霊仙山(1084m)経塚山まで

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2001年3月31日(土)
霊仙山@醒ヶ井駅
天気 曇り時々雪、霧(視界50m)、−1℃@経塚山
コース概要 柏原駅---1合目---4合目---8合目---経塚山---お虎が池---汗拭峠---醒ヶ井養鱒場===醒ヶ井駅
装備 13kg(残雪期装備、ツェルト)
食料 昼食、行動食、水(1.5L)、テルモス
同行者 無し
企画 恒例の”山開き”

行動記録

岡崎駅 5:49
霊仙山行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)名古屋を
使用して編集しました。
柏原駅 7:53,8:00
林道終点 8:50,9:00
1合目 9:30,9:40
4合目 10:25,10:45
7合目 11:55
P933m付近 12:40,13:20
8合目 13:40
米原小屋 14:00,14:20
経塚山 14:30
お虎が池 14:55,15:05
汗拭峠 15:50
林道出合 16:10
醒ヶ井養鱒場 16:50,16:58
醒ヶ井駅 17:05,17:32
岡崎 19:02

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

山東町役場 0749-55-2040 柏原駐在所 0749-57-0068
柏原診療所 0749-57-0855 坂田郡消防 0749-55-0108
河合外科医院 0749-54-0259 近江タクシー(米原) 0749-52-2311
和田医院 0749-54-1118 米原タクシー 0749-52-4723

時刻表

◇醒ヶ井養鱒場→醒ヶ井駅 <片道¥250> 【平日】、【日・祝日】 ※同一ダイヤ 改正:平成12年10月1日
醒ヶ井養鱒場  8:03 10:08 10:48 11:18 11:58 14:10 14:58 15:38 16:58 18:18
醒ヶ井駅  8:11 10:16 10:56 11:26 12:06 14:18 15:06 15:46 17:06 18:26
 湖国バス(長浜):0749-64-1224

◆ 日誌と写真

行動日誌

細かな雨が降る中、早い時間での天候回復を期待しながら自宅を出る。
定刻に柏原駅に着く。雨は降っていないものの鉛色の空が重苦しい気分にする。山はガスって全く見えない。
名神高速道路の下を潜りぬけたところに登山届を入れるポストがある。3月25日(先週の土曜日)以来入山者はいないようだ。「熊出没注意」の標識を気にしながら、足慣らしの林道歩きに入る。

登山届入れのポスト

「熊出没注意」に心細くなる
今年の林道は無傷、風雪による倒木なども無い。次第に雪道になってくる。昨日来の低気圧通過と寒気団の影響で、この辺りは春の雪が降ったようだ。

以前は林道終点近くに設置されていた案内板

林道も次第に雪道になる
林道終点付近から本格的に雪道となる。杉木立ちに積もった雪が雫となって降ってくるため、カッパ上下を着る。1合目(二本杉)で10cm程度の積雪になる。思いがけず”新雪”を踏み締めての”山開き”山行となる。

新しい雪が沢道を埋める

1合目(二本杉)
徐々に積雪が多くなり、4合目で20cm位になる。とうとうスパッツを着ける。湿った春の雪である。

霧氷ではなく、枯れ枝に積もった雪の林を行く@2合目

4合目の避難小屋(鉄製コンテナ:1.8m×5.4m)
4合目からは一旦緩やかに下っていく。左手を見下ろすと林道が登山道の直ぐ脇を走っている。6合目を過ぎるとP920mのポコが姿を現す。斜面には植林が施され、若い木が毎年大きくなっているのが分かる。濃いガスのため山頂付近まで見通せない。

笹も標識も雪に覆われて・・・。@6合目

P920mの斜面、若い植林帯
植林帯を左手に見ながら夏道通りに登っていく。P920mから7合目に向けて下る。夏道は稜線の北側山腹を縫うように付いているが、新雪でかき消されていて分かり難い。赤テープを探しながら行く。

