩せ尾根が続く
 漸くブナ平に到着する。かたくり小屋も目前だ。

漸くブナ平に着く

かたくり小屋も目前で、ホッとする
 平成14に新築されたばかりのかたくり小屋は、期待した通りの立派な避難小屋である。内部も綺麗で地元の皆さんに大事に利用されていることが分かる。冬季も使えるように工夫されている。2階にも寝られるので30人でも十分泊まれるのではなかろうか。但し、トイレと水場はないので、それなりの準備が必要である。

かたくり小屋

冬季入口が2Fにある

板間も土間も綺麗に使われている

窓も雪対策の鎧戸付き

薪ストーブ

展望ベンチ
 展望は期待できないが、雨が止んでいる内に鈴ヶ岳をピストンする。空荷なので片道20分である。

鈴ヶ岳に向かう

鈴ヶ岳(1174m)山頂にて
 鈴ヶ岳山頂の手前(南側)に「花立の岩」という尖った岩があったが近寄って確認はしていない。

鈴ヶ岳(1174m)山頂にて

「花立の岩」 山頂の手前(南側)
 かたくり小屋への帰路に山頂が雲の中の大日山を見ることができたが、これが今回山行で一番の展望になるとは・・・。

「花立の岩」 山頂の手前(南側)

大日山(1368m)とかたくり小屋
【11/28(日) 曇り時々霧雨、微風、4℃@大日山】
 4:30起床。西の空に残る満月を見て好天を期待したのだが・・・、明るくなるにつれ霧が深くなってきた。ヘッドランプを燈しながら、霧の中、大日山へ向かう。
 山頂は真っ白、何も見えない。帰りには晴れているかも・・・と期待して加賀甲へと進む。

霧の中、大日山へ向かう

霧の大日山(1368m)山頂
 小大日山を経て真砂へ下る”徳助新道”の道標が地面に置かれて(?)いる。加賀甲(大日避難小屋)へは左を行く。

左、加賀甲(大日避難小屋)に向かう

登山道には薄っすらと雪が見られる
 越前甲への分岐には立派な道標が建っている。少し進んでみたが、踏み跡は薄そうだ。カタコガ原の手前に水場がある。

越前甲への分岐、踏み跡は薄い

カタコガ原手前の水場
 カタコガ原から加賀甲まで、なだらかな笹原が続く。登山道は幅1m以上で刈り込まれている。

霧のカタコガ原

ボンヤリと加賀甲が見える
 7:40、大日避難小屋に着く。静かだ。誰も居ない。日帰り登山者が登ってくるには早すぎる時間だ。時折上空に青空が見え隠れする。コーヒーを飲みながら霧が晴れるのを待つ。

大日避難小屋 @加賀甲

朽ちた旧小屋

薪ストーブは老朽化

板間は広い(2.4m×4.8m)
 30分待つも好転の兆しなし。小屋前で記念撮影して、”もやっと”した気分のまま大日山への帰路に着く。

徳助新道の案内地図  拡大

大日避難小屋にて
 しかし、カタコガ原への下り始めでほんの束の間であるが輝く雲海の広がりを眺めることができた。

束の間の展望

輝く雲海が広がる
 再び濃い霧に包まれ、静寂の大日山に戻る。方位盤を囲み新雪の白山の方角を見定め、”真っ白な白山”をバックに記念撮影する。

緩やかに大日山へ登り返す

霧の大日山で方位盤を囲み

新雪の白山の方角を見定め

”真っ白な白山”をバックに記念撮影
 清掃と戸締りをして、お世話になったかたくり小屋を後にする。下るにつれ霧が薄くなり、お日様が顔を覗かせ、向かいの山には青空が広がる。

ブナ平からの下りで漸くお日様が・・・

青空が広がって・・・
 ザックカバーが眩しく反射するほどの強い陽射しを浴びながら新保登山口に戻る。

ザックカバーが眩しく反射する陽射しを浴びて・・・

瀬領温泉「せせらぎの郷」
【感想】
 三度目にして漸く大日山の山頂を踏むことができましたが、天候に恵まれず新雪の白山展望は叶いませんでした。しかし、快適なかたくり小屋で、静かな晩秋を友と賑やかに過ごせました。残雪期、お花の時期に再度訪れたいものです。
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