富士見台(1739m)−南沢山、横川山−

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  寒波のため赤兎山(たんどう谷)を断念し、天候崩れの少ない内陸部に行先変更し、恵那山北側の富士見台(1739m)に行ってきました。土曜日は快晴で、新雪歩き、霧氷観賞、アルプス銀嶺展望と素晴らしい山行を楽しめました。
山行日 2008年11月22日(土)〜23日(日)
南アルプス
天気 11/22(土) 快晴、弱風、6℃@横川山
11/23(日) 霧、弱風、−2℃@富士見台
コース
概要
ふるさと村自然園--南沢山--横川山--富士見台--萬岳荘(往復)
装備 20kg(テント携行避難小屋泊装備)
食料 朝食(1),夕食(1),行動食(2),水(3L)
同行者 OAC会員3人(K.M,KO,EF)
企画 アルプス展望

行動記録

【11/22(土) 快晴、弱風、6℃@横川山】
 河合池運動公園(500) =0:35= 足助マルK(535,545) =0:55= 道の駅「平谷」(640,645) =0:40= ふるさと村自然園(725,810) -0:05- 尾根コース登山口(815) -1:45- 尾根/沢コース分岐(1000,1015) -1:05- 南沢山(1120,1130) -0:45- 横川山(1215,1245) -0:30- P1578m(1315) -0:25- 横川の名水(1340,1350) -0:55- 富士見台(1445,1450) -0:10- 神坂小屋(1500,1505) -0:20- 萬岳荘(1525)TS1

就寝(1930)
【11/23(日) 霧、弱風、−2℃@富士見台】
起床(330)

 TS1(535) -0:25- 神坂小屋(600) -0:12- 富士見台(612,625) -0:30- 横川の名水(655,707) -0:23- P1578m(730) -0:30- 横川山(800,805) -0:25- 南沢山(830,855) -0:35- 尾根/沢コース分岐(930,945) -1:00- 尾根コース登山口(1045) -0:05- ふるさと村自然園(1050,1110) =0:20= 昼神温泉「ゆったりーな昼神」(1130,1245) =0:15= 蕎麦「勝縁」(1300,1410) =2:10= 河合池運動公園(1620)

富士見台 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図(地図画像)を使用して編集しました。
【1/2.5万 地形図】 妻籠,兀岳,中津川,伊那駒場   【1/20万 地勢図】 飯田


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @飯田

【11/22(土) 晴れ,11.4/-0.7℃,45%,W5m/s,0.0mm】

【11/23(日) 晴れ,13.2/-1.2℃,44%,W8m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

清内路村役場 0265-46-2001 ふるさと村自然園 0265-46-2525
飯田警察署 0265-22-0110 湯ったり〜な昼神 0265-43-4311
清内路村交番 0265-43-2052 富貴の森「床浪荘 0264-58-2031
飯田広域消防本部 0265-23-0119 そば「勝縁 0265-43-3711
飯田市立病院 0265-21-1255 そば「おにひら 0265-43-3398
清内路村診療所 0265-46-2114 信州そば漫遊 -

◆ 日誌と写真

行動日誌

【11/8(土) 曇り、微風、6℃@銚子ヶ峰】

 ふるさと村自然園バンガロー村駐車場に止める。他に車無し。トイレは冬季閉鎖中で使用できない。カッパズボン、スパッツを着けて出発する。

ふるさと村自然園バンガロー村駐車場(10台)

バンガロー村
 「尾根コース登山口」から山道となる。積雪は登山道を薄っすらと覆う程度で、木の根、落葉が隠れて滑り易い。夏道はこの先も終始明瞭である。

 「尾根コース」解説

 「尾根コース登山口」案内標識
 「中間点」まで緩急の登りが続く。 ※「中間点」とは南沢山までの中間点かな?

