摺古木山(2169m)

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2001年9月23日(日)
日帰り

南駒ヶ岳
天気 快晴、無風、13℃
コース概要 大平宿==休憩舎---摺古木山(周回)
装備 9kg(日帰り装備)
食料 行動食+水(1.5リットル)
同行者
企画 南駒ヶ岳展望

行動記録

【9/23(日)】 快晴、無風、13℃
摺古木山 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図200000飯田を使用して編集しました。
岡崎 5:40
賤母道の駅 8:05
休憩舎PKG 9:30,9:55
周遊路分岐 10:50
南ア(北部)展望 11:05,11:20
摺古木山 11:30,11:35
白山〜中ア展望 11:36,12:45
摺古木自然園 13:00,13:10
南ア(南部)展望 13:20,13:30
周遊路分岐 13:50
休憩舎PKG 14:30,14:45
大平宿 15:20
岡崎 19:05

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

飯田市役所 0265-22-4511 飯田市立病院 0265-21-1255
飯田警察署 0265-22-0110 飯田広域消防本部 0265-23-0119

◆ 日誌と写真

行動日誌

【9/23(日)】 快晴、無風、13℃
 大平宿から林道東沢線に入る。最初のうちは舗装路だが、暫く走ると未舗装”悪路”が始まる。両側から笹が伸び放題で、まるで洗車機の中を走っているようだ。路面も掘りが深く、ルート選びで忙しい。対向車が来ても擦れ違える場所は多くない。斜面が崩れ土砂が道を狭めている箇所、落石が邪魔する箇所など緊張した走りを強いられる。地上高の高い4WD車で入るのが好ましい。
 ”悪路”にもかかわらず、林道終点にある摺古木自然園休憩舎の駐車場は満車であった。幸いにも1台出るところだったので、入れ替わりに駐車できた。(小屋の前と奥は転回に必要なスペースなので駐車は避けるべきだろう。)

摺古木自然園休憩舎

摺古木自然園休憩舎の駐車場(5台程度)
 休憩舎の前を通ってすぐに登山道に入る。踏み跡はしっかりしているが、笹が繁茂して足元を分かりにくくしている。はじめは少し急な登りだが、すぐに山腹を巻く緩やかな登りの道となる。やがて正面に摺古木自然園のあるピークが見えてくる。

笹に覆われた登山道

摺古木山(自然園)が見えてくる
 少し下り気味になり水音が聞こえてくると砂床の沢に出る。この先も何度か小さな流れを渡る。また登山道が崩れた箇所もあるが、特に危険というほどではない。

砂床の沢

数ヶ所、崩れた処がある
 摺古木自然園として整備されたのは、いつ頃のことなのだろうか?小沢に架る橋、案内標識、ベンチなど朽ちた物が多い。

壊れたままの橋

振り返ると恵那山が・・・
 起伏の少ない登山道が続く。やがて、周遊路分岐に出る。ここは摺古木山山頂に近い右手をとる。笹原の急な登りとなるが長くは続かない。ひと登りで、南ア(北部)展望地に到着する。

周遊路分岐
 
 ここは、以前まだ雪が残る(2000年4月30日)に訪れた場所だった。その時はここが山頂だと思い込み、この先のトレースがなく雪も深かったため折り返した地点だった。南駒ヶ岳がハッキリ見える。その背後には空木岳が少し覗いている。南アルプスの高峰も青空にくっきりと稜線を描いている。仙丈ケ岳、白根三山、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳が確認できる。

南ア(北部)展望地

南駒ヶ岳と越百山

南ア(北部)の大展望  <合成パノラマ>
 摺古木山山頂は更に10分ほどの処で、小さな広場になっていてまん中に三角点がある。立ち木が少し展望を邪魔する。

摺古木山(2169m)

南駒ヶ岳 @摺古木山
 しかし、摺古木自然園の方に少し下った処に最高の展望地がある。白山から御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、中アまで視界を妨げるものは何もない。木曽谷の向こうに大パノラマが展開する。

白山(2702m)

御嶽山(3067m)

乗鞍岳(3026m)

穂高連峰、右手前のピークは糸瀬山

空木岳、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山
 更に期待を膨らませて、摺古木自然園に向かう。一旦下り、少し登り返してあっけなく着いてしまう。園地とは名ばかりで、小広場に朽ちたベンチが残るのみである。展望も、少し下がった分だけ悪くなるが、西方に移動したため、空木岳は幾分良く見えるようになる。やはり先程の展望地が最高だろう。
 好展望に満足し帰路に着く。最初、南南東に尾根を下る。10分ほど下ると、東から南方に視界が開ける処に出る。聖岳以南の南ア展望が楽しめる。

シャクナゲの群生地 @南ア(南部)展望地

南ア(南部)展望
 ほどなく、登山道は尾根筋を離れ、左手(東方)に沢筋を下っていく。やがて山腹を縫うように水平な道となる。登山道が少し崩れた場所もあるが、さほど危険な箇所ではない。(但し、残雪期は凍った斜面になりそうだ)

小さな崩壊地の通過

小さな沢の通過
 小さな沢を2度ほど横切り、笹原の道を行くようになると周遊路分岐は近い。

笹に覆われた道
 
【出逢ったお花】

ヤマハハコ

ヤマトリカブト

カニコウモリ

アキノキリンソウ
【出逢ったきのこ】


【感想】
 アプローチの林道は悪路で閉口しますが、僅かな歩行時間で労なく大展望が楽しめるお奨めの山です。自然園休憩舎は宿泊も可能です。林道を少し戻った場所にトイレもあります。今度は、小屋を早立ちして安平路山まで脚を伸ばして見たいものです。
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