霊仙山(1084m) −柏原道−

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  恒例の”私的山開き”で滋賀県の霊仙山(1084m)に出かけました。これまでの山開きで最高の天気に恵まれ、遠く憧れの白山までクリアに展望できました。\(^o^)/ 半袖Tシャツで歩けるポカポカ陽気で気分爽快、名残の雪を存分に楽しみました。雪に埋もれたお虎ヶ池で、本年の安全登山を祈願しました。
山行日 2006年3月25日(土)
フクジュソウと伊吹山 @霊仙山  拡大
天気 快晴、微風、12℃@一合目
コース概要 柏原駅--柏原道--四丁横崖--経塚山--霊仙山--汗拭峠--養鱒場==醒ヶ井駅
装備 14.6kg(雪山日帰り装備)
食料 昼食(1)+行動食(1)+水(1L)
同行者 T.N氏(OAC会員)
企画 私的山開き(安全登山祈願)

行動記録

【3/25(土) 快晴、微風、12℃@一合目】
 岡崎駅(610,628) ++1:24++ 柏原駅(752,800) --0:13-- 登山届ポスト(813) --0:37-- 林道終点上(850,856) --0:31-- 一合目(927,935) --0:15-- ニ合目(950) --0:25-- 四合目(1015,1030) --0:40-- 六合目(1110,1115) --0:24-- 継子穴分岐(1139) --0:16-- 谷山過ぎ標柱(1155,1200) --0:09-- 四丁横崖分岐(1209) --0:07-- 九合目(1216) --0:10-- 米原小屋(1226,1230) --0:06-- 経塚山(1236,1315) --0:15-- 霊仙山(1330,1345) --0:20-- お虎ヶ池(1405) --0:27-- 四合目(1432) --0:10-- 三合目(1442) --0:08-- 汗拭峠(1450) --0:04-- かなや(1454) --0:08-- 林道終点東屋(1502) --0:36[急ぎ足、最後はダッシュ]-- 醒ケ井養鱒場(1538,1538) ==0:09== 醒ケ井駅(1547,1549) ++1:34++ 岡崎駅(1723)

霊仙山柏原道 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

米原市役所(山東庁舎) 0749-55-2040 米原市役所(米原庁舎) 0749-52-1551
柏原診療所 0749-57-0855 坂田郡消防 0749-55-0108
河合外科医院 0749-54-0259 湖国バス(長浜) 0749-64-1224
坂田郡内医療機関一覧 0749-54-1118 近江タクシー(米原) 0749-52-2311
柏原駐在所 0749-57-0068 米原タクシー 0749-52-4723

◆ 日誌と写真

行動日誌

【3/25(土) 快晴、微風、12℃@一合目】

 いつもは独りだけの”私的山開き”だけど、今回はOAC会員のT.N氏と一緒である。心強い。

 いつものように2,040円を用意して、岡崎駅みどりの窓口で「青空フリーパス」を求めたら「2,500円です。」と返ってきた。「いや、ワイドでない方です。」と言ったら「3/18ダイヤ改正からこれに変わりました。」との説明だった。確かに区間は広くなっているのだが・・・、今回の我々には関係ない範囲だ。それでも片道1,890円が往復で2,500円だから十分値打ちである。

 定刻に柏原駅に到着する。降りたのは我々だけ、暫くして上り列車も到着したが登山者は降りなかった。どうやら我々だけの静かな柏原道となりそうだ。

柏原駅

中山道柏原宿案内 @柏原駅

柏原宿散策ガイド @柏原駅

登山届ポスト
 名神高速道路のガード下を潜り抜けると直ぐに登山届ポストがある。扉の壊れたポストに不安を感じながら登山届を入れる。個人情報保護の点からも、シッカリしたポストにして貰いたいものだと思う。
 登山案内板の所で市場川を渡り、左岸の坂道を登る。林道は急斜面に付けられているので落石に注意する。振り返ると、伊吹山が大きく存在感を誇示していた。

林道終点の手前は急斜面、落石注意!

振り返ると伊吹山が大きく聳える
 再度、市場川を渡り返し右岸を歩く。舗装が途切れる辺りから植林の倒木が多くなり荒れた様相となる。立派に生長した杉が根こそぎ倒れているのを見ると自然の厳しさ、森林経営の難しさを感じる。

今年も植林倒木が多い

林道を塞ぐ倒木を乗り越えたり・・・

潜り抜けたり・・・フィールド・アスレチック

立派に生長した杉が根こそぎ倒れている
 暫く苔むした谷筋を歩き、やがて右岸の山腹に取り付き次第に川床から離れる。昨年始めて気付いたオウレンが今年も同じ場所で咲き始めていた。

