別山(2399m) -チブリ尾根-

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  次週のOAC夏山山行に備え、歩荷と足慣らしに出かけました。当初は市ノ瀬から杉峠、三ノ峰、別山と周回する計画でしたが、雨が強そうなので、チブリ尾根で別山往復に変更しました。チブリ尾根避難小屋に到着した頃より雨、風とも強まり、結局、別山往復も断念しました。雨に濡れた瑞々しいお花だけが慰めの山行となりました。
山行日 2009年7月25日(土)〜26日(日)
ササユリ
天気 7/25(土) 曇り,微風,21℃
7/26(日) 曇り,微風,16℃
コース
概要
市ノ瀬--チブリ尾根避難小屋(往復)
装備 23kg(テント携行小屋泊装備)
食料 夕食(1)、朝食(1)、行動食(2)、非常食
同行者
企画 自然観察と白山展望

行動記録

【7/24(金) 曇り,微風,31℃@岡崎】
 自宅(1800) =0:30= 岡崎IC(1830) =1:05= 美濃IC(1935) =0:30= 白鳥IC(2005) =0:25= 道の駅「九頭竜」(2030,2035) =0:30= FM勝山(2105,2120) =0:45= 市ノ瀬P(2205)TS0

 就寝(22:30)
【7/25(土) 曇り,微風,21℃@市ノ瀬; 雨,強風,16℃@チブリ尾根避難小屋】
 起床(4:35)

 TS0(550) -0:32- 猿壁堰堤(622) -0:42- 下の水場(704,715) -0:25- 上の水場(740,752) -0:42- 釈迦岳展望台(834,853) -0:28- 尾根の水場(921) -1:04- チブリ尾根避難小屋(1025)TS1

 就寝(18:30)
【7/26(日) 曇り,微風,16℃@チブリ尾根避難小屋】
 起床(4:30)

 TS1(550) -0:40- 尾根の水場(630) -0:22- 釈迦岳展望台(652,700) -0:30- 上の水場(730,740) -0:15- 下の水場(755) -0:25- 猿壁堰堤(820) -0:20- 市ノ瀬P(840,900) =0:25= 白峰温泉「白峰総湯」(925,1100) =0:35= 一揆蕎麦「長助」(1130,1145) =1:20= 深田久弥「山の文化館」(1235,1600) =0:15= 加賀IC(1615) =1:35= 養老SA(1750,1800) =1:30= 岡崎IC(1930) =0:20= 自宅(1950)

別山 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 白山,加賀市ノ瀬,(二ノ峰,願教寺山)   【1/20万 地勢図】 金沢,(岐阜)


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @金沢

【7/25(土) 衛星画像】

【7/25(土) 雨,29.3/23.3℃,78%WSW7m/s,0.5mm】

【7/26(日) 衛星画像】

【7/26(日) 雨,25.4/22.5℃,84%NE1m/s,1.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

白山市役所 076-276-1111 白山観光協会 076-273-1001
白峰支所 076-259-2011 白山自然保護C 076-255-5321
鶴来警察署 076-272-1161 永井旅館 076-259-2339
白峰駐在所 076-259-2034 天望の湯「御前峰」 076-259-2010
金沢市消防本部 076-224-1119 白峰温泉「総湯」 076-259-2839
公立鶴来総合病院 076-272-1250 一揆そば「長助」 076-254-2003
新村病院(鶴来) 076-273-0100 とうへんぼくな仲間「おきな」 076-254-2775
アプローチメモ
ETC料金 ・岡崎〜美濃(90.0km):¥2,700[通勤割引:¥1,350]
・美濃〜白鳥(44.0km):¥1,300[通勤割引:¥650]
・加賀〜岡崎(239.9km):¥5,400[休日割引:¥1,000]
コンビニ ・ファミリーマート勝山南店(R157):0779-87-3030
・サークルK勝山旭町店(R157):0779-87-2818
駐車場 ・市ノ瀬:駐車場(無料)、水洗トイレあり、水あり、登山届BOX

◆ 日誌と写真

行動日誌

【7/24(金) 曇り,微風,31℃@岡崎】

 通勤割引を利用しようと、18時に岡崎を出発する。流石に週末の帰宅時間帯、岡崎ICまでの一般道、東名高速とも混み合っていた。豊田JCTまで渋滞を抜けるのに20分ほどかかった。東海環状道から東海北陸道はスムースに走れた。

 22時、市ノ瀬に到着。駐車場は満車、場内の通路にもびっしりと止まっていた。幸い一番手前の駐車場に空きを見つけることができた。軽く寝酒を飲んでから車内で横になって寝る。一人なのでゆったりしている。


