赤兎山(1629m) 鳩ヶ湯から赤兎山〜六本桧を周回

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  2週間前に「別山(杉峠・三ノ峰)-061021」を歩いた時から、次は赤兎山から杉峠をと想っていました。加越国境稜線の紅葉は見頃を過ぎていましたが、下草の繁茂もなく踏跡は明瞭で、落葉したブナの樹間から白山や石徹白の山々を眺めながら、落ち着いた山歩きが楽しめました。また、今回始めての試みとして、上小池(下山地)に自転車をデポしておき鳩ヶ湯(入山地)まで走る周回登山を行いました。
山行日 2006年11月4日(土)〜5日(日)
赤兎山(1629m) @六本桧
天気 11/4(土) 晴れのち時々曇り
11/5(日) 晴れ時々曇り
コース概要 鳩ヶ湯--たんどう谷--赤兎山--杉峠--六本桧--上小池--鳩ヶ湯(周回)
装備 23kg(テント携行避難小屋泊装備)
食料 夕食(1),朝食(1),行動食(2),水(4L),B(1L)
同行者 YM(OAC会員)
企画 紅葉の加越国境と白山展望

行動記録

11/4(土) 晴れのち時々曇り、微風、12℃@岡崎

 岩津市民C(455) =0:10= 豊田東IC(505) =0:40= 一宮JCT(545) =0:20= 長良川SA(605,625)=0:05= 美濃IC(630)[¥1,200] =0:35= 白鳥IC(705)[¥650] =0:20= 白鳥マルK(710,715) =0:25= 道の駅「九頭竜」(745)=0:20= 勝原駅(805) =0:20= 鳩ヶ湯(825) =0:15= 上小池(840,850) =0:18= 鳩ヶ湯PKG(908,950)-0:36- 登山口(1026,1031) -0:11- 休憩ベンチ(1042) -0:15- 原ノ山平(1057) -0:07- 枯れ沢(1104)-0:32- タンドウ谷渡渉点(1136,1150) -0:37- ワサビ田(1227) -0:08- 奥ノ塚峠(1235,1250) -1:55- 赤兎山(1445,1500)-0:15- 赤兎避難小屋(1515)TS1

就寝(18:00)

11/5(日) 晴れ時々曇り、弱風、5℃@赤兎山
起床(5:10)

 TS1(650) -0:05- 白山展望台(655,705) -0:20- 裏赤兎山(725) -1:00- P1316m(825) -1:15- 杉峠(940,1010) -1:30- 六本桧(1140,1156) -0:44- 山腰屋敷跡(1240,1255) -0:14- 登山口(1309,1313) -0:25- 上小池(1338,1343) =0:28= 鳩ヶ湯(1411,1421) =0:19= 上小池PKG(1440,1447) =0:17= 鳩ヶ湯(1504,1555)[¥500] =0:25= 勝原駅(1620) =0:17= 道の駅「九頭竜」(1637) =0:28= 白鳥西IC(1705) =1:18= 美並IC(1823) =0:12= 美濃JCT(1835) =0:08= 富加関(1843)[¥500] =0:07= 美濃加茂SA(1850,1910) =0:40= 豊田東IC(1950)[¥1,200] =0:10= 岩津市民C(2000)

行程図

赤兎山 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000を使用して編集しました。

                       天気図    Yahoo!天気情報 過去の天気より転載

11/3(金) 晴れ@岡崎

11/4(土) 晴れのち時々曇り、微風、12℃@岡崎

11/5(日) 晴れ時々曇り、弱風、5℃@赤兎山

【11/6(月) 曇り@岡崎】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

大野市役所 0779-66-1111 大野タクシー 0120-255211
大野警察署 0779-65-0110 大野市営バス 0779-66-1111
蕨生駐在所 0779-65-6844 鳩ヶ湯温泉 0779-65-6808
大野地区消防本部 0779-66-0119 「平成の湯」 0779-78-2536
広瀬病院 0779-66-3510 そば処「登右衛門」 0779-78-2725
尾崎病院 0779-66-3067    

