霊仙山(1084m) 柏原〜醒ヶ井

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2004年4月3日(土)
霊仙山 @谷山から七合目への尾根
天気 曇り、弱風
コース概要 柏原--四合目--経塚山--霊仙山--汗拭峠--醒ヶ井養鱒場--醒ヶ井
装備 10kg(日帰り装備)
食料 行動食(1)+水(1.5L)
同行者
企画 恒例の山開き山行

行動記録

【4/3(土)、曇り、弱風】
岡崎(628) +++ 柏原(752,805) ---R21(808) --- 登山届ポスト(813,815) --- 林道終点(855,902) --- 一合目(920,922) --- ニ合目(935) --- 三合目(947) --- 四合目(957,1004) --- 五合目(1015) --- 六合目(1031) --- 七合目(1042,1045) --- 継子穴分岐(1055) --- 谷山[養老山](1115,1155) --- 四丁横崖分岐(1205) --- 九合目(1210) --- 米原小屋(1220,1230) --- 経塚山(1150) --- 霊仙山(1250,1340) --- 経塚山(1355) --- お虎ヶ池(1405,1408) --- 汗拭峠(1442) --- カナヤ(1447) --- 林道終点登山口(1453) --- 醒ケ井養鱒場(1531,1538) === 醒ケ井(1647,1649) +++ 岡崎(1723)

霊仙山 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図25000名古屋、岐阜を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

山東町役場 0749-55-2040 米原町役場 0749-52-1551
柏原診療所 0749-57-0855 坂田郡消防 0749-55-0108
河合外科医院 0749-54-0259 湖国バス(長浜) 0749-64-1224
坂田郡内医療機関一覧 0749-54-1118 近江タクシー(米原) 0749-52-2311
柏原駐在所 0749-57-0068 米原タクシー 0749-52-4723

◆ 日誌と写真

行動日誌

【4/3(土)、曇り、弱風】
 岡崎を出る時は快晴だったのに、名古屋を過ぎる頃より曇り空となってきた。今日は恒例の私的山開き、幸先良く”晴れ”から始めたいものだ。
 春休み、花見日和のせいか、早朝の列車は通勤ラッシュ並に混み合っていた。人を掻き分けて柏原駅で降りた登山者は1人だけで、今回も”静かな山行”でのスタートだ。
 「霊仙山登山道入口」の標識にあるポスト(開閉部分が壊れかけている)に登山届を入れる。

登山届ポスト

ひんやりした杉木立の中を行く
 鳥インフルエンザが各地で猛威をふるっていたが、ここの養鶏場には、いつものように賑やかな鳥声が響いていた。
 今年は雪が少なかったのか林道に雪害痕は残っていない。市場川を渡ってから上部は、右側の急斜面からの落石などに注意しながら行く。車で入山する場合も橋の手前に止めて行くのが無難だろう。

市場川の橋を渡って左岸を行く

橋の手前に駐車余地あり
 二つ目の橋の上と林道終点にも車を展開させるほどの余地があるが、駐車されると困るかもしれない。小さな流れとなった川沿いに詰めて行く。苔むした川原の石に滑らないように注意する。
 例年に比べて登山道が明るく感じる。間伐の手入れが良く行き届いているからだ。

林道終点

手入れされている杉林
 二本杉の立つ一合目はテントが4〜5張立てられる広場となっている。

一合目(二本杉)

一合目(二本杉)
 間伐などで手が入ったのか登山道は下草が刈込まれていて歩き易い。額に少し汗が滲み始めたころ四合目に着く。伊吹山は霞んで全く見えない。避難小屋のドアはとうとう蝶番が外れて立掛けてあった。

下草が刈込まれた登山道

ドアが外れてしまった避難小屋 @四合目
 10年前に植林された辺りもようやく苗木が育ってきた。樹木の育成には時間がかかる。

苗木が育ってきた山肌 @五合目 
  
 六合目から七合目にかけては、残雪の状況によりコースを選ぶ。夏道はP920mの北側を巻くようについている。積雪時は、この斜面のトラバースを避けて忠実に尾根をトレースする方が好ましいと思う。七合目で梓河内道と合流した少し先で冬道(尾根道)を横切る。冬道は再び尾根を行くように赤テープなどが打ってある。

