【姫街道】姫街道は本坂道の別名もあり、嵩山の麓を通っている。この道はかなり古くから使われていたらしく、「続日本後記」(869年)にも登場する。また嵩山のあたりは、江戸時代に宿場町として栄えている。姫街道という名前もその頃のなごりで、今切の渡しと新井の関所を避け,婦人が多く通ったためといわれる。この他にも、「ひね(古いの意)街道」が転訛したという説もある。(「愛知の百山」風媒社より)

【期間】 1994年6月11日(土)[日帰り] 本坂峠分岐の手前の「イヌツゲの群生地」
【メンバー】 男(42歳)[単独行
【装備】 7kg
【予定コース 11日 : 二川駅 -- 座談山 -- 神石山 -- 多米峠 -- 本坂峠分岐 -- 頭浅間神社 -- 坊ケ峰 -- 本坂峠 -- 嵩山 == 豊橋駅[7:50]
【行動記録】
月/日
(曜)
天候
行動記録・・・7:55(徒歩区間(二川〜嵩山)の所用時間です。)
6/11
(土)
曇り 時々
岡崎駅(7:43)****二川駅(8:28,8:30)----東山(9:38,9:45)----NHK中継アンテナ(10:57,11:05)----神石山(11:36,11:40)----雨宿り岩(11:50,12:20)----多米峠(12:47,12:55)----本坂峠分岐(13:27,13:40)----富士見岩(14:10,14:30)----頭浅間神社(14:45,14:50)----坊ケ峰(15:12,15:30)----本坂峠(15:38)----頭浅間神社(15:45,15:50)----蛇穴(16:08,16:20)----嵩山(16:25,16:57)====豊橋駅(17:30,18:04)****岡崎駅(18:37)

【企画と準備】 湖西連峰縦走の締めくくりとして、二川から入山し多米峠を越え坊ケ峰に至り嵩山に下山するコースを企画した。歩行距離は約15kmである。
【コースメモ】 ・ニ川駅を出て地図の通り登山口付近に至るも取り付き口が見つからない。畑仕事をしている人に尋ねると「水路を越えて上がれば踏み跡が見つかるのではないか。」との不安な返答・・・。指示された方向に歩くと確かに水路があった。水は流れていなかったが、北川の池に通じている。池の南東端から南に尾根道に取りつく。
登りついたら「廃道」の標識 ・道は東から北へと方向を変えていく。やがて高圧鉄塔に辿り着く。ここから見渡すと、高圧電線に沿って真っ直ぐ北上したほうがよいのではないかと思う。ここからは踏み跡はより明瞭となる。しかし最近人が歩いた形跡はなく、クモの巣だらけの笹道をかき分け進む。 P250.3mは東山(松明峠)という名前がついているそうだ。今登ってきたコースは廃道であると記されていた。
・座談山には約50分遅れて到着である。嵩山からのバス時刻が決まっているだけに少しピッチをあげる。

・昼食は雨宿り岩の上で、景色を堪能しながら食べる。梅雨の晴れ間を盗んでの山行、湿気が高いせいか近くの山でさえクリアには見えないが、かえって深山の趣が楽しめる。
雨宿り岩から神石山、座談山を振り返る
本坂峠、別名「姫街道」 ・本坂峠で「姫街道」の道標を補修する。前回までの山行で壊れた道標を幾つか見かけたので、今回はクギと金槌を持参してきた。これで4か所目、最後である。自然に朽ち果てるのは仕方ないが、この度補修した道標は人が壊したとしか思えない。非常に残念なことである。
・前回の宿題として、本坂峠から嵩山への下山ルート調査が残っていた。姫街道であるが、嵩山へ下ったあと蛇穴へは引き返さないといけないため、時間の都合で今回もパスした。
・蛇穴で美味しい「嵩山の水」をポリタンと水筒に汲んでお土産にした。
蛇穴は林道に下りる手前にある
【感想】 右膝の関節痛も殆ど気にならず、縦走を十分満喫できた。また二川からの取っつきでは久しぶりにプッシュを漕ぎ、若いころを思い出してしまった。
単に黙々と歩くだけではなく、雨宿り岩、富士見岩ではゆったりと景色を眺めるゆとりのある山行ができるようになってきたように思う。これからが楽しみだ。