法恩寺山(1356m) 平泉寺から白山禅定道

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  OUWV創部50周年の記念事業として、OBらの投票により選ばれた「OUWV50名山」に登頂する企画が展開されています。この度、その一つ「法恩寺山」に平泉寺白山神社から白山禅定道を辿って登頂しました。麓から登ることによりいつもとは違う登頂感を味わえました。
山行日 2007年6月16日(土)
白山(2702m) @法恩寺山
天気  6/16(土) 晴れ、微風、26℃@法恩寺山
コース概要 平泉寺--三頭山--法恩寺山(往復)
装備 12kg(日帰りハイキング装備)
食料 昼食(1),行動食(1),水(2L)
同行者
企画 OUWV50名山登頂(創部50周年記念行事)

行動記録

【6/16(土) 晴れ、微風、26℃@法恩寺山】
 自宅(430) =0:15= 岡崎IC(445) =0:40= 一宮JCT(525) =0:20= 長良川SA(545,600) =0:05= 美濃IC(605)[¥1,350] =0:30= 白鳥IC(635)[¥650] =0:30= 道の駅「九頭竜」(705,715) =0:45= 平泉寺PKG(800,815) -0:35[参拝]- 登山口(850) -1:00- 剱之宮合流(950) -0:20- 三頭山分岐(1010,1015) -0:35- 稚児堂(1050) -0:20- 中の平避難小屋(1110,1120) -0:40- 法音寺跡(1200,1205) -0:05- 法恩寺山(1210,1400) -0:40- 中の平避難小屋(1440) -0:15- 稚児堂(1455) -0:30- 三頭山(1525,1530) -0:10-剱之宮合流(1540) -0:15- 剱之宮(1555,1605) -0:10- 登山口(1615) -0:15- 平泉寺PKG(1630,1640) =0:10= 大野温泉「あっ宝んど」(1650,1730) =1:05= 白鳥IC(1835) =0:40= 富加関IC(1915) [¥850] =0:05= 美濃加茂SA(1920,1930) =0:50= 岡崎IC(2020)[¥1,350] =0:20= 自宅(2040)

法恩寺山 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000を使用して編集しました。


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @福井

【6/15(金) 晴れ,22.8/19.4℃,NNW8m/s,0.0mm】

【6/16(土) 晴れ,25.9/17.2℃NNW7m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

勝山市役所 0779-88-1111 勝山病院 0779-88-0350
勝山警察署 0779-88-0002 あっ宝んど(大野市) 0779-66-7900
勝山消防署 0779-88-0400 勝山温泉「水芭蕉」 0779-87-1507
福井社会保険病院 0779-88-0350 福そば(陽明店) 0779-66-6060
たけとう病院 0779-88-6464 蕎麦中村屋(勝山市) 0779-88-0524
木下病院 0779-87-3333 手打ちそば 八助 0779-88-0516

◆ 日誌と写真

行動日誌

【6/16(土) 晴れ、微風、26℃@法恩寺山】

 いつもは広域林道「法恩寺線」で中の平避難小屋まで車で入り、ここをベースに経ヶ岳を往復したり、加越国境に出て大長山や赤兎山に縦走したりしている。今回は約1300年前に泰澄が開いた平泉寺白山神社から白山禅定道を辿って法恩寺山を目指す歴史的味わいのあるコースを選んだ。
 法恩寺山は麓から登り始めて最初に白山が拝める山である。修験者は遠くに聳える白山を遥拝しいったい何を想ったのであろうか。

 R157を北上し下荒井隧道を抜け大野市から勝山市に入る。九頭竜川に架かる下荒井橋を渡り直ぐの信号を右折、県道169号に入る。道なりに走れば平泉寺に至る。勝山市の無料駐車場があり、食道、売店、トイレが整っている。それにYちゃんお薦めの平泉寺のソフトクリーム屋さんがある。

平泉寺白山神社(勝山市無料駐車場)

法恩寺山方面、左端が三頭山(777m)

平泉寺白山神社案内図

平泉寺のソフトクリーム屋さん
 参道に朝陽が射し、静寂で境内に神秘的な雰囲気を醸し出している。不浄の身が清められる思いがする。苔むした境内に歴史の長さを感じながら参道を歩く。本殿(改修工事中)右手の玉砂利道を登り詰めると三ノ宮に至る。

境内案内図  拡大

朝の参道

参道の先が拝殿

苔むした庭と拝殿

三ノ宮へ

三ノ宮(安産の神)
 三ノ宮の左手奥に「白山禅定道平泉寺登拝口」の標柱がある。直ぐに分岐があり、左は沢沿いの登山道、右は剱之宮を経て続く尾根道(白山禅定道)に分かれる。行きは沢沿いの登山道を行く。