◆ 日誌と写真

行動日誌

11/4(土) 晴れのち時々曇り、微風、12℃@岡崎

 4時55分、岡崎を出発する。朝食を長良川SAでとるため一宮JCT経由で東海北陸自動車道に入る。行楽の季節になり早朝にもかかわらず長良川SAは賑わっていた。いつもの高山ラーメンを食べる。美濃ICで一旦降り、ETCカードを交換して再度入り白鳥ICまで走る。豊田東ICから美濃白鳥ICまで通常料金3,400円が2枚のETCカードで1,850円となる。

 白鳥のサークルKで行動食などを買い足しR158に入る。夜間は真っ暗な道だが、朝は清々しい気分で走れる。九頭竜湖の水位が随分下がっていた。勝原で大きく右にUターンして県道173号線に入る。

 鳩ヶ湯を通り過ぎ、8時40分下山地の上小池に到着する。まだ早い時間なのに既に駐車場は満車で、係員の誘導に従い路上に駐車する。次々に車が到着する。「刈込池の紅葉が見頃」との新聞記事でたいへんな人出になっているようだ。

 自転車を茂みの中に(デポ)隠して、慌しく鳩ヶ湯温泉まで下る。上がってくる車が多く擦れ違いに気を遣う。鳩ヶ湯のご主人に挨拶し駐車の許可をいただく。 

鳩ヶ湯温泉

水洗トイレ @鳩ヶ湯温泉

許可を得て鳩ヶ湯温泉に駐車する

橋を渡って直ぐ左に・・・
 腹ごしらえ、身支度を整えて、9時50分鳩ヶ湯を出発する。橋を渡って直ぐ、左手に鉄製階段が見える。これを昇れば林道のショートカットになる。林道は右に左に大きく折り返しながら高度を上げていく。

鉄製階段を昇って林道をショートカット

紅葉見頃の山肌 @林道
 赤兎山登山口まで未舗装の林道を行く。たんどう谷に沿うようになると登山口は近い。

赤兎山登山口

ここから山道に入る
 登山道には道標や赤布は殆ど無いが、踏跡明瞭、下草の刈り込みもなされ迷う処は無い。

原ノ山平付近は杉の植林帯

原ノ山平を過ぎると紅葉の山肌が間近に
 急登が終わると休憩ベンチ、杉の植林帯を抜けると小屋跡のある原ノ山平、石がごろごろした枯れ沢を経てたんどう谷に至る。登山道はたんどう谷へ降りる手前(山腹のトラバース)で崩れている箇所がある。雨天時の通行には注意が必要だ。水量の少ないこの時期はたんどう谷も飛び石で容易に渡れる。

たんどう谷を飛び石で渡る

小滝の下を渡って奥ノ塚峠へ山腹を縫う
 紅葉は登山口からたんどう谷渡渉点の前後(1000m〜1200m)辺りが見頃で、奥ノ塚峠から上部は殆ど落葉している。

陽を浴びて紅葉が鮮やか

秋色一杯で気持ち良い
 陽を浴びて鮮やかさを増した紅葉の林を気分良く歩く。ワサビ田の「通行人の皆様にお願い」から丹精込めて栽培している作人の切実な気持ちが伝わる。「この山に登る人にそんな不心得者はいない」と信じたい。

ワサビ田

ワサビ田
 休憩ベンチのある奥ノ塚峠からブナ林の尾根道となる。見上げるとブナはほとんど落葉しているようだ。

奥ノ塚峠のベンチ

ブナ林付近は既に落葉か・・・
 登り始めが階段の急登だが、登り切れば緩やかな広い尾根道となる。落葉して明るく見通しの良くなったブナ林をのんびりと歩く。

落葉して明るいブナ林

赤兎山(1629m)

うさぎ平まで緩やかな登り

赤兎山(1629m) @うさぎ平
 うさぎ平を過ぎてから赤兎山までやや急な登りになるが、僅か30分ほどで360度展望の山頂に到着する。昼からの曇り空と、もやっとした空気で近くの山でさえハッキリしない。

