四塚山(2519m)−檜新宮参道・岩間道−

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2005年7月16日(土)〜18日(月)
七倉山、四塚山の踊る雪形 @清浄ヶ原付近
天気 7/16(土) 小雨のち曇り、微風
7/17(日) 曇り、弱風
7/18(月) 快晴、微風
コース
概要
ハライ谷登山口--檜新宮参道--奥長倉避難小屋(泊)--四塚山--小桜平避難小屋(泊)--岩間道--新岩間温泉
装備 25kg(テント携行避難小屋泊)
食料 夕(2)、朝(2)、行動食(3)、水(5L)、B(1.5L)
同行者 1名(OAC会員)
企画 岩間道踏査と自然観察

行動記録

【7/16(土) 小雨のち曇り、微風】
岡崎IC(405) ==1:05== 長良川SA(510,535) ==0:35== 白鳥IC(610) ==0:30== 道の駅「九頭竜」(640,650) ==0:40== 勝山FM(730,740) ==0:55== 県道29号ゲート(835) ==0:20== 新岩間温泉PKG(855,935) --1:15-- ハライ谷登山口(1050,1100) --3:05- にちょうとぎ(1405,1415) --0:35-- しかり場分岐(1450,1510) --0:47-- 口長倉山(1557,1605) --1:30-- 奥長倉避難小屋(1735)TS1

就寝(2000)
【7/17(日) 曇り、弱風】
起床(330)

TS1(455) --0:35-- 美女坂(530,540) --0:25-- 美女坂ノ頭(605) --0:40-- 百四丈ノ滝展望台(645,700) --0:35-- 天池室跡(735) --1:20-- 油池(855,930) --1:55-- 長坂(1125,1135) --0:25-- 四塚山(1200,1305) --0:20-- 七倉ノ辻(1325,1335) --1:25-- 清浄ヶ原(1500,1510) --1:35-- 楽々新道、岩間道分岐(1645) --0:20-- 小桜平避難小屋(1705)TS2

就寝(2100)
【7/18(月) 晴れ、微風】
起床(330)

TS2(505) --0:20-- 楽々新道、岩間道分岐(525) --0:45-- 薬師山(610,620) --0:50-- 水場(710,725) --0:40-- 長坂(805,820) --1:00-- 湯ノ谷・露天風呂(920,1045) --1:00-- 新岩間温泉PKG(1145,1150) ==0:20== 天然温泉「天領」(1210,1310) ==1:05== 福そば「陽明店」(1415,1445) ==1:05== 白鳥IC(1550) ==1:45== 美濃加茂PA(1735,1750) ==0:50== 岡崎IC(1840)

四塚山(檜新宮参道・岩間道) 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

白山市役所 076-276-1111 白山自然保護センター 0761-95-5321
尾口支所 0761-96-7011 中田タクシー(尾口村) 0761-96-7151
鶴来警察署 0761-92-1161 大日タクシー(吉野村) 0761-95-5138
尾口駐在所 0761-94-2102 山崎旅館 0761-96-7950
金沢市消防本部 076-224-1119 天然温泉「天領」 0761-96-7846
公立鶴来総合病院 0761-92-1250 福そば「陽明店」 0779-66-6060
新村病院(鶴来) 0761-93-0100    

◆ 日誌と写真

行動日誌
<お断り> 初日に愛用のデジカメCANON PowerShot G2を谷に落としてしまい携帯写真のみです。(+_+)

【7/16(土) 小雨のち曇り、微風】

<登山口までのアプローチ>
 白山スーパー林道に続く国道360号線から県道29号線に入り新岩間温泉に向かう。昨年の豪雨で橋脚流出の被害を受けたハライ谷には仮設橋が架かり本橋の修復工事が進められていた。この先にも斜面の補強工事を行っている箇所があるが通行には支障なかった。
 新岩間温泉山崎旅館の向かいには水洗トイレを備えた立派な駐車場が新しく整備されていた。10台程度の広さで、1台だけ止まっていた。
 曇り空ながら時々青空が覗いていたので天気の早い回復を期待していたが、身支度を整え歩き始めた途端小雨が降り始めた。傘を差しながら檜新宮参道のハライ谷登山口まで県道29号線を約4.5km歩いて戻る。前回(白山北部周回-020727)炎天下のロード歩きで暑さに苦しんだ辛い想い出があるので、今回は1時間早い計画とした。また雨降りと連れのお陰で、登山口までが意外に近く感じた。
 ハライ谷登山口は道路がカーブした処で、カーブの膨らみ部分が駐車余地として利用できる。日帰りなら構わないが長時間止めるのは避けた方が良さそうに思う。登山案内の看板がある。