【7/25(土) 曇り,微風,21℃@市ノ瀬; 雨,強風,16℃@チブリ尾根避難小屋】

 4時半起床、外は既に騒々しい。白山日帰り組が5時の一番バスに並んでいるのだ。満員の登山客を乗せてバスが連なって出発していく。

市ノ瀬の駐車場

市ノ瀬ビジターセンター、バス乗場
 曇り空で小雨がぱらつく空模様に、「今日はやめた」と引き上げていく地元の登山者がいる。近くに住む人だけの特権だろう。工事用道路のゲートを越えて、チブリ尾根登山道の入口に向かう。

チブリ尾根登山道へ

工事用道路を辿る
 岩屋俣谷川を渡ったところから「登山道」もあるが、まだ工事車両が通る時間ではないので歩き易い工事用道路を辿る。

 猿壁堰堤の横がチブリ尾根登山道の入口である。ここにも登山者数をカウントする装置が設置されている。ブナとトチの林はしっとりとしている。多少の雨も茂る葉が傘となって苦にならない。

猿壁堰堤

猿壁堰堤

チブリ尾根登山道入口

しっとりしたブナ、トチの林
 雨降りが続いているので、下の水場、上の水場とも十分な水量がある。

下の水場(水量豊富)

上の水場(十分な水量)
 湿度が高く風も通らないので、ゆっくり登っていても汗が噴出す。釈迦岳展望台で水分とエネルギーを補給する。細谷川を挟んで越前禅定道の天井壁が見えるが、その向こうの白山釈迦岳は雲の中に隠れている。

 いつもは当てにならない尾根の水場(C1680m)も今日は水が流れている。

視界は天井壁まで @釈迦岳展望台

尾根の水場(1〜2分/L)
 登山道は、C1770mで尾根を外れて右(南)に山腹をトラバースする。笹が刈込まれていないと歩き難い箇所である。別山谷に落ちる支尾根に出ると林を出て笹原が広がる。出た途端強い風に晒される。やや急勾配の支尾根を横風に負けないように登る。元の主尾根に合流すれば平坦となり、程なくチブリ尾根避難小屋だ。

市ノ瀬方面 @笹原

チブリ尾根避難小屋
 10時半、強くなりはじめた雨に押し込まれるように小屋に入る。中では日帰りの2パーティ3人が昼食宴会を楽しんでいた。別の1人は強風を突いて山頂を目指していったという。

 富山の7人パーティと同宿になり、宴会に混ぜていただいた。一回りほど先輩の皆さんだが、歩きも元気、夜も元気で賑やかに酒宴が続いた。


【7/26(日) 曇り,微風,16℃@チブリ尾根避難小屋】

 昨日は16時の気象通報で天気図をつけたが、週間予報通りの進行で特に変化は無さそうだった。今朝は曇り空だが風はおさまっている。別山登頂を目指す富山パーティと別れ、早々と下山を決める。

 10時の開場とともに白峰総湯に入る。朝風呂(一番風呂)をゆったりと楽しむ。

 金沢のT.Nさんから「今度7/26(日)13:30から、深田久弥山の文化館で、三っ谷の林茂さんが講演されます。題は『御前の風』ということです。みったんの話が聞けるのではないかと楽しみにしています。夏山シーズンだし、畑さんはとても不可能だとは思ったのですが、もし万が一、前日こちら方面の山でお泊りで、当日雨などで山中止になった場合など・・・(あり得んかな?)の為に一応お知らせしま〜す!」というメールを思い出して、寄り道することにした。

 大聖寺駅の近くにある深田久弥「山の文化館」で、初めてお逢いする皆さんに混じって林茂さんの講演に聴き入った。84歳を感じさせない熱い語りが2時間近く休むことなく続いた。山里での生活、山を降りてからの故郷への想い、川上御前社の復興など、凄いエネルギーを感じた。

 普段はただ通り過ぎるだけの登山口の山里は廃村になっているところが多い。住人は居ないけれど、熱い想いだけは今も生き続けているのだ。

深田久弥「山の文化館」

林茂氏の「御前の風」講演を聴く
【自然観察】
雨と風で余り撮れませんでした

ソバナ

ソバナ

トリアシショウマ

トリアシショウマ

ヤマブキショウマ

ヤマブキショウマ

クガイソウ

クガイソウ

イワオトギリ

イワオトギリ

オオシラビソ(球果)

オオシラビソ(球果)

ササユリ

モミジカラマツ

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ

ミヤマツツジ

カライトソウ

タカトウダイ

ノアザミ

ヤマハハコ

ヤマハハコ

オオバギボウシ

オオバギボウシ
【感想】
 夕陽に紅く染まる白山の展望は叶いませんでしたが、歩荷と足慣らしはそれなりにできました。チブリ尾根は白山が賑わう季節でも比較的静かな山旅が楽しめるお奨めのコースです。
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