沢筋から離れ、水音が遠のくと一合目は近い

一汗かいて一合目(二本杉)に着く
 一合目から登山道は日当たり具合で夏道が現れたり残雪で覆われたりする。六合目までは忠実に尾根を辿る夏道通りなので迷うことはないだろう。

日当たり具合で夏道登山道が現れたり・・・

残雪で覆われたり・・・
 四合目で展望が開ける。西側から順に白銀の峰を追う。白倉岳、金糞岳から伊吹山へと続き、その背後に能郷白山が頭を出し、遠く純白の白山までハッキリと展望できる。更に東方には北アルプスの山塊、乗鞍岳がうっすらと確認でき、更に右には御嶽山が聳えている。

見晴らしの良い四合目はまだ”雪の広場”

白倉岳(1270m)、金糞岳(1317m) @四合目

伊吹山(1377m) @四合目

能郷白山(1617m) @四合目

白山(2702m) @四合目  拡大

御嶽山(3063m) @四合目
 六合目付近で、俄かに人の声が聞こえてきた。埼玉からの三人連れで、初めて来たが登山道が判らずP920m手前で引き返してきたと言う。ルート取りの概略を説明し我々が先行する。ピークを巻く夏道は雪で覆われ判り難いため、尾根通しのコースを案内する。

 高度を稼いだ分だけ展望が良くなる。何と言っても白山の展望が素晴らしい。

六合目方面を振り返る @P920mへの登り 

 @P920mへの登り

伊吹山(1377m) @P920mへの登り

能郷白山(1617m) @P920mへの登り

白山(2702m) @P920mへの登り  拡大

御嶽山(3063m) @P920mへの登り
 随分と太陽は高くなってきたが、意外にも雪は良く締まっておりワカンは全く必要なかった。キックステップを利かして軽快に登高する。

夏道登山道を避けてP920m経由とする

良く締まっておりワカン要らず
 P920mからの降りは雪がなく薄いヤブを掻き分けて鞍部で夏道と合流する。ここからは尾根筋はとらず、夏道どおり継子穴の下部を経由して谷山(P992m)に突き上げる小さな沢の下部まで斜面をトラバースする。

夏道登山道通り、継子穴の下部を辿る

左下の林道を見ながら斜面をトラバースする
 沢の左斜面に取り付き、右手の尾根に登り、山頂まで突き上げたら右に曲がる。夏道は雪で覆われているので、尾根を辿りヤブを漕いで四丁横崖に出るのが判りやすいだろう。ここから先は迷うような箇所はない。

四丁横崖で漆ヶ滝コースと合流する

「霊仙山」案内標識 @四丁横崖
 九合目を過ぎれば日当たりが良いので夏道が現れる。笹原で展望が利く。伊吹山から養老山地、鈴鹿北部方面が見渡せる。

谷山(P992m)を振り返る @九合目付近

米原小屋の屋根が見える
 まだ新しい米原小屋(避難小屋)を通り過ぎ経塚山まで行く。ここで昼食をとりながら暫し展望を楽しむ。琵琶湖とその向こうに湖西の山波が確認できる。琵琶湖に浮かぶ竹生島が可愛らしい。白山は少し霞むようになってきた。

米原小屋(避難小屋)と伊吹山

経塚山(1017m)までもう一息

最高点(1098m)、霊仙山(1084m)、経塚山(1017m) @米原小屋
 慌しく昼食を済ませ、乾杯のビールで足取り軽く霊仙山に向かう。

霊仙山への登り

霊仙山への登り
 山頂で一頻り展望を楽しみ足早に山頂を後にする。予定のバスに間に合う刻限が迫っているのだ。

霊仙山(1084m)の山頂にて、T.N氏(右)

伊吹山(1377m) @霊仙山

琵琶湖と湖西の山々 @霊仙山

伊吹山(1377m)と経塚山(1017m) @霊仙山

最高点(1098m) @霊仙山
 経塚山の手前鞍部から雪原を辿りからお虎ヶ池へショートカットする。

経塚山手前の鞍部から雪原を辿り・・・

お虎ヶ池へのショートカット

山頂から残雪を辿りシリセードに歓声を上げながら降りてくる登山者が多い
 雪に覆われたお虎ヶ池の鳥居前で、”安全登山”を祈願する。お猿岩からは整備された下山道を利用して汗拭峠へ降る。
 売店「かなや」は珍しく開いておりご主人も居られたが、何せユックリする時間なく、挨拶も程ほどに失礼する。最後は昨年同様ダッシュしてなんとか予定のバスに間に合った。

雪に覆われたお虎ヶ池で安全祈願

汗拭峠へ降る
【感想】
 この時期、雪の状態により六合目から四丁横崖までのルート選びが難しい(面白い)コースです。ホワイトアウト時は迷うこともありますので気をつけて入山してください。なお、ピッケル、アイゼンを必要とするような危険箇所はありません。
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