白山禅定道平泉寺登拝口

左:登山道、右:剱之宮
 沢沿いの登山道には「法恩寺山まで○km」の標柱が1km毎に設置されているものの、余り利用されていないようで下草は結構茂っている。石畳の道から小さな沢沿いの登山道に変わる。小さなな流れを何度も横切る。足下に注意しながら、ストックで蜘蛛の巣を掃って進む。

登山道の案内図

「法恩寺山まで6.5km」標柱

石畳の道

「平泉寺一帯の自然と歴史」  拡大

踏み跡は明瞭だが下草は茂っている

樹間に勝山城(博物館)が見える
 進行方向が大きく左に曲がり、やがて沢を離れジグザグに山腹を登るようになる。ずっと林内で展望は得られないが、樹林の切れ間には勝山市街が見える。水音が遠くなると右手から剱之宮経由の尾根道(白山禅定道)と合流する。道はここから随分良くなる。(尾根道の方が利用が多いということになる)

剱之宮(禅定道)、平泉寺(登山道)

白山禅定道(剱之宮)の方が道が良い

「平泉寺と白山禅定道の全容」 拡大

道は随分良くなる
 尾根道になって随分開放的になる。法恩寺山、経ヶ岳も姿を現してくる。

法恩寺山(1356m)

経ヶ岳(1625m)
 三頭山(みつがしらやま)は北側に展望が開け、スキージャム勝山が見渡せる。三頭山分岐から先は更に道が良くなる。沢道の途中で出会った地元の山菜採りの方の話では平泉寺より大師山経由で登る人の方が多いということだ。

三頭山(777m)の山頂

スキージャム勝山、樹間は越前兜(大日山)
 ここから稚児堂まで坦々とした尾根道が続く。登り下りがなく単調な登山道だが、ニガナの黄色、ツツジの朱色が目を楽しませてくれる。帰りにはササユリが見送ってくれた。
 広域林道「法恩寺線」を横断する。ここから「法恩寺山まで2.7km」、道程の半分以上歩いたことになる。

経ヶ岳(1625m)

荒島岳(1523m)、手前は奥越高原牧場

広域林道「法恩寺線」を横断する

「法恩寺山まで2.7km」
 稚児堂を過ぎた処に弁ヶ滝への分岐(道標あり)があるが、ほとんど歩かれていないようだ。

稚児堂

稚児堂
 中の平避難小屋に続く舗装道路を横切る。右手に”バリカンで刈られた痕の残る”法恩寺山が見える。

法恩寺山(1356m)

平泉寺からの道、遠くに荒島岳(1523m)
 園地を抜けると中の平避難小屋に着く。中は綺麗に維持管理されている。いつも快適に利用させていただいている。ありがたい小屋だ。外にある休憩ベンチのテーブルが少し焦げていた。テーブル上で直火する不心得者がいるのだろうか・・・、悲しくなってしまう。

快適な中の平避難小屋

休憩ベンチ
 ここから先は整備され(過ぎ?)た階段状の登山道が法音寺跡近くまで続く。それに、単調な登りに飽きないように”階段の造りが工夫?”されているようだ。

法恩寺山まで階段登り

自然道はホッとする

木の階段

石積みの階段

スキージャム勝山の”ゲレンデ”から福井方面

法音寺

法音寺(法音教寺跡) 拡大

お供えしてお参り

法音寺跡から5分ほどで、真っ青な空を背景にした白山に迎えられて法恩寺山山頂に到着する。思わず「おぉっ!」と歓声をあげる。暫く見ないうちに随分と夏姿になったものだ。同じコースで登ってきたという地元の単独行と語らいながら、時間の許す限り白山展望を楽しむ。うっとりする至福の時間を過ごす。


法恩寺山(1356m)の山頂

現役時代の”黄色の制服”を着て記念撮影

白山、別山、三ノ峰、手前は大長山(1671m)

願教寺山、よも太郎山、日岸山と続く石徹白の峰々

四塚山、七倉山、大汝峰、御前峰 拡大

別山(2399m)、手前は苅安山(1505m)
 帰路は剣之宮を通る尾根道(白山禅定道)を降る。剣之宮付近は急下降(急登)だが、良く踏まれた歩き易い道である。

剱之宮

杉林を平泉寺へ降る
【自然観察】

ユキノシタ

ユキノシタ

コアジサイ

ヤマブキショウマ?

?1

?1

ナワシロイチゴ

ナワシロイチゴ

ニガナ

ニガナ

シロバナニガナ

シロバナニガナ

タツナミソウ

タツナミソウ

ヤマツツジ

ヤマツツジ

ウシハコベ

ウシハコベ

チゴユリ

チゴユリ

ユキザサ

ユキザサ

ノアザミ

ノアザミ

ニガイチゴ

ニガイチゴ

コナスビ

コナスビ

ササユリ

ササユリ

ヤマボウシ

ヤマボウシ
【感想】
 今回のコースは特に難しい箇所、危険箇所はありません。白山登拝の歴史に想いを馳せながら静かな山登りを楽しむことができます。山馴れした人に是非お薦めしたいコースです。
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