<檜新宮参道>
 昨年9月の豪雨直後は登山口付近は下草が生茂り鬱蒼とした感じであったが、今日は綺麗に刈り払われていた。 しかり場、口長倉山まで日帰り利用が多いのか踏み跡も明瞭である。にちょうとぎ手前の急登で地元の方であろう長靴を履いた二人連れに追い越され、檜新宮手前で別の二人連れにすれ違っただけで本当に静かな山が楽しめる。にちょうとぎから水場「御仏供水」まで200mと記されているが確認はしていない。しかり場まで行って引き返してきたという長靴の二人連れとすれ違い、奥長倉避難小屋を目指す。

<G2とのお別れ>
 口長倉山への急坂途中でアクシデント発生!ウェストポーチに取り付けていたカメラケースが外れ、「あっ!」と言う間に登山道を転がり急斜面の草叢に消えてしまった。呆然と見送る内に草叢を転がる音が聞こえなくなった。ザックを降ろして木に掴まりながら転がった草叢の中を見渡したが見あたらなかった。急斜面なので降るのは危険と判断し捜索は諦めた。(>_<) ・・・という訳で、今回の報告は写真無し(携帯電話の画像のみ)となった。
 ※GPSの予備電池も一緒に失ったので、全コースのトラックデータを取得できていません。

<奥長倉避難小屋>
 奥長倉避難小屋には先着2人が2Fで食事中であった。こちらも急いで夕食を支度する。今夜のメニューは焼肉(ジンギスカン)とシシトウがビールの摘み、メインはマーボー春雨、五目御飯、わかめスープである。冷えたビール2本とウィスキーでほろ酔いで食が進み完食する。うぃー!満腹!
 なお、白山自然保護センターのホームページ登山道情報の通り”雨漏り”があり床が濡れていた。また小屋の周りの草はかなり繁茂していた。
 
【7/17(日) 曇り、弱風】

<美女坂>
 曇り空ながら雲は高い。笈ヶ岳、大笠山がハッキリと見えている。前回の教訓から、スパッツを着用し朝露で濡れるのを避ける。同宿の二人が美女坂の急登を登っているのが見える。今日はゴマ平まで行くと言う。流石に脚が速く、この後追いつくことは無かった。昨年の残雪期白山(加賀禅定道)-040429を想い出しながら登る。

<貸切のお花畑>
 美女坂ノ頭から長坂に取り付くまではなだらかなコースが続き、ゆったりとお花畑の高原漫歩が楽しめる。しかも、賑わう室堂界隈とは異なり、我々だけの貸切という贅沢が味わえる。天池室跡はニッコウキスゲ、コバイケイソウ、P2158mをトラバースする辺りはハクサンコザクラが、油池付近はミヤマリンドウをメインにイワイチョウ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンフウロ、タカネニガナ、ミヤマダイモンジソウ、クルマユリ、ヨツバシオガマ、キンバイソウ、ミヤマカラマツ、モミジカラマツなど枚挙に暇が無い。

<長坂の長〜〜い登り>
 前回炎天下で苦しめられた長坂の長い登りも、今日は曇り空に助けられて楽に登り切ることができた。長坂の標柱を過ぎれば、再びなだらかになりハクサンイチゲ、チングルマを愛でながら四塚山に到着する。山頂広場には沢山の残雪があり、広場一面を覆うチングルマはまだ先のようだ。