左:梓河内、右:柏原 @七合目

左:夏道(七合目へ)、右:冬道(尾根道)
 夏道(登山道)を行く。残雪期にルートを見失いやすい谷山[養老山]が見えてくる。山頂までの谷筋に残雪が多く残り、途中で夏道を見失うからだ。

残雪の谷筋を詰めて谷山[養老山]へ

継子穴(ここから50m位登る)
 継子穴への分岐を過ぎてしばらく行くと、「霊仙山」の道標がある。時山への道との分岐点だ。道標に従って進むが、夏道は直ぐに残雪に覆われ不明となる。

谷山[養老山]への登り口

残雪の谷筋を詰める
 ここはこのまま谷筋を詰めて谷山[養老山]まで登り、山頂から尾根沿いに四丁横崖に下るのが分かり易いように思う。この時期なので雪は締まっていて大きく沈むことはない。斜度の増す上部もキックステップだけで大丈夫だろう。

夏道は埋もれている

谷山[養老山](993m)
 夏道は谷山[養老山]に登らず手前の尾根を乗り越してから尾根の間の溝状になった処を八合目に下るように付いている。今回は山頂から冬道(尾根道)で四丁横崖まで下る。

境界標石、正面左は米原小屋への道 

四丁横崖(鞍部)へと冬道(尾根)を下る
 多賀町と米原町の境界尾根は、多賀町側の植林により作業道が取り付けられているので入り込まないように注意する。

ここを降りると植林帯の作業道に至る

植林帯の作業道が続く

詳細図

谷山[養老山](993m)、見えているのは作業道
 四丁横崖で上丹生からの登山道と合流する。こちらのルートから登る人は多い。

四丁横崖

右:霊仙山、左:継子穴、柏原駅
 雪融けでぬかるんだ道を足元に気を使いながら登って行く。九合目辺りの急登を一頑張りすれば緩やかになりやがて米原小屋に到着する。

米原小屋

仮眠室(板の間:3.5m×2.5m)
 倉庫、腰掛けベンチのある土間、仮眠室を備えているが肝心な?トイレは設置されていない。なお、入口のドアが壊れていた。心無い登山者の仕業かと残念に思ったが、どうも”華奢な作り”が原因のようだ。環境の厳しい山小屋のドアにしては余りにも貧相な作り(木枠にトタン板を両側から貼り合わせ中はダンボールの緩衝材だけ)であった。このままだと、風雪による傷みの進行が心配だ。

ドアが外れた入口

壊れたドア
 経塚山を越えて三角点のある霊仙山の山頂に至る。最高点、経塚山を含め山頂は結構賑わっていた。
最高点(1098m)       霊仙山(1084m) 経塚山1017m)

米原小屋からの眺め
 お虎ヶ池で本年の安全登山を祈願する。今回の目的を済ませ、今にも雨が落ちてきそうな空模様を気にしながら足早に下山する。

霊仙山(1084m)山頂にて

お虎ヶ池
 カナヤは閉じていたが、無人販売は続いていた。バスの時刻をまで50分しかないので、一服する間もなく先を急ぐ。

カナヤ

無人販売
 登山道入口周辺には沢山の車が止まっていた。近県だけではなく東京方面の車もある。なにわナンバーの「霊仙山」ツアーバスも客の帰りを待っていた。結構な人気に驚いた。

登山道入口

醒ヶ井養鱒場バス停
【自然観察】
名前が解らず悩んでしまうお花の季節がはじまりました。

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ

福寿草

福寿草

ミヤマキケマン

ミヤマキケマン
【感想】
 四季を通じて活動するようになり”山開き”というのもそぐわないかも知れませんが、やはり一年のけじめとして気持ちを引き締めるためには大切な行事と考えています。通い慣れた山からも教えられることはあるものです。
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