指尾山(1418m)-白山禅定道-

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◆ 山行記録

山行概要

報告
概要
 白山釈迦岳-090704から眺めた慶松平の紅葉を楽しみに白山禅定道を登りました。紅葉にはまだ早く、慶松平も伸びやかな広場ではなく期待はずれでしたが、苔生した石畳と狭い尾根に不釣合いな巨木が目を瞠る白山禅定道は静寂を留めた趣のある登山道でした。
山行日 2010年10月10日(日) ~ 11日(月)
白山釈迦岳(2053m)
天気 10/10(日) 曇りのち雨、無風、21℃
10/11(月) 曇り時々晴れ、微風、14℃
コース
概要
市ノ瀬--白山禅定道--指尾山--観光新道分岐--別当出合(周回)
装備 12kg(日帰りハイキング装備)
食料 行動食(1),水(2L)
同行者 K.M(OAC会員)
企画 自然観察と白山禅定道を歩く

行動記録

【10/10(日) 曇りのち雨、無風、21℃@岡崎】
 自宅(710) =0:30= K.M宅(740) =0:15= 豊田松平IC(755) =0:50= 美濃JCT(845) =0:25= 岐阜大和PA(910,912) =0:08= 白鳥IC(920) =1:40[大野市街経由]= 蕎麦「八助」(1100,1130) =0:02= サンプラザ勝山店(1132,1200) =0:33= 中の平避難小屋(1233)TS0

 自然観察&きのこ採り

 就寝(18:00)
【10/11(月) 曇り時々晴れ、微風、14℃@市ノ瀬、18℃@慶松平】
 起床(3:00)

 TS0(340) =0:28= 暮見新橋(408) =0:24= 白峰(432) =0:18= 市ノ瀬P(450,530) -0:17- 白山禅定道口(547,552) -0:28- 白山禅定道登山口(620,628) -0:32- TP1[市ノ瀬2.5km、殿ヶ池5.6km、室堂7.6km](700) -0:07- 六万山[1260m](707,714) -0:37- 指尾山[1418m]TP2[市ノ瀬3.8km、殿ヶ池4.3km、室堂6.3km](751,806) –0:28- 剃刀窟(834) –1:00- 慶松平(934) -0:20- 観光新道分岐手前石畳[昼食](954,1040) –0:05- 観光新道分岐(1045,1048) -0:32- 砂防車道(1120) –0:18- 別当出合(1138,1150) =0:15= 市ノ瀬P(1205,1220) =0:15= 白峰温泉「白峰総湯」(1235,1353) =0:37= 福そば(1430,1500) =1:05= 白鳥IC(1605) =0:30= 美濃JCT(1635) =1:05= 豊田松平IC(1740) =0:17= K.M宅(1757) =0:43= 自宅(1840)

指尾山(白山禅定道)行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/1.25万 地形図】 白山,加賀市ノ瀬   【1/20万 地勢図】 金沢


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @金沢

【10/11(月) 衛星画像】

【10/11(月) 晴れ,24.9/19.2℃,62%,N6m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

白山市役所 076-276-1111 白山観光協会 076-273-1001
白峰支所 076-259-2011 白山自然保護C 076-255-5321
鶴来警察署 076-272-1161 永井旅館(市ノ瀬) 076-259-2339
白峰駐在所 076-259-2034 天望の湯「御前峰」 076-259-2010
金沢市消防本部 076-224-1119 白峰温泉「白峰総湯」 076-259-2839
公立鶴来総合病院 076-272-1250 手打ちそば「八助」 0779-88-0516
新村病院(鶴来) 076-273-0100 福そば(陽明店) 0779-66-6060
アプローチメモ
ETC料金[割引] ・豊田松平~白鳥(114.9km):¥3,550 [休割¥1,000]
コンビニ&スーパー ・ファミリーマート勝山南店(R157):0779-87-3030
・サークルK勝山旭町店(R157):0779-87-2818
・勝山「サンプラザ」:0779-87-2525
駐車場 ・市ノ瀬:駐車場(無料)、水洗トイレあり、水あり、登山届BOXあり
シャトルバス ・市ノ瀬~別当出合:¥400
避難小屋 ・殿ヶ池避難小屋:トイレあり,水なし
 板間で10人程度宿泊可能

◆ 日誌と写真

行動日誌

【10/10(日) 曇りのち雨、無風、21℃@岡崎】

 3連休であるが前半2日が雨の予報のため、計画を短縮し、白山禅定道を登り観光新道で降る日帰りハイキングとした。前泊はいつもの中の平避難小屋を使用させていただく。

 連休中日、雨上がり模様、遅い出発(7時)で10日のアプローチ道路状況が気掛かりだったが、高速道路の渋滞も無く、いつもどおりの時間で走行できた。

 紅葉が見頃なら油坂峠を越える旧道を走ることも考えたが、まだ青々とした山肌を見て、油坂トンネルを抜けるいつものルートとした。

 時間に余裕があったので、大野城でも見学して・・・と市街に入ったが、「大野城築城430年の祭り」に当たり、交通規制など混雑が始まろうとしていたので、そそくさと抜け出して勝山へと向かう。

