持篭谷山(1120m)

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  暖かい日が続き”雪の季節”が早仕舞いしそうなので、日帰りでも・・・と思い、”福井の雪山”を物色し、お手軽な持篭谷山(1120m)に行きました。前日の降雪で思いがけず”新雪の山”を楽しむことが出来ました。山頂ではお約束通りの展望が待っていました。
山行日 2009年3月15日(日)
荒島岳(1523m)
天気 3/15(日) 曇り時々晴れ、微風、5℃
コース
概要
真名川ダム--持篭谷山(往復)
装備 10kg(雪山日帰りハイキング装備)
食料 行動食(1)
同行者 3人(OAC会員)
企画 純白の白山、荒島岳展望

行動記録

【3/15(日) 曇り時々晴れ、微風、5℃@持篭谷山】
 岡崎(415) =0:30= 河合池運動公園P(445,455) =0:05= 豊田東IC(500) =0:55= 長良川SA(555,620) =0:05= 美濃IC(625) =0:32= 白鳥IC(657) =0:43= 道の駅「九頭龍」(740,745) =0:45= 真名川ダムP(830,857) -0:24- 登山口(921) -0:22- 尾根(943,948) -2:09- 五葉松林(1157,1205) -0:20- 持篭谷山(1225,1315) -1:40- 尾根上(1455) -0:30- 登山口(1525) -0:20- 真名川ダムP(1545,1600) =0:25= あっ宝んど(1625,1730) =0:05= 福そば陽明店(1735,1805) =1:05= 白鳥(1910) =0:25= 郡上八幡IC(1935) =0:30= 美濃加茂SA(2005,2015) =0:35= 豊田松平IC(2050) =0:15= 河合池運動公園P(2105) =0:40= 岡崎(2145)

持篭谷山 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 荒島岳,中竜鉱山   【1/20万 地勢図】 岐阜,金沢


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @福井

衛星画像

【3/15(日) 晴れ,10.4/0.5℃,46%,SSW3m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

大野市役所 0779-66-1111 雪みち情報ネットふくい 0776-20-0514
大野警察署 0779-66-3900 あっ宝んど 0779-66-7900
稲郷駐在所 0779-64-1905 九頭流温泉「平成の湯」 0779-78-2536
大野消防署(消防総務課) 0779-66-0119 「福そば」本店 0779-66-2930
松田病院(要町) 0779-66-6090 「福そば」陽明店 0779-66-6060
広瀬病院(城町) 0779-66-3510 手打ちそば処「七間本陣」 0779-69-7680
アプローチメモ
ETC料金(通勤割引) ・豊田東〜美濃:¥2,500(¥1,250)
・美濃〜白鳥:¥1,300(¥650)
・郡上八幡〜豊田松平:¥3,100(¥1,550)
コンビニ ・長良川SA
・サークルK(R156白鳥バイパス店)
・ローソン(R158大野春日店)
・ファミリーマート(R158大野春日店)
駐車場 ・真名川ダム(トイレ有):10台

◆ 日誌と写真

行動日誌

【3/15(日) 曇り時々晴れ、微風、5℃@持篭谷山】

 低気圧の通過で金曜日は全国的に雨、土日は低気圧が発達し影響が日本海側ほど残る予報であった。「雪みち情報ネットふくい」でR158の道路状況を調べる。ライブカメラによる路面状況、1時間毎の積雪、路面温度の推移などを見ることが出来る。明朝の通過時、路面凍結は無さそうだが雪道を走ることになりそうだ。

 月末から実施される”高速料金1000円化”まで控えているのか、新聞紙面から”スキー場情報”が消える時期になったせいか、東名高速、東海北陸道とも空いており、郡上八幡から美濃白鳥IC手前までの”朝の渋滞”はなかった。

 中部縦貫道で岐阜、福井県境トンネルを抜け、油坂峠からR158を大野市まで降って行く。予想通りの”雪道”でスピードを落として丁寧に走る。路面は凍結しておらず”お尻を振る”ことはなかった。
行動食などの買出しは長良川SAで済ませたので、大野市街のコンビニには寄らず、手前の”中休”交差点で左折し、県171号を南下してR157に合流する。平野部は降雪の名残りもなく普通に走れる。

R157を真名川ダムまで登って行く。若生子トンネルを越えると、まだ一面に雪が残っており、真っ白な駐車場に車を止める。他に駐車車両はない。積雪は10cm程度、融け始めてビショビショしている。

