銚子ヶ峰(1810m)−つなぎぶしの桧−

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  「つなぎぶしの桧」に逢いたくて、晩秋の美濃禅定道を辿ってきました。時の流れと共に埋もれいく「つなぎぶしの桧」に哀愁を感じ、背丈を越す笹原を掻き分けて到達、現況を確認し、僅かな時間ですが、周辺の笹を刈ってきました。静かに守っていきたいものです。
山行日 2008年11月8日(土)
つなぎぶしの桧と別山(2399m)
天気 11/8(土) 曇り、微風、6℃@銚子ヶ峰
コース
概要
石徹白登山口--神鳩ノ宮--銚子ヶ峰--つなぎぶしの桧(往復)
装備 11kg(日帰りハイキング装備)
食料 行動食(1),水(2L)
同行者 OAC会員3人(K.Y,K.K,K.M)
企画 つなぎぶしの桧観賞

行動記録

【11/8(土) 曇り、微風、6℃@銚子ヶ峰】
 岡崎(425) =0:45[K,M,Y経由]= 豊田東IC(510) =0:55= 長良川SA(605,635) =0:05= 美濃IC(640) =0:25= 白鳥IC(705) =0:05= マルK(710,720) =0:45= 石徹白登山口[10℃](805,830) -0:08- 石徹白の杉(838) -0:22- TP1km(900) -0:23- TP2km(923) -0:06- おたけり坂[8℃](929,935) -0:19- TP3km(954) -0:06- 神鳩ノ宮避難小屋[4℃](1000,1015) -0:14- TP4km(1029) -0:12- 母御石(1041) -0:16- TP5km(1057) -0:02- 銚子ヶ峰(1059) -0:03- 雲石ももすり岩(1102,1116) -0:06- つなぎぶしの桧下り口(1122,1127) -0:27- つなぎぶしの桧(1154,1303) -0:27- つなぎぶしの桧下り口(1330,1347) -0:10- 銚子ヶ峰[6℃](1357,1405) -0:10- 母御石(1415) -0:12- TP4km (1427) -0:13- 神鳩ノ宮避難小屋(1440,1450) -0:05- TP3km(1455) -0:15- おたけり坂(1510) -0:04- TP2km(1514) -0:21- TP1km(1535) -0:15- 石徹白の杉(1550) -0:10- 石徹白登山口(1600,1615) =0:25= 満天の湯(1640,1800) =0:30= 白鳥IC(1830) =0:38= 富加関IC(1908) =0:47= 豊田東IC(1955) =0:50[Y,M,K経由]= 岡崎(2045)

銚子ヶ峰 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 加賀市ノ瀬,白山,願教寺山,二ノ峰   【1/20万 地勢図】 金沢,岐阜


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @岐阜

【11/8(土) 衛星画像】

【11/8(土) 曇り,16.0/13.2℃,58%,WSW3m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

郡上市役所 0575-67-1121 白鳥病院 0575-82-3131
郡上警察署 0575-67-0110 鷲見病院 0575-82-3151
白鳥交番 0575-82-2110 濃飛タクシー(白鳥) 0575-82-2511
郡上北消防署 0575-82-5119 道の駅「白鳥」 0575-85-2747
白鳥振興事務所(大杉林道) 0575-82-3111 天然温泉「満天の湯」 0575-86-3487
荘川営林署 0575-82-2333 そば勝更科本店(白鳥) 0575-82-4445

◆ 日誌と写真

行動日誌

【11/8(土) 曇り、微風、6℃@銚子ヶ峰】

 今日のコース核心部は笹藪なので雨天なら中止と決めていたが、岡崎を出る時は小雨がぱらつく程度、北上すれば前線から離れるので・・・と期待しながら出かけた。いつもの朝食会場「長良川SA」でお決まりの「高山ラーメン」を食べる。SA休憩エリアのリニューアルが済んで、ゆったりした雰囲気になった。山の紅葉は終盤だが、里の紅葉は見頃を向かえ、朝早くなのに結構な賑わいだった。美濃ICで出入(ETCカード入替)して白鳥ICで降りる。

 白鳥ICからR156に入り北上する。中部縦貫自動車道への分岐を過ぎると、直ぐにサークルKがある。行動食などを買い足す。「満天の湯」の案内板に従って前谷で石徹白への県道314号に入る。今日は後続車に急かされる事もなく、桧峠越えの紅葉を楽しみながらのんびりと走れた。

 上在所の白山中居神社の鳥居の前を左折し坂を下り、道なりに橋を渡って分岐に出る。左手は野伏ヶ岳方面の登山口(川原が駐車場)へ、美濃禅定道の登山口へは右手(直進)に入る。終点の駐車場まで舗装されている。終点近くの落石防止の工事は既に終了していた。石徹白川沿いの紅葉が鮮やかである。

 8時05分、豊田東ICから約3時間で登山口に到着した。舗装駐車場(20台)は我々の車を含めて4台だけ閑散としていた。東屋、トイレ、水場(流水)が整っている。

石徹白登山口駐車場(20台)

美濃禅定道は420段の石段昇りから  案内図
 「コースタイムは”軽装の急ぎ足”で計画してあります」と山行計画書に書いたのが幸い(災い?)したのか、石段の登りからハイペースで始まる。「石徹白の杉」での小休憩もなく先を急ぐ。汗が噴出す。

「石徹白の杉」

カラマツの黄葉が彩りを添える石徹白の杉付近
 紅葉は石徹白川、登山口から暫くの辺りが見頃である。登るにつれ、落葉した明るい林となり、落葉をサクサクと踏んで歩くようになる。

 「登山口から1km」の標柱(TPと表記)に不気味な傷痕が・・・。思わず周りを警戒する。

”何もの”の仕業か・・・、クマさん?

幹が屈曲した杉の樹
 「おたけり坂」を過ぎると、もう冬枯れの様相である。

登るにつれ彩が薄れる林

紅葉のトンネルもなくなって @おたけり坂
 神鳩ノ宮避難小屋は冬篭りの支度が終わり、別山も錦衣から白無垢へとお色直しが始まっていた。

神鳩ノ宮避難小屋も冬支度

別山(2399m)
 銚子ヶ峰には2パーティ10人ほどが憩っていた。6℃と肌寒いので、ひとしきり展望を楽しんだら足早に降りて行った。

 「つなぎぶしの桧下り口」の標柱から「つなぎぶしの桧」を目指して笹藪に突入する。背丈を越える密生した笹とバトルしながら進む。もがくこと30分でようやく到達。「つなぎぶしの桧」は繁殖旺盛な笹に覆われようとしていた。持参した鎌で周辺の笹を払い、秦澄大師伝説の桧の保存に微力を尽くす。

「つなぎぶしの桧下り口」

「つなぎぶしの桧」と別山
【自然観察】
晩秋の山々をお楽しみ下さい

野伏ヶ岳(1674m)、薙刀山(1647m)、日岸山(1669m)

日岸山、よも太郎山(1581m)、願教寺山(1690m)

経ヶ岳(1625m)、赤兎山(1629m)、大長山(1671m)

御嶽山(3063m)

恵那山(2191m)、大日ヶ岳(1708m)、芦倉山(1786m)

屏風山(1354m)、伊吹山(1377m)
【感想】
 山の紅葉は終り、曇り空という"好条件"が重なって、静かに晩秋の山を楽しめました。秦澄大師伝説の「つなぎぶしの桧」、これからも静かに守っていきたいものです。
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