願教寺山(1691m) @赤兎山

経ヶ岳(1625m) @赤兎山

大長山(1671m) @赤兎山

赤兎山避難小屋へ
 赤兎山の山頂で小原峠から登って来た単独行と出会っただけの静かなコースであった。

 赤兎山避難小屋は以前より雨漏りがあったが、その部分の柱、梁がかなり傷んでいた。鉄柱2本で応急補強されていたが、今冬の雪をを凌げるのか気になるところである。

赤兎山避難小屋

外壁に歪みが・・・

内壁の柱、梁には腐った箇所

2本の鉄柱で補強
11/5(日) 晴れ時々曇り、弱風、5℃@赤兎山

 上空は青空だがもやっとした湿っぽい空気で白山まで遠望は利かない。 白山展望台でカッパズボンにスパッツを着けて朝露対策する。いよいよ始めて歩くコース(赤兎山〜杉峠)に踏み入る。

早朝の赤兎山、左遠くは経ヶ岳

白山展望台で朝露対策
 白山展望台から裏赤兎山までの降りと登りは急なので笹や潅木を手掛かりにして慎重に歩く。

いよいよ始めてのコースに入る @白山展望台

裏赤兎山への急登

裏赤兎山(1530m)

赤兎山避難小屋と白山展望台(右端) @裏赤兎山
 階段など登山道整備の痕跡があり、刈り込みもされていて登山道を見失うことはない。裏赤兎山から杉峠まで適度なアップダウンと複雑に屈曲した尾根道が読図の楽しみとなる。

下草が刈られた登山道

広い尾根だが

踏後は明瞭

明るい稜線
 計画通り約3時間で杉峠に到着する。30年前、学生時代に歩いた時の記憶「加越国境=ブッシュ」とは全く違う。随分開かれたものだ。

 杉峠の手前で、地元の中高年男女5人パーティと擦れ違う。「渋いコースを歩きますね」と声を掛けられた。彼らは全くの逆コースで車2台を使っての日帰りのようだ。

2週間ぶりの・・・

・・・杉峠
 危険の無い一本道のコースなので、お互い単独行のように気ままに歩く。名残の紅葉を楽しみながら・・・。

名残の紅葉に

見惚れていると・・・
 先を歩いていたYMさんから「help!」のホイッスルが響く。「熊でも出たか!」と緊張して駆けつけると、そこには泥濘に嵌り込んでもがいているYMさんの姿が・・・。思わず「ホッ!」とする。

落ち葉で隠れた泥濘に・・・

嵌った! どろんこだ!
 六本桧が近づくにつれ、次第に遠望も利くようになり、落葉したブナの樹間に憧れの白山が望まれる。

四塚山(2519m)と七倉山(2557m)

大汝峰(2684m)と御前峰(2702m)

別山(2399m)、三ノ峰(2128m)、打波ノ頭(2095m)
 六本桧で小休止する。振り返れば、辿ってきた加越国境稜線の畝りが赤兎山まではるばると続く。ここから先をまだ歩いていないYMさんは、聳える三ノ峰に想いを馳せているようだった。

赤兎山から辿ってきた加越国境稜線を振り返る @六本桧

三ノ峰を仰いで何想う・・・ @六本桧

六本桧
 六本桧から三ノ峰登山口へと降りるほどに紅葉は見頃になって行く。

降るほどに

紅葉が見頃に

紅葉

黄葉

山腰屋敷跡は

笹が払われて広場に
 三ノ峰登山口に降りると、刈込池散策の人達で大賑わい。

三ノ峰登山口

刈込池は大賑わいのようだ
 上小池にデポしていた自転車で一人鳩ヶ湯まで降り車を回収する。紅葉を楽しみながら約30分で鳩ヶ湯に着く。自転車を折り畳み車に積んでYMさんを迎えに行く。鳩ヶ湯で温泉に入り越前おろし蕎麦を食べて帰路に着く。

紅葉を楽しみながら自転車で鳩ヶ湯へと降る

20インチの折り畳み自転車が活躍
 東海北陸道は14kmの渋滞で、白鳥ICで入らずR156を美並ICまで走った。しかし、R156は郡上八幡から美並ICまで渋滞で進まなかった。ここは郡上八幡ICから東海北陸道に入る方が良さそうだ。トンネル一つ抜ければ東海北陸道の渋滞は解消するからだ。
【感想】
 長年想いを馳せていた、杉峠から六本桧に続き、赤兎山から杉峠も歩けてたいへん満足しています。また、自転車を利用すれば周回コースの計画が広がり、新たな楽しみになりそうです。
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