願教寺山(1690m)

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  OAC会員だったM.Rさんから「願教寺山良かったですよ〜 行きましたか?」というメールをいただき、兎に角登りたくなりました。時期的に渡渉を伴う直登は難しいと考え銚子ヶ峰経由としました。
山行日 2009年4月4日(土)〜4月5日(日)
願教寺山(1690m) @銚子ヶ峰  拡大
天気 4/4(土) 曇りのち時々霙、微風、9℃
4/5(日) 晴れ時々曇り、中風、-3℃
コース
概要
石徹白--銚子ヶ峰--願教寺山(往復)
装備 22kg(雪山テント泊装備)
食料 夕食(1)、朝食(1)、行動食(2)
同行者 5人(OAC会員)
企画 願教寺山登頂、残雪の白山展望

行動記録

【4/4(土) 晴れ、無風、8℃@岡崎; 曇りのち時々霙、微風、9℃@上在所】
 岡崎(415) =0:35= 河合池運動公園(450,456) =0:07= 豊田東IC(503) =0:54= 長良川SA(557,625) =0:30= 白鳥IC(655) =0:37= 白山中居神社(732,817) -0:58- 造林記念碑(915,925) -0:55- 石徹白登山口(1020,1050) -0:20- 石徹白の杉(1110,1120) -2:15- おたけり坂(1335,1340) -1:07- 神鳩ノ宮避難小屋(1447)TS1

 就寝(18:20)
【4/5(日) 晴れ、弱風、4℃@避難小屋; 晴れ、中風、-6℃@銚子ヶ峰; 曇り、中風、-3℃@願教寺山】
 起床(3:00)

 TS1(500) -0:43- 母御石(543) -0:22- 銚子ヶ峰(605,614) -0:26- P1784m(640) -0:10- つなぎぶしの桧(650,658) -0:35- P1615m(733) -0:25- P1670m(758) -0:27- 願教寺山(825,900) -1:03- つなぎぶしの桧下鞍部(1003,1032) -0:48- P1784m(1120) -0:32- 銚子ヶ峰(1152,1200) -0:50- 神鳩ノ宮避難小屋(1250,1350) -1:13- 石徹白登山口(1503,1511) =0:17= 白山中居神社(1528,1540) =0:20= 石徹白登山口(1600,1625) =0:33= 満天の湯(1658,1832) =0:28= 白鳥IC(1900) =0:57[渋滞2km]= 美濃加茂SA(1957,2003) =0:43= 豊田東IC(2046) =0:06= 河合池運動公園(2052)

願教寺山 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 願教寺山,二ノ峰,下山,石徹白,市ノ瀬,白山   【1/20万 地勢図】 岐阜,金沢


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @岐阜

【4/4(土) 雨,11.6/6.4℃,77%,N2m/s,2mm】

【4/5(日) 晴れ,20.0/6.3℃,19%,NW7m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

郡上市役所(高鷲町) 0575-67-1121 白山交通株式会社 0575-82-2226
郡上北消防署(白鳥) 0575-82-5119 岐阜県道路情報 058-272-1111
郡上警察署 0575-67-0110 白鳥振興事務所 0575-82-3111
白鳥交番 0575-82-2110 荘川営林署 0575-82-2333
石徹白診療所 0575-86-3032 天然温泉「満天の湯」 0575-86-3487
白鳥病院 0575-82-3131  道の駅「白鳥」 0575-85-2747
アプローチメモ
ETC料金(休日割引) ・豊田東〜白鳥:¥3,400(¥1,000)
コンビニ ・長良川SA
・サークルK(R156白鳥バイパス店)
・ローソン(R156郡上白鳥店)
駐車場 ・白山中居神社(トイレ有):10台 ※除雪完了
・石徹白川左岸(河原):約10台、右岸(河原):4〜5台
・石徹白登山口(トイレ有):20台 ※除雪完了

