鈴ヶ岳(1174m)、大日山(1368m) 

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  ショウキラン山開きでお世話になった「出作り小屋」の主K.Nさんと山友の皆さんとの語らいを楽しみに鈴ヶ岳、大日山に行きました。もう一つの楽しみ白山展望は叶いませんでしたが、「出作り小屋」でシシ肉、ナメコ、加賀イモを振舞われ、美味しい山の幸に舌鼓を打ち、今回も心身ともに温まる山旅となりました。
山行日 2009年11月27日(金)~28日(土)
大日山(1368m) @加賀甲
天気 11/27(金) 曇り時々晴れ、中風、8℃
11/28(土) 雨、霧のち晴れ、中風、10℃
コース概要 大杉登山口--出作り小屋--鈴ヶ岳--大日山--加賀甲(往復)
装備 22kg(ツェルト携行避難小屋泊装備)
食料 夕食(1)、朝食(1)、行動食(2)、非常食
同行者
企画 白山展望、山友との語らい

行動記録

【11月26日(木) 晴れ、無風、16℃@岡崎】
 岡崎(2030) =0:15= 岡崎IC(2045) =1:00= 養老SA(2145,2150) =1:40= 尼御前SA(2330)TS0

 就寝(23:50)
【11月27日(金) 曇り時々晴れ、中風、8℃@大日山】
 起床(5:30)

 TS0(600) =0:02= 片山津IC(602) =0:43= 大杉「冒険のとりで」(645,652) =0:20= 大杉登山口(707,740) -0:20- 幸四郎屋敷跡(800,807) –0:35- ヌギ谷原「出作り小屋」(842,900) –1:33- 鈴ヶ岳(1033,1040) –0:25- カタクリ小屋(1105,1137) –0:10- 水場分岐(1147) –0:28- 大日山(1215,1247) -0:07- カタコガ原水場(1304) -0:21- 大日山避難小屋(1325,1347) -0:36- 大日山(1423,1428) -0:40- カタクリ小屋(1508)TS1

 就寝(18:45)
【11月28日(土) 雨、霧のち晴れ、中風、10℃@カタクリ小屋】
 起床(4:30)

 TS1(830) –0:25- 花立の岩(855) -0:10- 鈴ヶ岳(905) –0:50- ブナの巨木(955,1003) –0:00- ヌギ谷原「出作り小屋」(1035,1415) -0:40- 大杉登山口(1455,1510) =0:30= K.Nさんの納屋(1540,1635) =0:22= 小松IC(1657) =0:08= 尼御前SA(1705,1710) =1:17= 賤ヶ岳SA(1827,1903) =1:22= 岡崎IC(2025) =0:15= 岡崎(2040)

鈴ヶ岳、大日山 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000を使用して編集しました。


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @金沢

【11/27(金) 晴れ,19.9/7.7℃,WSW7m/s,0.0mm】

【11/28(土) 晴れ,14.8/8.9℃,NW3m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

小松市環境企画課 0761-24-8067 小松市民病院 0761-22-7111
小松市林努水産課 0761-24-8081 やわたメディカルC 0761-47-1212
小松警察署 0761-22-5231 西木医院 0761-47-3523
小松市消防本部 0761-20-1119 せせらぎの郷温泉 0761-46-1919
南加賀土木総合事務所 0761-21-3333 ピュア湧泉寺温泉・総湯 0761-47-4100
アプローチメモ
ETC料金[割引] ・岡崎~片山津(252.4km) ¥5,650、[深割¥2,850]
・小松~岡崎(261.0km) ¥5,800、[休割¥1,000]
コンビニ ・サークルK粟津温泉店:0761-65-3306
・ローソン粟津温泉店:0761-65-3505
林道、駐車場 ・大杉林道:大杉登山口まで舗装路
・大杉登山口:5台、手前にも10台 トイレは「冒険のとりで」にある
避難小屋 ・出作り小屋:7人、流水、トイレ無、薪ストーブ有、薪備蓄有
・カタクリ小屋:10人(2Fに15人)、水場15分トイレ無、薪ストーブ有、薪備蓄少

◆ 日誌と写真

行動日誌

【11月26日(木) 晴れ、無風、16℃@岡崎】

 岡崎から米原経由で北陸道の尼御前SAまで3時間で着く。駐車場の隅っこに止めて仮眠する。一人なので、ゆったりと寝られる。


【11月27日(金) 曇り時々晴れ、中風、8℃@大日山】

 片山津ICを出て粟津温泉街を抜け県道161号(大杉長谷線)に入り、瀬領温泉を経てを大杉谷川沿いに南下する。道は大杉集落に入って県道43号(丸山加賀線)になる。山崎橋を渡り進行方向が左(東)に変わり600mほどで、右手に「鈴ヶ岳」の看板を見つける。ここを右にとり、林道「鈴ヶ岳線」に入る。大杉谷川の左岸に沿って南下すれば、程なく大杉「冒険のとりで」に到着する。トイレはここを利用する。

 大杉林道は登山口まで舗装工事が完成しており、以前とは大違いの走り易い道路になっている。

県道43号線から林道「鈴ヶ岳線」に入る

大杉冒険のとりで(左がトイレ)

大杉登山口

駐車場(5台) 案内図
 大杉登山口から鈴ヶ岳まで登山道は良く整備されていて、危険箇所、急登にはロープが取り付けられている。

幸四郎屋敷跡

雪で折れた鉄橋と代わりの鉄梯子

手すりロープのある鉄橋

百間滝(左)との分岐
 百間滝分岐から上部の登山道、良く見ると並行にもう一本登山道らしき踏跡がある。帰路にK.Nさんに聞いたところ、同じルートだと掘れて傷むので、登山道を付け替えていると言う。傾いた道標を掘り起こして立て直すなど、相変わらず登山道整備には余念がない。頭が下がる。

イノシシの掘った痕?