 ダムを渡る手前に手入れが行き届いた公衆トイレがあり利用できる。

真名川ダム駐車場(到着時)
 スパッツのみ装着して歩き始める。同じ方向に3人の足跡、どうやら先行者がいるらしい。車は見当たらなかったのだが・・・。

真名川ダム(出発時)

真名川ダム(帰着時)
 登山口は分かり難い。取付き点に道標も赤テープもない。先行者の足跡はそこを通り過ぎて戻ってきたことを表していた。擁壁(1.2mほど)を這い上がると、そこから右上に薄い踏跡が続いている。尾根に出るまで、雪混じりで足元が緩い急斜面をジグザグに登って行く。ここは本コース”一番の難所”である。

登山口

急斜面をジグザグに登る
 尾根上に出て一息入れる。下降点には帰路確保のため赤布を付けておく。新雪が笹原を覆い初冬の景観を呈している。しかし、気温は高く陽が照ると梢の雪がボタッ、ボタッ、ときおりドスン!と落ちてくる。首筋に命中すると「冷たい!」と叫んでしまう。

新雪で・・・

初冬に逆戻り
 積雪は足首程度なのでスパッツだけで支障ない。自然林の雪景色を楽しみながら緩やかな尾根道を登って行く。左手(北)に加越国境の山波が、その向こうには白山が見えるはずなのだが、全て厚い雲に閉ざされている。

 先行者のトレースを辿る歩きが続く。ルート探しの楽しみがないので、時折、「現在地はどこか?」と問いかけ、尾根・谷の合流、小さな峠などから地形を読む練習を行う。 

霧氷?

実はエビの尻尾、幹にも成長
 高度を上げるにつれ、霧氷が豪華になってくる。湿った春の雪で重いのか、”枝垂桜”のような白い花が満開である。しかし、近くで観察してみると”霧氷”というより”エビの尻尾”が成長した姿だった。樹木の幹も同じようになっている。金曜日の風雪の激しさを物語っているのか・・・。

林を抜けると・・・

五葉松林、荒島岳の眺めが良いのだが・・・
 尾根を歩き出してから約2時間で北側に展望が開ける五葉松林に到着する。眼前の荒島岳すら雲に覆われている。皆で晴れることを祈りながら山頂を目指す。

とりあえず記念撮影

純白の雪道が嬉しい
 最後が少々急な登りだが、トレースが付いているので難なく登りきる。そう広くない山頂だが他には誰も居ない。先行者のトレースは更に先に進んでいる。眼で追いかけるとP1209mに人影が確認できた。御礼を込めて「ヤッホー!」と叫ぶ。

持篭谷山までもう少し

P1209mに先行者を確認
 山頂の積雪(新雪)は20cm程度、掘ってベンチを作る。その下の旧雪は氷のように固くなっていて、スコップでは歯が立たない。

 雪のベンチに腰掛けて、荒島岳の展望を待ちながらランチタイム。気温は5℃、風はなく、上空に青空が広がり次第に陽射しを浴びるようになる。背中がぽかぽかと暖かい。

 やがて、展望を閉ざしていた雲塊が消散し、360度の展望が広がる。白山遠望までは叶わなかったが、大野盆地をとり囲む山々が確認できた。いずれの山も山頂付近だけ俄かに雪化粧した様子で、麓の方はもう春を迎える装いに見える。

貸切の持篭谷山の山頂にて

待てば荒島岳が姿を現す
 青空に映える霧氷に見送られながら、足取り軽やかに帰路につく。いつかはモッカ平でのんびりと過ごし、縫ヶ原山まで登りたいものだ。

霧氷が青空に映える

足取り軽く帰路につく
【自然観察】
持篭谷山(1120m)からの展望

P1209m、荒島岳(1523m)と縫ヶ原山(1317m)の分岐点

荒島岳(1523m)

大野市街

銀杏峰(1440m)、部子山(1464m)

浄法寺山(1053m)

みつまた山(1062m)

大日山(1368m)
【自然観察】
セリバオウレンが新雪に埋もれていました

セリバオウレン

セリバオウレン

セリバオウレン

セリバオウレン
【感想】
 持篭谷山は雪山初心者でも安全に登れ、眺めの素晴らしさに感激するお奨めの山です。但し、登山口から尾根上までは踏跡が薄いので曲り角を見落とさないように!
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