<FFにご用心 (;^_^A >
 山頂広場に戻り、出発の支度をしていると、可愛らしい女性に「アルプスの・・・方ですよね!?」と声を掛けられた。思わずニッコリとなる。福井の山情報でいつもお世話になっているYちゃんのお友達KYUさんであった。どうやら暫く前から行動をチェックされていたようで、大きなザックの中味がビールであることまでバレテいた。(;^_^A

七倉ノ辻へ向かう <掲示板投稿写真を借用>

ザックの中身が暴露!(;^_^A
<冷たいビールのために・・・>
 白山釈迦岳方面に向かうKYUさん一行を見送り、我々はクロユリが咲き始めた七倉ノ辻から小桜平避難小屋へと降って行く。もちろんビールを冷やすための雪をジップロックに1kgほど詰め込んで・・・。
 ミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリなどの花道を出来るだけ踏まないように脚を運ぶ。穏やかな足下とは対照的に、地獄谷を挟んで荒々しい火ノ御子峰の地獄尾根が目に入る。白山が火山であったことを思い知る。

<賑やかな小桜平避難小屋>
 思いがけず福井山歩会の3人パーティと同宿となった。鳴谷山で福井の方に薦められ最近ネットで購入し愛読している「登ってみねの福井の山」を編集された山岳会の皆さんである。白山周辺の山の話で大いに盛り上がる。冷えたビールがいっそう美味く感じた。う〜ん、今夜も満足!
 なお、残雪が多いお陰か小屋近くの水場は利用可能、小屋の窓は老朽化?により一部サッシが外れていた。雨風で傷みが進行しないか気になった。
 
【7/18(月) 晴れ、微風】

<岩間道>
 小桜平から20分ほど登り返して岩間道と楽々新道の分岐に戻る。ここを左にとって岩間道に入る。尾根道でありながら苔生した石がゴロゴロした小谷のようである。笹や小枝に頼りながら滑らないように注意して降る。昨年来の通行止めで利用者が減っていたせいか下草が繁茂しているが踏み跡は明瞭である。

 少し登り返して薬師山に至る。尾根上の小さなピークだが展望には恵まれている。剣ヶ峰、大汝峰と手前の七倉山、四塚山が青空を背景にクッキリと見える。暫し展望を楽しみ、樹林帯へと入って行く。

 薬師山から急坂を降った後、C1700m付近は小さな岩場と左側が崩壊した痩せ尾根の通過があるので注意して歩く。この辺りは残雪期には通過が難しい箇所になりそうだ。

 ブナの巨木が林立する明るい林をひたすら降る。C1450m付近で進行方向がやや西よりに変わる。ここから長坂の急下降になる。高度計の標高が下がっていくのが楽しみなだけの単調な下りが続く。新岩間温泉に続く林道や中川の川原が見えるようになってくると「早く温泉に浸かりたい」との想いは募るものの、中々着かない。最後は下草が繁茂して足元が見えにくい道が続き滑りやすいので焦りは禁物である。目の前に温泉で寛ぐ人の姿が見えてくると登山口は近い。

 露天風呂を過ぎた処にまだ新しい休憩舎がある。中央にテーブル、周囲がベンチになった休憩部屋と隣に清潔なトイレがある。早速、露天風呂に浸かり山旅の汗を流す。源泉はかなり熱いので、バルブを調整して川の水を混ぜる。日焼けした手足がヒリヒリと沁みる。サッパリしたら、林道をのんびりと歩いて1時間で新岩間温泉に至る。
【自然観察】
初めて携帯のカメラで撮影しました。

ハクサンコザクラ

ハクサンコザクラ

ハクサンシャクナゲ

ミヤマリンドウ

ササユリ
 
【感想】
 G2を失ったショックで消沈していましたが、白山を愛する人達との出逢いで元気付けられました。立ち直り素早く、帰り道には家電量販店に寄って前から狙っていたデジカメを買いました。もっか習熟に忙しくしています。(^^ゞ
 本コースは白山のお花をゆったりと観賞できるお奨めのコースです。但し営業小屋を利用できないロングコースなので脚力か歩荷力を必要とします。なお、残雪期の岩間道はアプローチの林道と1700m付近が難所になりそうです。
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