◆ 日誌と写真

行動日誌

【4/4(土) 晴れ、無風、8℃@岡崎; 曇りのち時々霙、微風、9℃@上在所】

 スキーシーズンが終わり、長良川SAは落ち着いた雰囲気に戻った。いつもの”高山ラーメン”から浮気して”マイタケ細うどん”を食べる。揚げたてのマイタケの食感、コシのある細うどんがかつお汁に良くなじんで美味い。

 白山中居神社の駐車場に止めて、大杉林道を石徹白登山口まで歩く。石徹白川左岸に沿って約2時間の行程である。事前に郡上市役所に問合せたところ「林道通行止解除は5/2予定」との回答であった。林道入り口には「通行止」のゲートが設置されていた。

 石徹白川両岸の駐車場には10台余りの車が止まっていた。山スキーには遅い、登山か渓流釣りだろう。

大杉林道通行止(5/2解除予定)

石徹白川両岸の駐車場

白山中居神社の駐車場

除雪完了で全面利用可
 大杉林道は既に除雪もされているようで、道路上には終点まで雪はなかった。しかし、路面には大小の落石が散乱しており、斜面には落石しそうな不安定な石が見受けられる。注意しながら通過する。

 途中、渓流釣りの車を3台見かけた。ゲートをずらして”自己責任”で進入したものと思われる。

 2時間の林道歩きが終わり、石徹白登山口に着いた。駐車場は除雪されており、3台の車が止まっていた。1台は渓流釣りの2人連れで、身支度しているうちに帰って行った。残り2台は登山者のようだ。”2時間歩かされたメンバーの恨めしい視線”を背中に感じる。(;^_^A

造林記念碑(大杉林道中間点)

「八反滝遊歩道」案内  拡大

大杉林道 

石徹白登山口の駐車場
 東屋は除雪の雪で囲われているが利用できる。トイレ、水(流水)ともに利用できる。

 石徹白の大杉までの階段は、最下部20段ほど露出しているが、上部は雪に覆われている。融雪が進み、薄くなっているので踏み抜きに注意が必要である。

あずま屋 @石徹白登山口

水場 @石徹白登山口

石徹白登山口

石段は雪の下
 石徹白の大杉は保護柵の高さまで残雪があり、神鳩ノ宮避難小屋へのトレースは柵の内側を突っ切っている。まあ、雪の上なので影響はないだろう。

石徹白の大杉

石徹白の大杉にて
 尾根道に取り付くまでの区間は夏道登山道が断続的に現れている。雪融け水が流れて滑りやすい。尾根に上がってしまえば、良く締まった歩き易い雪道となる。ワカンもアイゼンも必要ない。

 C1300m付近、夏道は小さな沢を渡って斜面を登り再び尾根に出るルートだが、今回は沢を詰めて支尾根に突き当たってこれを登った。主尾根に合流する部分に段差があり、ステップを作りながら這い上がった。

 おたけり坂も夏ルートとは随分様子が違う。雨宿り岩も何処か分らないまま、急斜面を直登した。念のためストックからピッケルに持ち替えた。

 計画より2時間近く遅れて、神鳩ノ宮避難小屋に到着した。先客は岐阜の2名、登山口まで車で入ったという。同宿の挨拶をして小屋に入る。早めに夕食(宴会)を行い、明日の長丁場に備える。

良く締まって歩き易い

ワカンもアイゼンも必要ない

段差を越えて主尾根に出る

あともう少し、頑張れ!
【4/5(日) 晴れ、弱風、4℃@避難小屋; 晴れ、中風、-6℃@銚子ヶ峰; 曇り、中風、-3℃@願教寺山】

 夜通し強い風が吹いていたが、朝には収まっていた。空には星が見える。予想通り晴れそうだ。

 岐阜の二人連れが先に出発していった。願教寺山を越えて薙刀山から石徹白へ降るということだ。我々は日帰り装備の軽装で後を追いかける。アイゼンを履き、ピッケルを携えて出発する。

 昨日来の新雪が積もって、この時期としては思えない真っ白な雪面が広がる。

母御石への登り

別山(2399m)

