大日ヶ岳(1709m) 雪上訓練

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  大雪で登頂を断念した昨年から一転して、「雪があるのか?」を心配する雪上訓練となりました。山頂は40cmほどの積雪でしたが笹が露出しており、斜面を利用した訓練はゴンドラ上の広場で行いました。山頂では時折雲間に一際白い白山を眺めることができ、新人も雪山への憧憬を深くしたのではないでしょうか。
山行日 2006年12月16日(土)〜17日(日)
白山(2702m) @大日ヶ岳
天気 12/16(土) 晴れのち曇り、微風、4℃
12/17(日) 曇り時々小雪、微風、−3℃   
コース概要 高鷲スノーパーク++++ゴンドラ上----大日ヶ岳(往復)
装備 24kg(テント泊雪山装備)
食料 夕食(1)+朝食(1)+行動食(2)
同行者 16人(OAC会員)
企画 雪上訓練

行動記録

【12/16(土) 晴れのち曇り、微風、4℃@高鷲SP】
 岡崎市民病院PKG(540) =0:10= 岡崎IC(550) =1:00= 長良川SA(650,725) =0:05= 美濃IC(730)[¥1,350] =0:35= 高鷲IC(805)[¥750] =0:05= マルK(810,825) =0:15= 高鷲SP(840,940)[¥1,000] +0:15+ ゴンドラ上(955,1020) [¥1,500] -0:50- 前大日(1110,1135) -0:25- 大日ヶ岳[1709m](1200)TS

【雪上訓練(1330〜1500)】

就寝(19:20)
【12/17(日) 曇り時々小雪、微風、−3℃@大日ヶ岳】
起床(5:00)

 TS(735) -0:20- 前大日(755,800) -0:40- ゴンドラ上(830)

【雪上訓練(900〜1200)】

 ゴンドラ上(1215) +0:15+ 高鷲SP(1230,1255) =0:15= 湯の平温泉(1310,1415) =0:07= 高鷲IC(1422) =0:40= 美濃関JCT(1502) =0:13= 美濃加茂SA(1515,1555) =0:50= 岡崎IC(1650)[¥3,700] =0:05= 岡崎市民病院PKG(1655)

大日ヶ岳 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000金沢、岐阜を使用して編集しました。


                       天気図    Yahoo!天気情報 過去の天気より転載

【12/15(金) 晴れ@岐阜

【12/16(土) 曇り@岐阜

【12/17(日) 晴れ@岐阜

【12/18(月) 晴れ@岐阜

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

郡上市役所(高鷲町) 0575-67-1121 白鳥病院 0575-82-3131
郡上警察署 0575-67-0110 高鷲タクシー 0575-72-5510
高鷲警察官駐在所 0575-72-5014 高鷲スノーパーク 0575-72-7000
郡上市消防本部 0575-67-1127 奥美濃そば「五郎作」 0575-73-2552
郡上北消防署(白鳥) 0575-82-5119 湯の平温泉 0575-72-5000
高鷲診療所 0575-72-5072 岐阜県道路情報 058-272-1111

◆ 日誌と写真

行動日誌

【12/16(土) 晴れのち曇り、微風、4℃@高鷲SP】

 総勢17人、4台の車に分乗して1時間遅れで出発する。岡崎ICから東名高速に乗り、一宮JCT経由で東海北陸自動車道に入る。長良川SAで朝食をとる。いつものように高山ラーメンを食べる。ETC通勤割引を利用するため、美濃ICで一旦出入する。高鷲ICで降りて、途中サークルKに立ち寄り行動食などを買い足す。高鷲スノーパークまで全く雪がなく、ノーマルタイヤでも普通に走れた。

