御嶽山(3063m)

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2000年6月4日(日)
おんたけスキー場から御嶽山を望む
天気 晴れ、弱風
コース概要 田の原---剣ヶ峰(お鉢巡り)
装備 11kg(日帰り+軽アイゼン、ピッケル携行)
食料 昼食+行動食(1食)+水(2リットル)
同行者 無し
企画 昨年同期、断念したお鉢巡りに再挑戦

行動記録

中津川IC 5:50
御嶽山行程図
田の原 7:45,8:10
八合目 9:15,9:20
九合目 10:00
王滝頂上 10:20,10:25
剣ヶ峰 10:45,11:35
鳥婆計童子 12:30,12:40
二ノ池小屋 12:55,13:00
王滝頂上 13:50,14:00
八合目 14:35,14:40
田の原 15:10,15:30
中津川IC 17:50

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

三岳村役場 0264-46-2500 木曽広域消防本部 0264-24-3119
王滝村役場 0264-48-2001 県立木曽病院 0264-22-2703
木曽警察署 0264-22-0110 おんたけ交通 0264-22-2444
王滝村警察官駐在所 0264-48-2412 名鉄タクシー 0264-22-2525

◆ 日誌と写真

行動日誌

4:00に自宅を出発。薄い朝もやの東名高速を快調に走る、が・・・「若返り工事」のため通行止めで春日井ICで降ろされる。乗継証明書を貰いR19を北上し小牧東ICに向かう。しかし、思いのほかR19が走り易い道で空いていたので、そのまま中津川まで行くことにする。結局、計画より10分ロスしただけですんだ。
おんたけスキー場には所々雪が残っているが、田の原までの道路上には雪はない。広い駐車場はガランとしている。大鳥居をくぐり参道に入ると、遥拝所を過ぎた辺りから雪道に変わる。

大鳥居をくぐり参道に入る @田の原駐車場

参道はすぐに雪道になる
参道が終わり、山道に入る。樹林帯の中の山道にも残雪が多く、木が倒れこんだりして夏道を分かりにくくしている。積雪量は、50cm(スキー場便りだと1mになるかな?)程度か。樹林帯を抜けると、完全に夏道が露出している。八合目と九合目の石室には雪が溜まって”氷室”になっていた。

樹林帯にも残雪多く、夏道を見失い易い

八合目石室(氷室かも・・・)
八合目を過ぎると目の前に雪の斜面が現れる。取付きまで来て、見上げると結構急斜面に見える。用心して軽アイゼンを着用している人もいた。雪面は適度に軟らかく、キックステップでしっかりと足場が作れる。またズボッともぐることもなく快適であった。途中で不思議な丸い窪みが3つあった。もしかすると、雪洞の名残かも知れないと思った。

八合目から九合目にかけて雪の斜面が現れる

雪の斜面を下る登山者(見た目以上に急斜面)
九合目を過ぎると、雪が疎らに残る夏道となる。王滝頂上小屋周辺の雪も随分融けている。周辺にはヘリで荷揚げされたドラム缶などが雑然と横たわっていた。御岳神社の石段も部分的に露出していて安心して登れる。参道から樹林帯と八合目からの斜面の雪は多いのに、頂上付近の残雪は昨年(5月22日)より少ない。年によって雪の残り具合が違うようだ。

王滝頂上小屋

剣ヶ峰の御岳神社
剣ヶ峰からは360度の大展望!乗鞍岳から北アルプス方面と白山、別山まで見渡せた。

剣ヶ峰で登頂記念

乗鞍岳(3026m)と北アルプス
中央アルプスは雪が融けて随分黒々としてきた。南アルプスは一部見えるものの富士山は霞んで確認できなかった。

中央アルプス:木曽駒ケ岳、宝剣岳、・・・

中央アルプス:空木岳、南駒ケ岳、・・・
次のターゲットとしている白山は、まだまだ白い。別当出合まで車両通行できるようになったようだが、梅雨入り前に入山の機会が得られるか・・・。また、剣ヶ峰で昼食をとっていた1時間足らずの間に、雲の変化が激しくて多彩な表情を見せてくれた。

白山(2702m)

変化の激しい雲の表情も楽しみ
いよいよ、お鉢巡りに挑む。御岳神社の裏手から下って行く。はじめは水分を含んだ火山灰の道で、こねたセメントのように靴底にベットリと付く。乾いた処、石の上を選んで歩く。やがて、昨年引き返した場所に到着する。夏道は雪で閉ざされているが、昨年のような大きな雪面の亀裂は見えない。しかし、昨年落ちそうになった雪面下の空洞が心配なので、岩場に沿ってルートを探す。何とか越えられそうな見通しが立つ。足場を確かめながら慎重に通過し、鳥婆計童子で一息入れる。

お鉢巡り(昨年、引き返した地点)

足場を確かめながら慎重に通過
剣ヶ峰の北面から二ノ池を取り囲むお鉢の斜面にはベッタリと雪が残っている。摩利支天山の南面にも残雪が多い。

鳥婆計童子から摩利支天山、右奥は乗鞍岳

お鉢巡り中に剣ヶ峰をふり返る
二ノ池の氷が割れ出して、神秘的なブルーの池面が現れようとしている。二ノ池小屋の脇から、勢い良く雪解け水が流れ落ちている。二ノ池を周回し、やがて立派な案内板のある分岐点に至る。ここから右手上に斜面を登ると剣ヶ峰に戻りお鉢巡りが完結する。しかし、時間に余裕がないので、左手の王滝頂上に至るトラバース道を選ぶ。途中、5回ほど雪の斜面を横切ることになる。雪面は適度に軟らかく足場はしっかり作れるので、バランスを崩さない限り大丈夫なのだが、結構高度感があり緊張する。

二ノ池の氷も割れ出して、神秘的な池の色に・・・

案内板、右上は剣ヶ峰、左は王滝頂上へのトラバース道
昨年断念したお鉢巡りができて満足した。次のターゲットである白山は、残雪豊富で魅力的だが、時期を慎重に選ぶ必要がありそうだ。
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