朝焼け

銚子ヶ峰(1810m)、別山(2399m)
 銚子ヶ峰で今日のルートを確認する。銚子ヶ峰(1810m)から高度を下げながら願教寺山(1690m)へ登頂するルートになる。北には美濃禅定道が続き、三ノ峰の山塊の大きさ、別山の精悍さが目を惹く。

 雲間ももすり岩から暫く細い尾根が続き、雪庇の崩れ具合によっては難しくなると心配していたが、まだ十分の雪があり、左(西側)に寄って歩いて問題なく通過できた。

願教寺山(1690m)

三ノ峰(2128m)、別山(2399m)
 P1784m峰から福井・岐阜県境尾根に沿って行く。秋には笹ブッシュで苦労した(銚子ヶ峰-081108)が、今は雪原となっているのでズンズンと快足で降れる。広い尾根(大雪原)なので霧に巻かれる以外の心配はない。

 P1670m峰への途中で先行の岐阜パーティが引き返してくるのに出逢った。願教寺山から先、薙刀山からの下山尾根が雲に覆われて視界不良なので断念したとのことであった。

願教寺山を目指して大雪原を行く

P1670m峰
 P1670m峰から一旦下って願教寺山へ登り返す。最後が少し急傾斜だが、先行者が残したトレース(足場)があり難なく登りきった。

 願教寺山の山頂で静岡の単独行と一緒になった。薙刀平に一泊して登ってきたという。健脚に驚く。我々が同じルートで来た時(薙刀山・日岸山-070407)は日岸山までしか考えなかったのに・・・。

 山頂で時間が許す限り待ったが、一瞬白山が拝めただけで、残念ながら雲が切れることはなかった。

願教寺山(1690m)

願教寺山(1690m)

最後の急登を登り切れば山頂

雲中の願教寺山にて
 帰り道はのんびりムード。再び姿を現した願教寺山に「次は直登ルートで・・・」と想いを馳せる。

願教寺山(1690m)、P1670m峰

雲が切れた願教寺山を眺む
 つなぎぶしの桧付近は純白の大雪原、美濃禅定道、石徹白、奥越の山々が見渡せる。

P1784m峰、P1800m峰、銚子ヶ峰(1810m) @つなぎぶしの桧付近

<後方右> 経ヶ岳(1625m)、赤兎山(1629m)、大長山(1671m)
<前方左> 野伏ヶ岳(1674m)、薙刀山(1647m)、日岸山(1669m)、よも太郎山(1581m)、願教寺山(1690m)
 P1784m峰への登り返しは約15分なのだが、疲れた身体には長く感じられる。

三ノ峰(2128m)、別山(2399m)

P1784m峰への登り返し
 美濃禅定道に戻っても、まだ銚子ヶ峰までもう少しだが登りが続く。別山の白さ、銚子ヶ峰までの雪庇が美しい。

別山(2399m)

銚子ヶ峰(1810m)
 銚子ヶ峰で今日のルートを振り返る。達成感で疲れが吹き飛んで、みんな晴れやかな顔をしている!?

願教寺山(1690m)、P1670m峰

銚子ヶ峰にて

別山(2399m)

銚子ヶ峰(1810m)、別山(2399m)

母御石を降る

シリセード痕が残る
 神鳩ノ宮避難小屋で帰り支度をしていたら、岐阜の二人連れがやってきた。丸山を往復してきたという。さっさと下山したのかと思いきや・・・、なんて逞しい人たちだ。それに、ご好意で中居神社まで運転手2名便乗させていただき、帰路の林道歩きから開放されたのは嬉しかった。

 次回に備えて願教寺山への直登ルートの様子を確認しながら降った。

神鳩ノ宮避難小屋

願教寺山(1690m)への直登ルートを確認
【感想】
 今回は難なく通過できましたが雲間ももすり岩付近の細尾根通過が注意箇所になります。また、大杉林道が車で入れないと、特に帰路の林道歩きが辛いかもしれません。あとは楽しい雪原歩きが楽しめます。
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