 係員に山中1泊の登山である旨伝え、指示された第3駐車場に車を止める。人工降雪機による滑走面しかないにも拘らず、結構な賑わいを見せていた。

 高速料金はETC通勤割引利用で、岡崎IC〜高鷲ICが\3,700→\2,100となる。駐車料金は\1,000(昨年と同じ)である。

高鷲スノーパーク駐車場

SPゴンドラ上
 SPゴンドラで標高1527mまで僅か10分で上がれる。いつもは山頂カフェ「ポポロ」の裏側からP1574m尾根の北側を斜面に沿って暫く行くのだが、今回は雪が少なく笹が露出しそれらしきトレースも見当たらない。笹藪の薄い所を選んで尾根に突き上げると、ダイナランドスキー場から続く夏道ルートに出る。
 久しぶりの雪の感触を味わいながらP1574mに登る。山頂カフェ「ポポロ」が見下ろせる所で小休止する。

笹薮を抜け夏道ルートに出る

P1574mへの登り

P1574mで小休止

山頂カフェ「ポポロ」 @P1574m
 昨年の反省から今年は17人を自立する4パーティに編成し、基本的に各パーティ毎に行動した。昨年は12人で交替しながらラッセルしていたが、吹雪のため最後尾から先頭まで目が行き届かない、連絡がとれない困った状況になったからだ。また、パーティ毎に無線を持ち交信練習も行った。今回のように天気が良く、雪が少なければ実感できないが、困難な状況を想定して行動してこそ訓練というものだ。

J.Uさん @前大日への登り

N.Yさん @前大日への登り
 雪の深さから必要はないが、ワカンを着けて歩く。ワカンの装着、歩行も訓練の一つだ。シビアな状況では手袋をはめた状態でどれだけスムースにできるかが重要になる。
 右下は残雪期の大日ヶ岳である。こんな天候に恵まれる雪山ばかりだと楽なのだが・・・。

大日ヶ岳(1709m) @前大日

大日ヶ岳(1709m) @前大日(撮影:05.3.6)
 ゴンドラ上から1時間40分で大日ヶ岳山頂に至る。昨年は深雪ラッセルに阻まれ、山頂手前の肩まで4時間20分もかかった。天候、雪の状態でこんなに違ってしまう、これが雪山の難しさだと思う。

水後山(1558m) @前大日

大日ヶ岳山頂までひと登り

肩から山頂へ最後の登り

M.Rさん、お疲れ様!

N.Iさん、お疲れ様!

白山(2702m) @大日ヶ岳

全員集合 \(^o^)/ @大日ヶ岳
 山頂でテントを設営してから、ビーコン操作(埋没者捜索)の練習を行う。回数を重ねる程に動きがスピーディになっていく。
 夕食の準備も雪山ならでは、雪を融かして水をつくり、ガーゼを重ねて浮遊物を濾過する。煮炊きに使うならこれで十分だ。飲料用には煮沸する。それぞれのテントで宴会が始まり賑やかな夜を過ごす。


【12/17(日) 曇り時々小雪、微風、−3℃@大日ヶ岳】

 5時起床、テント内の気温は8℃、外気も−3℃と暖かい朝である。朝食を終えてから狭いテント内でパッキングを行う。自分なりの要領を身に付ければテキパキとできるようになる。

 凍りついたフレームの繋ぎ目外しに手こずりながらも、起床から約2時間で撤収まで完了した。往路はワカン歩行したので、帰路はアイゼンを装着し、爪を引っ掛けないように意識して歩いてもらう。

 ゴンドラ上まで降りる。ここの斜面を利用してキックステップによる登り降り、トラバースなどの歩行をピッケルの持ち方・使い方と合わせて練習する。「ポポロ」でのコーヒーブレークの後、滑落停止とスタンディングビレイで訓練を締めくくる。

【雪上訓練】


@下降の練習

AI.Kさんが手本を示し

B「よーし、来い!」

C腰が引けたり、尻餅をついたり・・・

DベテランT.Nさんが再度お手本を

E降りてはまた登るを何度も繰り返す

F今度はザイルで確保の練習

G停止! ※首は絞まっていません。(^^ゞ
【感想】
 積雪が少なく雪洞掘りはできませんでしたが、一通りの雪山入門の訓練はできました。ここは初心者向けに安心して行える訓練場所だと思います。
 Topページ「アルプスの恋歌」へは、http://www.lares.dti.ne.jp/~k-hataをURL入力して戻って下さい。