 馴染みの「八助」で越前おろし蕎麦をいただき、「サンプラザ」で食材を調達し、12時半に中の平避難小屋に着いた。雨は降ったり止んだりの繰返しで回復していく様子は見えないが、楽しみの「なめこ」を求めて越前禅定道を下る。いろんなきのこを見つけるがとても食する自信はない。自然の恵み「なめこ」を少しだけいただいて小屋に戻る。買い入れたきのこと合わせてバター炒めにし酒の肴とする。

中の平避難小屋

いろんなきのこ

稚児堂跡

稚児堂由来記  拡大
【10/11(月) 曇り時々晴れ、微風、14℃@市ノ瀬、18℃@慶松平】

 3時起床、窓から天を見上げれば星が見える。天気の回復を期待して市ノ瀬に向かう。真っ暗な広域林道「法恩寺線」をゆっくりと下り、国道157号線に出て北上する。白峰まですれ違った車は2台だけだった。白峰で右折、県道31号線で市ノ瀬まで一本道である。途中ほくてつバスの車列に追いつく。別当出合までのシャトルバスの回送であった。

 4時30分に駐車場に到着、第3駐車場に誘導された。まだ暗いので駐車場の区画線も見えずいい加減な駐車にならざるを得ない。

 トイレ(水洗)は照明がありペーパーも備え付けられている。ビジターセンターも開いていた。登山届を提出して別当出合への車道を歩き始める。漸く明るくなり始めヘッドランプ無しで歩ける。

 白山禅定堂口から山道に入る。はじめはなだらかな植林の中を行く。後半は斜面をジグザグに登り林道に出る。この林道を左(北)に行けば釈迦新道へと続く。今日は正面、白山禅定道に入る。初めてのコースにワクワクする。

白山禅定堂口

白山禅定堂口

しっとりとした登山道

ツキヨタケ

白山禅定道登山口

初めてのコースにワクワク
 苔むした石段が歴史を感じさせる。大きな樹木が多く明るい緑の空間が広がる樹林が続く。登山道の下草は良く刈り込まれ踏み跡も明瞭である。傾斜が緩まり行く手に明るさが増すとまもなく主尾根に合流する。六万山の標識があるがここから展望は得られない。六万山と反対方向に踏み跡があり、展望が開けるのかなと期待して進んだが、直ぐに踏み跡が薄くなり展望もなかった。

六万山

山ぶどう
 指尾山まではアップダウンの少ない稜線歩きが続く。擦れ違う人も無く、しっとりと苔生した道に静寂だけが漂っている。うっとりして歩いていると、狭い尾根に不釣合いな巨木が現われ驚かされる。

紅葉はまだまだ

苔生した道

狭い尾根に不釣合いな

巨木が沢山見られる
 指尾山からは雲の切れ間に白山釈迦岳や白山本峰が展望できた。

指尾山(1418m)からの展望

白山釈迦岳(2053m)

七倉山(2557m)

大汝峰(2684m)、御前峰(2702m)
 この先は天井壁の上部を歩くことになるので心配していたが、ルートは天井壁の反対側(北側)に付けられており、岩稜を歩くことも高度感に晒されることもなく、安心して歩くことができた。

石畳の道 @天井壁の上部

稜線の北側がルートになっている
 剃刀窟は巨岩の下の小さな隙間で、頭部の欠けた石仏が安置されていた。

剃刀窟

石仏
 本コースで一番注意がいるのは濡れた木道と階段である。雨上がりとにかく良く滑る。それ以外は苔むした巨岩の間を縫ったり、痩せ尾根に不釣合いな巨木を見上げたりで、なかなか変化に富んだ趣のある登山道である。

濡れた”滑る”木道

濡れた”滑る”階段
 紅葉はまだ疎らに見られる程度であった。紅葉前に枯れた葉が目立つのが残念だ。

雲間に赤兎山(1629m)

漸く紅葉が・・・

紅葉

黄葉

錦に彩られた道

オオカメノキの紅葉
 尾根が広くなり笹原が広がる、笹原越しに白山釈迦岳から白山主脈への展望が望めるようになると慶松平だ。木道が整備されているが、慶松平を巡る遊歩道にはなっていない。

慶松平

登山道(木道)以外は笹原で歩けない

白山釈迦岳(2053m) @慶松平

P2271mの左奥に大汝峰、右奥に御前峰
 直ぐに遊歩道は終わり、一旦少し降って石畳の坂を登るようになる。賑やかな話し声が聞こえてくる。程なく観光新道に合流する。

御舎利山(2377m)、別山(2399m)

油坂ノ頭(2256m)
 ここからは1時間ほどの急下降であっ気なく別当出合に着いてしまう。途中、登山道が少し崩落している箇所があるが、特に気を遣うような状況ではなかった。別当出合からシャトルバスに乗り僅か15分で市ノ瀬に戻る。

観光新道登山口

別当出合
【感想】
 白山からの下山に一部利用される方がいる程度で、静かな白山禅定道です。静寂を楽しみたい方には本コース(日帰り周回)をお奨めします。
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