大日ヶ岳(1709m) 雪上訓練

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2005年3月12日(土)〜13日(日)
水後山(1559m) @大日ヶ岳
天気 3/12(土) 曇り時々小雪、微風、-4℃
3/13(日) 曇り、微風、-6℃      
コース概要 高鷲スノーパーク+++ゴンドラ上---大日ヶ岳(往復)
装備 21kg(テント泊雪山装備)
食料 夕食(1)+朝食(1)+行動食(2)
同行者 3人(OAC会員)
企画 雪上訓練

行動記録

【3/12(土) 曇り時々小雪、微風、-4℃】
旧岡崎市民病院跡PKG(515) ==0:05== 岡崎IC(520) ==1:00== 長良川SA(620,645) ==0:40== 高鷲IC(725) ==0:20== 高鷲スノーパークPKG(745,842) ++0:13++ ゴンドラ上(855,912) --0:33-- 前大日ヶ岳(945,955) --0:20-- 大日ヶ岳[1709m](1015)TS

雪洞作り(1130,1530)

就寝(2130)
【3/13(日) 曇り、微風、-6℃】
起床(600)

雪上訓練(900〜1130)

TS(1225) --0:35-- ゴンドラ上(1300,1315) ++0:12++ ゴンドラ下(1327) ---- 高鷲スノーパーク駐車場(1350) ==0:25== 湯の平温泉(1415,1515) ==0:05== 高鷲IC(1520) ==1:10== 関SA(1630,1700) ==1:00== 岡崎IC(1800) ==0:05== 旧岡崎市民病院跡PKG(1805)

大日ヶ岳 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000金沢、岐阜を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

郡上市役所(高鷲町) 0575-67-1121 白鳥病院 0575-82-3131
郡上警察署 0575-67-0110 高鷲タクシー 0575-72-5510
高鷲警察官駐在所 0575-72-5014 高鷲スノーパーク 0575-72-7000
郡上市消防本部 0575-67-1127 奥美濃そば「五郎作」 0575-73-2552
郡上北消防署(白鳥) 0575-82-5119 湯の平温泉  0575-72-6455
高鷲診療所 0575-72-5072 そば勝更科本店(白鳥)  0575-72-6455

◆ 日誌と写真

行動日誌

【3/12(土) 曇り時々小雪、微風、-4℃】

 低気圧通過後真冬並みの寒気が入り、山は大荒れ、平野部でも雪が降るという天気予報にも拘わらず、高鷲スノーパークは先週の好天時と同じくらい混み合っていた。身支度を整えるボードの若者たちで大混雑のセンターハウスを通り抜けてSPゴンドラ乗り場に向かう。ゴンドラは降りは無料ということで、片道4人分11P回数券3,500円と1回券1,500円を購入する。ゴンドラは3P必要で3人分で9Pを使用する。2P余ってしまうが、1回券を4人分購入するより安くなる。

高鷲スノーパーク「センターハウス」

SPゴンドラ下
  ゴンドラは僅か10分で1550mまで運んでくれる。麓では霙だったが、ここでは雪になっている。降り積もった雪で大日ヶ岳へのトレースは消えている。ラッセルを覚悟してワカンを装着し出発する。表面は30センチほど新雪で覆われているもののその下は良く締まっていて大きく潜ることはない。

 疎らな樹林を抜け尾根筋に出る。意外にも風は余り吹いていない。前大日ヶ岳を越えた所で小休止をとる。相変わらずの雪空で視界は200mほど、時折薄くなるが遠くまで見通すことはできない。正面の大日ヶ岳すら見えなくなってしまった。大日ヶ岳の山頂手前辺りはクラストしているのでワカンの爪を利かせて登る。

 山頂標識が僅かに頭を覗かせている。雪洞を掘る適当な斜面を探す。天狗山へ少し降った右側(東)で積雪を測る。2.7mのプローブがほとんど入ってしまう。十分な雪量に満足する。2人1組になって、11時30分から掘りはじめる。最初はズンズン進むが、掘り進むにつれ、氷の層が現れたりして雪質が硬くなりペースが落ちる。前進を諦め横方向に居室部分を拡張する。一人はスコップでブロック状に雪を切り出す。もう一人は外に運び出し、入口付近の両側に風除けブロックを積み上げる。途中で昼食休憩を挟みながら、15時頃漸く完成に近づく。あと30分掛けて内装工事に入る。天井にアールを付け、側壁にローソクや小物を置く棚を設けて完成する。

大日ヶ岳(1709m)山頂

雪洞入口

雪洞内部

雪洞入口(中から)
 時間をかけて立派な雪洞が完成した。ビバークなど緊急時に如何に効率的に実用的な雪洞が掘れるか、繰り返し経験を積みながら考えていく必要がある。
 とても天狗山までラッセルハイキングに出かける気力が失せ、早々に宴会モードに突入する。雪洞の中は2本のローソクだけで十分に明るく過ごせた。


【3/13(日) 曇り、微風、-6℃】

 6時起床、外はもう明るい。気温は−6℃、昨日同様風が無いのでそう寒くは感じない。夜中に”ドスン”という音が聞こえたが、庇の上に積み上げておいた雪のブロックの一つが落ちた音だと分かった。新たに積もった雪に押されて落ちてきたのか・・・?ツェルトで塞いだ外側は吹き溜まりとなって50cmほどあった。トイレもすっかり埋もれていた。霧氷もできていたが、煌かせる陽光がなくて残念だ。白山方面は白いベールに覆われている。

 山頂で日帰組3人と合流する。トレースは全然残っていなかったが、下地が硬かったのでラッセルの苦労はなかったという。山頂の西側斜面で滑落停止、確保、アイゼン歩行など雪上訓練を行う。

要領を指導するNさん

ポーズをとる余裕のAさん

位置につくFさん

勢い良く滑る

初めて体験するIさん

滑る、登るを繰り返す

反転しきれず半身のままになることも・・・

スキーヤーが珍しそうに見て行く
 苦労して作った雪洞に未練はあるが、安全のため埋めることにする。最後まで姿を見せてくれなかった白山に想いを馳せながら記念写真におさまる。

雪洞を埋める(後片付け)

白山方面をバックに記念写真

大日ヶ岳まで戻り

前大日ヶ岳を越えて帰路に着く
【感想】
 ゴンドラ上から僅か1時間歩くだけで、素晴らしい展望の大日ヶ岳山頂に立てます。初心者の雪上訓練に好適な場所だと思います。
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