櫛形山(2052m)−アヤメを求めて−

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2001年7月7日(土)〜8日(日)
1泊2日

アヤメ  拡大
天気 曇り時々晴れ、弱風
コース概要 県民の森---ほこら小屋(泊)---櫛形山---裸山---アヤメ平---県民の森
装備 17kg(小屋泊装備)
食料 昼食+行動食+水(2.5リットル)
同行者 OAC会員(8名)
企画 アヤメ観賞と南アルプス展望

行動記録

7/7(土) 曇り
岡崎IC(9:15)====相模牧之原SA(10:15,10:30)====清水IC(11:00)====道の駅とみざわ(11:40,12:45)====県民の森PKG(14:00,14:20)----櫛形山林道(15:45,15:55)----ほこら小屋(17:10)

就寝(20:50)
7/8(日) 曇り時々晴れ、弱風、16℃@5:30
起床(5:00)

ほこら小屋(6:20)----櫛形山(7:15,7:30)----裸山(8:05,8:25)----アヤメ平(8:45,8:55)----見はらし平(9:50,10:10)----北尾根登山口(10:45)----県民の森PKG(11:05,11:40)====かじかの湯(12:15,13:05)====清水IC(14:30)====日本坂PA(14:40,15:10)====岡崎IC(16:40)

櫛形山 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図25000甲府を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

櫛形町役場 055-283-1111 レストハウス伊奈ヶ湖 055-282-6100
ウッドビレッジ伊奈ヶ湖 055-283-8700 かじかの湯 0556-42-3436
県民の森管理事務所 055-282-5314    

◆ 日誌と写真

行動日誌

【7/7(土)】曇り時々晴れ
 東名清水ICで降り1号線バイパスを走り52号線に入る。あとは櫛形町まで一本道である。富士川右岸を北上する52号線は、交通量、信号とも少ない走りやすい道である。櫛形町で「県民の森」標識に従って左折すると、あとは道なりに坂道を上っていく。やがて標高890mの県民の森駐車場に到着する。
 レストハウス横が中尾根登山口になっている。登山口の右脇にはアジサイがたくさん植えられていて、瑞々しい水色が曇り空の下で際立っている。

県民の森PKG

中尾根登山口
 登山道は明瞭で迷いやすい場所はない。ヒノキの植林帯が続く尾根の北側山腹をジグザグに登って行くので、比較的楽に高度を上げていく。S先生におなじみの自然観察会をしていただきながらも、コースタイムより早く櫛形山林道に着く。樹間に夏姿の富士山が見える。湿気が多いせいか、くっきりとは望めないが真っ黒な姿で大きく構えている。

ヒノキの植林の中を行く

櫛形山林道
 相変わらず樹林の中を進む。緩やかな登りから再びジグザグの登りとなり、やがて尾根を越して、反対南側の山腹を行くようになり、水平に進むようになると小屋は近い。

富士山

小屋までもう一頑張り!
 アヤメの咲くお花畑を過ぎ、やや下り気味に行くと、分岐(1800m)を経て小屋に到着する。

アヤメの群生

アヤメの群生
 小屋は2000年完成で別棟トイレ(大用2、小用1)もあり綺麗である。同宿者3名を含め12人がゆったりと寝れる板の間がある。(20人は寝れそう) 水場はすぐ近くで、よても冷たい水が豊富に流れている。

アヤメ

ほこら小屋
【7/8(日)】曇りのち晴れ、18℃@5:30
 山頂付近は雲に覆われている模様、時折霧が降りてきて視界を遮る。雨の心配は無さそうだが、展望は期待薄である。小屋の清掃を行い、同宿者に挨拶し、お世話になったほこら小屋をあとにする。
 まずは櫛形山を目指す。昨日のコース同様、急な登りはジグザグに道が付けられており、無理なく登れる。緩やかになり、暫く行くと分岐(1980m)に出る。左手に取り櫛形山に向かう。小さなポコをいくつか越えて、あっけなく櫛形山山頂(2052m)に到着する。山頂付近は刈り込みがされて小さな広場になっているが樹木に囲まれ展望は得られない。

朝のほこら小屋

快調な足取り、櫛形山を目指す
 同じ道を引き返し、分岐で左手アヤメ平に向かう。25000図では、稜線上に登山道が記されているが、実際は、稜線の南西側を巻くように平坦な道が付けられている。次第に道の両側にアヤメの群生が目立ってくる。やがて裸山手前の平坦地(1980m)に到着する。自然なままの群生が見事で、ここから裸山の山腹まで薄青紫の花が今を盛りに咲いている。アヤメのお花畑の中の道を裸山(2003m)に向かう。山頂は晴れていたが、やはり南アルプスの展望は雲で遮られて叶わなかった。

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ

裸山付近のアヤメ
 周回して平坦地まで戻り、ここで左手アヤメ平に向かう。明るいカラマツの林の中、歩きやすい起伏の少ない道を行く。やがて下り道になり、下りきると開けた所に出る。アヤメ平(1900m)である。その名の通りアヤメが群生している。裸山付近と同じく、瑞々しい青色で際立っている。なお、アヤメ平には避難小屋とトイレ(仮設?)が設置されている。

アヤメ

アヤメ

アヤメ平

アヤメ平

アヤメ平

アヤメ平の避難小屋
  ここから、遊歩道のように整備された北尾根登山道を下っていく。樹林帯の中なので日射しは遮ってくれるが風は余り吹かない。見はらし平から登ってきた登山者と多くすれ違う。汗を拭い息を切らしている。
 見はらし平(1330m)とその周辺はマイカーと貸切バスで一杯であった。櫛形町の麓までは展望できたが、富士山までは効かなかった。車の陰に花の百名山で有名な田中澄江の記念碑があった。

見はらし平の東屋

田中澄江の記念碑
 もう一下りで林道高尾伊奈ヶ湖線にでる。ここは北尾根登山口(915m)で登山コース案内板がある。ここから県民の森PKGまで舗装された林道歩きで退屈だが距離は短い。見上げると相変わらず山頂付近は雲に覆われていた。

北尾根登山口の案内板

林道高尾伊奈ヶ湖線
【花図鑑】

アジサイ

ハナイカダ

ミツバウツギ

ミヤマカラマツ

ヤマブキショウマ

コアジサイ

マイズルソウ

コウモリソウ

センジュガンピ

グンナイフウロ

キバナノオダマキ

ナルコユリ

ナルコユリ

サルオガセ

ハリブキ

セリバオウレン

?1

テガタチドリ

テガタチドリ

イワセントウソウ?

ヤマドリゼンマイ

キンバイソウ

ヤマボウシ

ウツギ

コバノイチヤクソウ

コバノイチヤクソウ

ウメガサソウ

ウメガサソウ

?2

ヤマホタルブクロ
【感想】
 一般向けのハイキングコースです。道標もよく整備されており安心して登れます。今回のコース(登りは中尾根、下りは北尾根)がお勧めです。積雪期の南アルプス展望にも良いかもしれません。
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