P920mへの登り

P920mからの下り、夏道は定かではない。
左手の稜線に上がらないように注意しながら、ほぼ水平から下り気味にトラバースしていく。夏道らしくなると、まもなく7合目に着く。7合目からは、稜線の左側(東斜面)の山腹をほぼ水平に南下していくと「霊仙登山道」の道標がある「時山」分岐に至る。

7合目で梓河内からの道と合流する

左「時山」分岐、正面「霊仙登山道」の道標がある
この道標地点から8合目までのルートが分かり難い。夏道は、P993mから北西に延びる尾根を跨いでから、境界尾根の北側の凹地を下って8合目に至る。積雪期は、幅広い潅木斜面を直登し一旦P993mに登り、山頂で西(右)に方向を変え、疎らな潅木帯の境界尾根に沿って下っていく。下り始めは倒れ込んだ笹が行く手を阻むが気を付けて探せば時折赤テープが見つかる。石がゴロゴロした道が雪で覆われて歩き辛い。やがて右手より夏道と合流し8合目に至る。

この画像は国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)名古屋を使用して編集しました。

P993mから西側に方向を変える

8合目で漆が滝コースと合流する
8合目から経塚山まではルート明瞭、夏道どおりに行く。新しいトレースがついていた。米原小屋の屋根下で2回目の昼食を摂る。静岡から来られた7人パーティが通り過ぎていく。トレースもあり7人パーティがおれば、下り道の雪が少々深くても大丈夫と気持ちにゆとりが出る。
経塚山の手前付近から強い風をまともに受けるようになった。フードは捲られるし、雪が顔に叩きつけられて痛いほどだ。時刻は14:30、予定の下山開始時刻(13:20)を大幅に遅れている。天候の回復も期待できず、早々に下山を決める。しかし、ガスが濃くそれに吹雪いているため、経塚山からの下山路がよく分からない。真っ白な世界が広がっているだけだ。地図で方角を確認しコンパス片手に下っていく。静岡からのパーティも続いてくる。しばらくして正面に潅木帯が現れてきた。右手には笹原が見える。どうやら少し西よりに下りたようだ。右手の笹原を目指して行くと、漸く笹原の間の夏道に出た。

エビのしっぽ

見晴台付近、かすかに青空が・・・恨めしい
お虎が池まで下ると、先ほどまでのシビアな状況が嘘のように静かになった。ようやく山行目的の”安全祈願”を行う。のんびりと下る途中、強風を物語る”エビのしっぽ”を見つけた。見晴台を過ぎた辺りで漸く天候が快復してきた。琵琶湖の湖面が輝いて眩しいほどだ。上空には青空も・・・。もうすこし早く回復してくれればと恨めしい。汗拭峠まで下ると殆ど雪は融けていた。

湖面輝く琵琶湖

汗拭峠
”かなや”は閉まっていた。親爺さんと話をするのを楽しみにしていたのに残念だ。しかし、ジュースとビールの無人販売は営業中?。冷えたビールが旨そう。しかし、バスの発車時刻までに余裕が無く、パスする。これまた残念!

”かなや”の無人販売

榑ケ畑の廃村を下って林道出合に向かう
林道に出てきて、ビックリ! なんと越百小屋のご主人伊藤さんとバッタリ。霊仙山を登りに来たとのこと。でもバスの時間がなく慌しく失礼する。「また、越百山にも寄ってください。」と嬉しいお誘いを受けた。

【感想】
”山開き”=”春の山”のつもりでしたが、思わぬ新雪に少し戸惑いました。霊仙山までは到達できなかったけれど、無事”安全祈願”ができて良かった。しかし、初回からカッパ着用では、本年の山行も天候が思いやられます。今日は一人だけかと寂しく思っていましたが、後半、静岡から来られた7人パーティと一緒になり、最後は賑やかな締めくくりとなりました。いろんな方と出会えることも楽しみの1つです。
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