一ノ峰(1839m) -美濃禅定道-
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◆ 山行記録

山行概要

報告
概要
 9月に続いての美濃禅定道、但し、今回は新人研修が目的なので、到達目標は二ノ峰を下った水呑釈迦堂跡で計画しました。結果、一ノ峰までとなりましたが、良い天気に恵まれて実りある研修となりました。
山行日 2012年10月13日(土)~14日(日)
別山(2399m)、手前は一ノ峰(1839m)
天気 10/13(土) 快晴、無風、24℃
10/14(日) 曇り時々晴れ、微風、6℃
コース
概要
石徹白--神鳩ノ宮--銚子ヶ峰--一ノ峰(往復)
装備 25kg(テント携行避難小屋泊装備)
同行者 5名(OAC会員)
企画 OACの新人研修Ⅱ

行動記録

【10月13日(土) 快晴、無風、24℃@岡崎】
 自宅(356) =0:25= K.M宅(421) =0:17= 王滝P(438,503) =0:07= 豊田松平IC(510) =0:05= 豊田JCT(515) =0:35= 一宮JCT(550) =0:20= 長良川SA(610,640) =0:30= 白鳥IC(710) =0:05= マルK(715,725) =0:45= 石徹白登山口P(810,850) –0:16- 石徹白の大杉(906,912) –0:33- TP1km(945) –0:15- 小休止(1000,1012) –0:18- TP2km(1030) –0:10- おたけり坂(1040) –0:15-小休止(1055,1110) –0:10- TP3km(1120) –0:10- 神鳩ノ宮避難小屋(1130)TS1

 【研修】 1230-1330:テント設営と撤収,1330-1430:パッキング,1430-1600:資料・Q&A

 就寝(20:00)
【10月14日(日) 薄曇り、無風、7℃@神鳩ノ宮 ;曇り時々晴れ、微風、6℃@銚子ヶ峰】
 起床(4:00)

 TS1(545) –0:25- TP4km(610,620) –0:42- TP5km(702) –0:03- 銚子ヶ峰(705,735) –0:40- 一ノ峰手前按部(815,826) –0:04- TP6km(830) –0:20- 一ノ峰(850,1000) –0:25- TP6km(1015) –0:47- 銚子ヶ峰(1102,1120) –0:29- TP4km(1149) –0:18- 神鳩ノ宮(1207,1228) –0:26- おたけり坂(1254) –0:06- TP2km(1300) –0:10- 小休止(1310,1320) –0:18- TP1km(1338) –0:22- 石徹白の大杉(1400) –0:11- 石徹白登山口(1411,1430) =0:35= 満天の湯(1505,1630) =0:30= 白鳥IC(1700) =0:40= 美濃加茂SA(1740,1800) =0:37= 豊田松平(1837) =0:05= 王滝P(1842,1855) =0:15= K.M宅(1910) =0:35= 自宅(1945)

行程図
背景地図データは,国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものです。
地形図
1/25,000 加賀市ノ瀬,願教寺山,白山,二ノ峰
1/200,000 金沢,岐阜

天気図
Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @岐阜

【衛星画像

【10/13(土) 曇り,25.7/11.9℃,39%,W5m/s,0.0mm】

【衛星画像

【10/14(日) 晴れ,23.7/13.8℃,49%,W2m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

郡上市役所 0575-67-1121 石徹白診療所 0575-86-0011
白鳥振興事務所(大杉林道) 0575-82-3111 白鳥病院 0575-82-3131
郡上北消防署 0575-82-5119 鷲見病院 0575-82-3151
郡上警察署 0575-67-0110 道の駅「白鳥」 0575-85-2747
白鳥交番 0575-82-2110 天然温泉「満天の湯」 0575-86-3487
濃飛タクシー(白鳥) 0575-82-2511 そば勝更科本店(白鳥) 0575-82-4445

アプローチメモ
ETC料金 ・豊田松平~白鳥[114.9km]:¥3,550,休割¥1,800
・豊田東~白鳥  [121.4km]:¥3,400,休割¥1,700
・岡崎~白鳥   [134.0km]:¥3,550,休割¥1,800
※豊田東の方が豊田松平より距離は長いが料金は安い。
コンビニ ・サークルK白鳥バイパス店(R156):0575-82-2504
スーパー バロー白鳥店:0575-83-0180
避難小屋 ・神鳩ノ宮避難小屋:トイレあり(1),水あり(流水)
 板間で10人程度宿泊可能
駐車場 ・石徹白登山口:舗装区画は20台
 未舗装の下段に10台、あずま屋横にも5台程度駐車可能
 水場(流水),トイレ,あずま屋,案内図あり
温泉 天然温泉「満天の湯」:¥800、10:00~20:00
 JAF割引(10%)、アルペンカード割引(100円)併用可
蕎麦


◆ 日誌と写真

行動日誌

【10月13日(土) 快晴、無風、24℃@岡崎】
 石徹白登山口の駐車場(舗装20台)には既に13台止まっていた。登山口の水場であるが、流石にこの時期になると、伏流水を引いた水場は流れが細くなっている。トイレの手洗水として引いた川の水は豊富に流れているが・・・。

