徳本峠(2135m)越え上高地

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2000年11月25日(土)〜26日(日)
穂高連峰と明神岳 徳本峠より
天気 11/25(土):晴れ
11/26(日):快晴
コース概要 11/25:島々宿===発電所付近P---岩魚留小屋テント泊
11/26:小屋---徳本峠---白沢出合---河童橋---中の湯
装備 15〜20kg
(テント泊装備、ストック、軽アイゼン)
食料 夕食(1)+朝食(1)+行動食(2)+水(2.5リットル)
同行者 MML会員のK,H,Iさん
企画 クラシックルートで徳本峠へ、初冬の穂高連峰の展望を楽しむ。

行動記録

11/25(土)
晴れ
松本IC(9:05)===島々宿(9:35)===発電所付近P(9:40,9:55)---二俣(11:05,11:25)昼食---岩魚留小屋(13:35)テント泊
11/26(日)
快晴
小屋(6:45)---力水(8:40)---徳本峠(9:45,10:50)---白沢出合(12:10,12:25)---河童橋(13:15,13:55)昼食---大正池(14:35,14:45)---釜トンネル入口(15:30)---中の湯売店(15:40,16:25)===発電所付近P(17:15,17:20)車回収===松本IC(17:40)

徳本峠越え上高地 行程図

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

安曇村役場 0263-94-2301 アルピコタクシー 0263-33-3160
豊科町役場 0263-72-3111 相互タクシー 0263-26-0005
松本広域消防局 0263-25-0119 岩魚留小屋 0263-94-2072
豊科警察署 0263-72-0110 徳本峠小屋 0263-95-2545
豊科赤十字病院 0263-72-3170 明神館 0263-95-2036
松本電鉄バス 0263-62-3106 嘉門次小屋 0263-95-2418

◆ 日誌と写真

行動日誌

11/25(土)晴れ
発電所を過ぎた辺りで車を停め、島々谷川に沿って坦々とした林道をのんびりと歩き始める。盛りを過ぎた紅葉に冬の訪れを感じながらも、気温が高く風も無い、直ぐに汗ばみだし、腕まくり、やがて半袖Tシャツ1枚になる。
二俣には真新しいトイレが設置されていて、トイレットペーパーまで備わっている。ここで西に折れる。登山道らしくなってくる。道標やベンチが適度にあり、道は良く整備されている。両側から合流する小沢の通過には桟道が架けられている。流石に一部凍っている箇所もあるので注意して行く。苔むした木橋を渡ると、冬支度を終えた岩魚留小屋がこじんまりと佇んでいる。「昔のままだ」とKさん。設備の行き届いた北アの営業小屋とは異なり、ランプの温もりが伝わってくるような雰囲気だ。トイレは利用可能、給水施設は利用できないので岩魚留沢から得る。

二俣、真新しいトイレ

昔ながらの岩魚留小屋
11/26(日)快晴
5:00起床、「満天の星空だ」とKさん。昨夜、何度かテントをたたく雨音に不安を抱いていただけにホットする。昨日と同じような景観の沢沿いの道が続く。右岸、左岸と何度も渡り返す。木製の橋に混じって、丈夫な鉄製の橋が架けられている。
沢から外れ山腹に取り付くと、まもなく水場に出る。ここが力水という所なのだろうか? ガイドブックにはジグザグの急登とあるが、急登の辛さを感じさせない整備された登山道だ。真っ青な空に雲ひとつ無い。風も吹かない。うっすらと汗が滲み出して程なく、あっけなく徳本峠に到着する。

岩魚留小屋のテント場、左からK、H、Iさん

冬ごもりの徳本峠小屋、脇にテントが一張り
正面にはウェストン卿が感激した雄大なアルプスの景観が広がっている。新雪をいただき冬の表情に変わり始めた穂高連峰、手前には鋭い岩峰で聳え立つ明神岳、真っ青な空をバックに明るい陽射しを浴び、深い陰影を刻んでいる。たまに、本当に稀に、このような展望に出合えるから、山登りは止められない。

徳本峠西の展望台にて

前穂高岳(3090m) <光学×3&デジタル×4>

西穂高岳(2909m)、奥穂高岳(3190m)、明神岳(2931m)、前穂高岳(3090m) <パノラマ合成>

徳本峠から穂高連峰、明神岳 <パノラマ合成>
徳本峠から白沢出合に下り、河童橋に向かう。高度を下げるにつれ、歩くにつれ、穂高連峰と明神岳の重なり具合、山の表情が変化していくのが面白い。

白沢出合

明神岳(2931m) 明神橋付近より
夏の賑わいが嘘のような河童橋に着く。人懐っこいカルガモが餌をねだって寄ってくる。ゆったりと昼食を摂りながら、飽きることなく山を眺める。あとは余韻に浸りながら、中の湯まで長いバス道をロードする。

河童橋

上高地バスターミナル
釜トンネルは、まだ照明が点いていました。また、トンネル内も凍っておらず(この時のために持ってきた)アイゼンは不要でした。