いいえ! 傾いた道標を立替え中
 大杉登山口から1時間、出作り小屋が現れると、なぜかホッとした気分になる。まるで故郷に帰りついたかのように・・・。

 「鈴ヶ岳絵地図」、「出作りと鈴ヶ岳」には山に生かされる人々の畏敬と感謝の気持ちが記されている。

出作り小屋

雪融け時にはミズバショウが咲く

鈴ヶ岳絵地図 拡大

出作りと鈴ヶ岳(由緒) 拡大
 9時、「出作り小屋」を出発し鈴ヶ岳に向う。春にはイワウチワが咲き乱れる華やかな尾根も、今は静かに冬篭りを待っている。葉が落ちきったモノトーンのブナ林が続く。

鈴ヶ岳ブナの巨木

スリムだけど・・・これかな?
 急登に息が弾む。一息入れて振り返ると、小松市街の向こうに日本海が見える。

急坂には固定ロープで安全確保

兜山(1026m)、遠く日本海が見える

鈴ヶ岳(1174m)と手前のピーク

丈競山(1045m)の山頂に避難小屋が見える
 「鈴ヶ岳まで○○m」の標識が200m毎に設置されている。樹木を傷めないように、紐で緩く縛ってある気遣いが嬉しい。平坦路が続くようになると鈴ヶ岳山頂は近い。

 平日だから誰も登ってこない・・・と思っていたら、日帰りの地元女性が熊鈴を鳴らしながら登ってきた。白山をバックに写真を撮っていただいた。晴れてはいるが、白山にはずっと雲が懸かったままだった。

雲に隠れた白山(2702m)

鈴ヶ岳山頂にて

大長山(1671m)、赤兎山(1629m)、経ヶ岳(1625m)

大日山(1368m)
 カタクリ小屋まで30分足らずの降り、「花立の岩」は上に立つと見晴らし良さそうだが、いつもチラリと見て通り過ぎる。新保登山口からの登山道が左(東)から合流したところにカタクリ小屋がある。

「花立の岩」というのは・・・

登山道脇の「これ」です

新保登山口からの登山道と合流

新保登山口からの登山道
 カタクリ小屋に荷物を残し、軽荷になって大日山へ向う。

カタクリ小屋

カタクリ小屋 周辺地図
 40分登って大日山(1368m)の山頂に立つ。白山は隠れたままだ。先着した女性がお弁当を食べていた。更に新保登山口から登ってきた二人連れと一緒になり、山頂広場は暫し賑やかになった。

大日山(1368m)にて

白山(2702m)方面

北岳(1609m)、経ヶ岳(1625m)

荒島岳(1523m)

加賀甲(1312m)

大笠山(1822m)、笈ヶ岳(1841m)
 明日の天気は?なので、予定を前倒しして加賀甲まで足を延ばす。

 越前兜への分岐に道標があるが、踏み入った足跡は定かではない。谷筋には僅かに新雪の名残りを留める。カタゴガ原の水場はこの時期にも十分な水量がある。

越前兜への分岐

カタコガ原の水場
 のびやかなカタゴガ原を横切り、少し登り返せば大日山避難小屋が建つ加賀甲に到着する。

加賀甲(1312m)

カタコガ原と大日山(1368m)

大日山避難小屋が見えてくる

大日山避難小屋
 大日山避難小屋で備え付けのノートを見る。今日は3人が真砂登山口から登ってきていた。雇用創出事業による「避難小屋の点検」と記されていた。ご苦労様でした。

 14時を過ぎると、もう夕方の雰囲気になる。帰路を急ぐ気持ちはあるが、足下が滑り易く登りと同じくらい時間をかけて降った。

鈴ヶ岳(1174m)と赤い屋根のカタクリ小屋

小松市街と日本海
【11月28日(土) 雨、霧のち晴れ、中風、10℃@カタクリ小屋】

 4時半、目覚ましに起こされる。独りだけの気楽さか10時間も熟睡してしまった。外はまだ真っ暗、静かにすると雨音が聞こえる。窓を開けると小雨が降り、暗闇が霧に包まれていた。

 昨日加賀甲まで行っておいて良かった。雨が上がってから下山することにして、ニュースを聞きながらシュラフに潜ってのんびりする。こういう時間も良いもんだ。

 8時半、雨は止んだがカッパを着て下山を始める。登山道の土壌は粘土質で滑り易い、また木の根の露出も多くその上に落葉が積もっている。雨上がりの降りなので、登り時よりもスローペースで慎重に足を運んだ。

しっとりした登山道

幻想世界に遊ぶ
 10時半に「出作り小屋」に戻る。K.Nさんと2人の方が小屋の補修作業をされていた。毎年の豪雪の圧力で小屋が歪んできたので、筋交を入れて補強しているという。

 午前中に無事補修工事が済んで、お楽しみの昼食宴会を始める。昼時に合わせて次々とK.Nさんの山友が登ってきて賑やかな宴会になった。イノシシの焼肉、加賀イモとなめこの味噌汁、擂った加賀イモ(ねばりの強いとろろイモの食感)を自生の山葵と醤油で食す、珍しいものばかりだ。美味しい山の幸に舌鼓を打ちながら、K.Nさんを中心に山の話で盛り上がる。

K.Nさん(左)と山友の皆さん

ナメコ汁にシシ焼肉

全員が”山仕事用の長靴”でした

”傾き”修復が済んだ「出作り小屋」にて
【感想】
 「出作り小屋」のK.Nさんと山仲間の皆さんに温かく迎えられ、楽しい語らいの時を過ごせました。
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