 今回はOACの「新人研修Ⅱ」でテント泊の準備と位置付けている。次回の「新人研修Ⅲ」でテント泊山行を実践して一連の研修を締め括る。受講者は日帰りハイキングレベルの女性と単独行経験の豊富な男性と始めて間もない男性の合計3名である。

 準備運動を入念にしてから急登に臨む。美濃禅定道は石徹白の大杉までの420段の石段から始まるのだ。息が上がらないよう意識してゆっくり登る。15分ほどで登りきる。樹齢1800年以上と謂われる石徹白の大杉で一息ついてから、入下山者カウンターが設置されているゲートを通過する。足元には靴底を拭うマットが敷かれており、土を落とすブラシまで置かれている。白山山系の植生を保護するため、下界の植物を持ち込まないための対処である。

石徹白登山口の駐車場と東屋

石徹白登山口の水場

石徹白登山口

石徹白の大杉

植生保護の靴拭いマット

歩き易い登山道
 銚子ヶ峰までは日帰りハイキングで良く登られている。登山道は明瞭で危険箇所もないので、初心者でも安心である。紅葉にはまだ早いが、その分静かな山が味わえる。

 1km毎に設置されている「登山口から○km」の標柱を目安に、適地(安全で通行の邪魔にならない場所)を選んで休憩を取りながら行く。

 「新人研修Ⅰ」で学んだコンパスの使い方を応用して、周辺に見える山の同定、現在地確認を行う。また、通過点を地形図上で示し、地形図の見方と現場地形との突合せにより通過点を当てるなど実地研修ならではの学習を行う。

紅葉もちらほら

おたけり坂(この先急登)

雨宿り岩(急登の途中)

なだらかになると小屋は近い
 予定より早く神鳩ノ宮避難小屋に到着する。

 昼食を済ませてから研修に入る。小屋前の広場でテント設営実習し、室内に入ってからテント泊の装備とパッキング要領を説明する。午後の紅茶を挟んで「新規入会者向資料」を使って「安全登山」の観点から「会則」、「事故対応要領」、「留守本部要領」などの要点を説明する。最後にQ&Aで理解を深めて本日の研修を締め括る。

 夕食宴会では、同宿の滋賀パーティと一緒に山の歌を歌ったりして楽しい時を過ごせた。19時就寝、新人はテントに旧人は小屋に分れて宿泊した。
 
神鳩ノ宮避難小屋
 
テント設営の練習
 
水場降り口
 
神鳩ノ宮避難小屋の水場
【10月14日(日) 薄曇り、無風、7℃@神鳩ノ宮 ;曇り時々晴れ、微風、6℃@銚子ヶ峰】
 3時起床、同宿者がまだ眠っているので、静かに支度をする。これも大事な訓練である。

 4時45分、ヘッデンを灯して出発する。朝の一本目は身体が目覚めていないので、ゆっくり歩くことに心がける。母御石あたりで漸く足元がハッキリしてくる。東の空に雲があり、スッキリとした日の出とはならなかった。

歩荷訓練を兼ねて

K.K氏 @母御石

T.S氏が見つめる先は・・・

丸山(1786m)、芦倉山(1716m)
 
穂高連峰
 
乗鞍岳(3025m)
 銚子ヶ峰に到着する。正面に別山が堂々と聳えている。手前に順に三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰と山波がうねり、ここ銚子ヶ峰に続いている。今日はテント泊荷物を担いでの縦走訓練、タイムリミットを定めて行ける所まで行くつもりだ。目標は二ノ峰を下った水呑釈迦堂跡だ。ここでランチして帰路につくことを目指す。

 雲間もも擦り岩は展望の良い処で、銚子ヶ峰山頂の賑わいを避けて静かに過ごすには良い場所である。ここの降りや、この先にザレて滑りやすい箇所があるので注意を喚起して降る。

Y.A嬢、T.S氏、K.M嬢、K.K氏、T.I氏 @銚子ヶ峰

別山(2399m)、手前は一ノ峰(1839m)
 
今日はどこまで行けるか・・・
 
「あそこまで行くぞ!」とK.K氏
 願教寺山から野伏ヶ岳へと続く越美国境尾根を左に分けて大きく降る。降るほどに次なる一ノ峰が大きく見えてくる。登山道の曲がり具合や途中の目印を意識しながら降る。

つなぎぶしの桧

別山(2399m)、南白山(2166m)
 
銚子ヶ峰(1810m)と石徹白の山々
 
一ノ峰(1839m)
 一ノ峰への登り返し、記憶した目印などを確認して、あと半分だ!と元気付けながら急登を登り続ける。

 8時50分、一ノ峰に到着する。時間とメンバーの調子を勘案して、今日はここまでで出打ち切りとする。早いランチを楽しんでから帰路に着く。

一ノ峰(1839m)への急登

一ノ峰(1839m)の山頂にて

藪漕ぎしてP1839m点に至ったK.K氏

次は別山(2399m)を目指そう
感想
 山歴に違いのある受講者3名だが、それぞれのレベルに応じて得るものがあったと思う。研修Ⅲでの実践に期待する。

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