摺古木山(2169m)

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2000年4月30日(日)
摺古木山(2169m)@天狗の庭を過ぎて
天気 晴れのち曇り、無風
コース概要 東沢林道終点---摺古木山(往復)
装備 11kg(日帰り+軽アイゼン携行)
食料 昼食+行動食(1食)+水(1リットル)+ポカリ(0.5リットル)
同行者 無し
企画 南アルプス展望(残雪状況確認)

行動記録

中津川IC 6:00
摺古木山行程図
賤母道の駅 6:20,6:25
県道8号線分岐 6:40
林道東沢線入口 7:35
林道終点 8:10,8:35
砂床の沢 9:15
天狗の庭 10:00,10:10
摺古木山 10:35,11:40
周遊路分岐 12:10
砂床の沢 12:20
林道終点 12:45,13:05
林道東沢線入口 13:40
県道8号線分岐 14:10
賤母道の駅 14:35,14:45
中津川IC 15:10

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

飯田市役所商業観光課 0265-22-4511 飯田広域消防本部 0265-23-0119
長野県飯田警察署 0265-22-0110 いいだタクシー 0265-22-1111
飯田市立病院 0265-21-1255 南木曾観光タクシー 0264-57-3133

◆ 日誌と写真

行動日誌

4:25に自宅を出発する。いつものペースで順調に中津川ICで下りる。R19を北上し、奈津女で右折R256に入る。標識に導かれ、左折して県道8号線(大平街道)に入る。峠に向かって上っていくと、道沿いにトイレや売店それに案内板が目に付く。この付近一帯は県民の森としてハイキングコースなどが整備されているようだ。南木曽岳(1677m)の眺めが素晴らしい休憩所がる。
峠の短いトンネルを抜け、少し下ったカーブにある分岐(奥石澤橋)を林道東沢線と間違え詰めていく。暫くして行き止まり、県民の森のコースの一部だった。地図で確認すると3kmも手前だった。大平宿の水道屋前には「摺古木自然園 中央アルプス縦走路 入口」の道標が立っている。暫くは舗装路だが、「落石注意」の看板を過ぎると悪路となる。車高の低い愛車は、何度も地面に痛そうな挨拶をしていた。崩れてきそうな山肌に沿って、延々と林道は続く。漸く終点休憩舎に着く。駐車は詰めても5台が限度。小屋は丁寧に使われている。土間を挟んで板の間がある。トイレは林道を少し戻ったところにある。

”現在地”から水道屋(分岐点)まで10m

林道終点にある休憩舎と駐車場
小屋の前を進み山道に入る。いきなり山腹の急な登りとなる。大きく左に曲がり、北に進むようになると緩やかに山腹を巻くように登っていく。しだいに残雪の上を歩くようになってくる。沢筋にはたくさん雪が残っているが、所々水流が顔を覗かせている。小さな流れなので、はまりこんでも危険はなさそうだ。

急登を終えると雪道になる。正面は摺古木山

水流が顔を覗かす。周遊路分岐手前
砂床の沢を過ぎ、雪はさらに深くなってくるが、締まっていて沈むことは少ない。登山道に入って暫くは道標を見たが、雪が深くなるにつれ、見当たらなくなった。また、赤テープなどの印も少なく、地図で確認しながらトレースを辿る。周遊路の分岐も赤テープとかすかなトレースがあるのみであった。
天狗の庭に至ると、樹間に南アルプスが望まれ、頂上での展望に期待が膨らむ。また、南西には穏やかな恵那山が大きく見える。

沢筋の上部は雪で埋まっている

恵那山(2190m)
最後の急登を終えると、あっけなく山頂(深く雪に覆われており、三角点を確認するすべもない)に到着する。伊那から来られた先行者2名としばし歓談。残雪豊富な南アルプスの迫力に圧倒される。尾根続きの中央アルプスも御嶽山も真っ白だ!遠く乗鞍岳まで見渡せる好展望に大満足。しかし、先ほどまでハッキリと見えていた恵那山が次第に霞みはじめ、西の空は悪天の雲が覆ってきている。南アルプスの大パノラマには飽きないが、仕方なく切り上げて下山する。

摺古木山(2169m)山頂

安平路山2363m)から続く中ア南部の山波
甲斐駒ケ岳は隠れて見えないが、仙丈岳から南部の山波が白い頂を連ねているのは圧巻だ。

左端:仙丈岳(3033m)

北岳(3192m)と白根三山
昨年夏に縦走した山々を懐かしく想い出す。快晴の聖岳、雨と強風の赤石岳、一瞬の晴れ間で垣間見た荒川岳そして延々と歩いた三伏峠までの山々・・・。

塩見岳(3047m)

悪沢岳(3141m)、荒川三山と赤石岳(3120m)
持参した双眼鏡で眺めると、残雪の具合がいっそう鮮明になる。主稜線に隠れて見えないが、鳳凰三山も多いのだろう。

中央右:聖岳(3013m)と茶臼岳(2604m)

南アルプス深南部の山々
中央アルプス北部の山々も真っ白だ。昨年5月下旬に千畳敷から登り、檜尾岳までミニ縦走したが、全然雪の残り方が違う。今年は圧倒的に多い!

木曽駒ケ岳(2956m)、宝剣岳と熊沢岳(2778m)

南駒ケ岳(2841m)、越百山(2613m)
御嶽山、乗鞍岳も残雪が多い。

御嶽山(3067m)

乗鞍岳(3026m)
5月連休後半に鳳凰三山に行く計画をしている。雪の残り具合の偵察を兼ねての摺古木山山行であったが、本年の残雪の多さを実感した。気軽に残雪の白根三山の景観を楽しむ鳳凰三山山行のつもりでいたのだが、雪対策装備を追加する必要がありそうだ。
それにしても、摺古木山がこれほど展望に恵まれた山とは思っていなかっただけに感激した。摺古木山自然園まで足を伸ばし周遊路で下山する計画でいたが、山頂からのトレースもなく、天候悪化の兆しもあり断念した。南アルプスが新雪をいただく頃に再度訪れたいものだ。
 Topページ「アルプスの恋歌」へは、http://www.lares.dti.ne.jp/~k-hataをURL入力して戻って下さい。