「中間点」まで緩急の登りが続く

木の根、落葉が隠れて滑り易い
 一旦急下降して「尾根/沢コース分岐点」の峠に着く。見上げれば澄み切った青空に純白の霧氷の花が満開で清々しい気分になる。

尻セードには雪不足、「中間点」からの急下降

沢コース踏み跡なし @尾根/沢コース分岐点

霧氷

霧氷

霧氷

霧氷
 ここから南沢山まで緩やかな登りが続く。やがて左手に目的地富士見台、その奥に恵那山が見えてくる。緑の笹原に白く登山道が畝っている。しっかりと笹刈りされているようで安心した。

御嶽山(3063m) @南沢山

富士見台方面 @南沢山
 南沢山では小休止に留め、展望を求めて横川山へと進む。樹氷、エビの尻尾・・・雪の造形を楽しみながら笹原を漫歩する。

樹氷

カラマツ林の霧氷

横川山(1620m)

横川山(1620m)

緑の笹原に”白い花”

霧氷越しに南アルプスの展望
 横川山は360度の大展望!南アルプス、中央アルプスと銀嶺が連なる。さらに穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山と続くが、残念ながら白山は雪雲に隠れていた。

中央アルプス南部

中央アルプス全貌

木曽駒ヶ岳、三沢岳、宝剣岳

空木岳、南駒ヶ岳、仙涯嶺

富士見台(1739m)

仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳

塩見岳(3047m)

赤石岳(3120m)
 横川山から富士見台は始めて歩く。予想外に良く整備され、利用されているようすだ。横川山からの下り背丈ほどの笹だが、1m幅ほどしっかりと刈られている。

横川山(1620m)、南沢山(1564m)

中央アルプス

刈り込まれた登山道

道標
 「横川の名水」から山腹を巻く辺りに桟道の名残りがある。朽ちた桟道だが山側の笹が刈られ通行には支障ない。「横川の名水」は雪に埋もれる前で、まだはっきりと水音が聞こえる。

 富士見台手前の標高1675m付近には薄氷が張った池が点在している。笹に覆われる前は一帯が高層湿原だったのかもしれない。

 進行方向が90度左に曲がって南東に進むようになると石混じりの道となり(凍結時の下りは注意)すぐに山頂広場に到着する。横川山を凌ぐ大展望がここまでの苦労を労ってくれる。

横川の名水

のびやかな富士見台と中央アルプス
 しかし、天気下り坂を告げるすじ状の雲が次第に広がってくる。『月曜日は雨』の予報より早まっているのか・・・気に掛かる。神坂小屋をチェックしてから今夜の御宿「萬岳荘」まで下る。

神坂小屋(大)

神坂小屋(小)
 「萬岳荘」は冬季小屋が安価な料金で利用でき、たいへんありがたい。薪ストーブを焚けば寒さ知らずだ。冷たいお酒と温かいクリームシチューで賑やかに宴会を楽しむ。

萬岳荘の冬季小屋

暖炉で部屋全体が暖まる
【11/23(日) 霧、弱風、−2℃@富士見台】

 3:30起床、外は満天の星空・・・ではなく、一面の深い霧である。朝食はちらし寿司(昨夜の残り)と野菜たっぷりのラーメンで満腹、暫くお腹を休めてから食後のコーヒーを味わう。ゆったりとした朝は良いもんだ。

 薪ストーブの灰の始末、小屋の清掃、テーブルの片付けを終え、入口扉に環貫を掛けて出発する。暫くはヘッドランプが必要だ。霧のお陰で冷え込みはなく、登山道は凍結していないが、用心のため軽アイゼンを装着する。

 相変わらず深い霧で、富士見台山頂でのご来光に期待できず、帰り道を急ぐことにした。横川山への登り返しで振り返れば、富士見台は雲の中にあった。周囲の山は1500m以上が黒い雲に覆われていたが、下界は陽が射しているようだ。

 雲海に浮かぶ南アルプスの展望を楽しみながら、帰路の温泉、お蕎麦を楽しみに降りていく。

濃霧の富士見台

雲海に浮かぶ南アルプス
【感想】
 寒波の置き土産で、新雪歩き、霧氷観賞、アルプス銀嶺展望と素晴らしい山行を楽しめました。軽装で日帰りも可能ですが、「萬岳荘」に泊まってゆったりが最高ですね。危険箇所もなく雪山遊びにお奨めの山です。
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