霊仙山(1084m) 醒ヶ井養鱒場

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  訓練の一つとして雪山での読図とルート選択を目的に、なだらかな地形で迷い易い霊仙山に行きました。期待通りのホワイトアウトのお陰で、雪面と空との境界が見分けられないことの怖さなど実りある体験が出来ました。
山行日 2009年1月17日(土)
お虎ヶ池付近を行く
天気 曇り時々小雪、弱風、-3℃@霊仙山
コース概要 醒ヶ井養鱒場--お虎ヶ池--霊仙山(往復)
装備 12kg(雪山日帰りハイキング装備)
食料 行動食(1)
同行者 OAC会員(7人)
企画 雪山初級講座:読図とルート選択

行動記録

【1/17(土) 曇り時々小雪、弱風、-3℃@霊仙山、2℃@登山口】
 岡崎(425) =0:25= 河合池運動公園(450,500) =0:05= 豊田東IC(505) =0:50= 養老SA(555.625) =0:08= 関ヶ原IC(633) =0:22= 醒ヶ井養鱒場(655) =0:15= 登山者PKG(710,745) -0:15- かなや(800,805) -0:13- 汗拭峠(818) -0:27- 四合目(845) -0:15- 見晴らし台(900,913) -0:27- お猿が岩(940) -0:22- お虎ヶ池(1002,1020) -0:45- 経塚山(1105) -0:25- 霊仙山(1130,1215) -0:15- 鞍部(1230) -0:35- お虎ヶ池(1305,1320) -0:10- お猿が岩(1330) -0:30- 見晴らし台(1400) -0:25- 汗拭峠(1425) -0:09- かなや(1434) -0:11- 登山者PKG(1445,1504) =0:41= 薬草風呂「ジョイ伊吹」(1545,1650) =0:03= 蕎麦「伊吹野」(1653,1745) =0:18= 関ヶ原IC(1803) =0:55= 豊田東IC(1858) =0:07= 河合池運動公園(1905,1912) =0:40= 岡崎(1952)

霊仙山 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図25000を使用して編集しました。


                            天気図   Yahoo!天気情報 過去の天気より転載 @彦根

【衛星画像】

【1/17(土) 晴れ,7.3/1.3℃,NNE2m/s,0.0mm】

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

米原市役所(山東) 0749-55-2040 湖国バス(長浜) 0749-62-3201
柏原駐在所 0749-57-0068 近江タクシー(米原) 0749-52-0106
坂田郡消防 0749-55-0108 近江タクシー(長岡) 0749-55-0106
柏原診療所 0749-57-0855 伊吹そば「伊吹野」 0749-58-1712
河合外科医院 0749-54-0259 薬草湯ジョイいぶき 0749-58-0105

アプローチメモ

ETC料金 豊田東~関ヶ原:¥2,400[87.2km、通割:¥1,200]
豊田東~米原 :¥2,800[103.6km]
コンビニ(R21) 柏原駅手前:ローソン山東柏原店、
醒ヶ井駅手前:ローソン米原一色店、セブンイレブン:米原一色店
道路状況 醒ヶ井駅~養鱒場(バス路線):除雪、日陰に少し残る
養鱒場~登山口(林道):10cm程度、轍あり
駐車場 醒ヶ井養鱒場:¥400 (200台)
登山口(槫ヶ畑):無料(10台) ※雪の状況により数台
登山口(槫ヶ畑) 駐車場、あずま屋、登山届BOX
かなや:キャンプ場(冬季休業)、無人販売、流水、トイレ

◆ 日誌と写真

行動日誌

 林道の積雪は養鱒場の駐車場で10cm程度と少なく、登山口へと轍が続いているようなので、そのまま車で進行する。登山口に先着車なし、続いてきた京都ナンバー合わせて3台だけである。

登山者駐車場(槫ヶ畑登山口)

登山道入口(この先にあずま屋あり)
 売店「かなや」は冬季休業中か。新しく「かなやキャンプ場」の看板が立てられていた。

キャンプ場、売店「かなや」(冬季休業)

無人販売(営業中) 冷えたビールはいかが(^^ゞ
 時折小雪が舞う雪空なのに、気温は2℃、無風状態に汗が出る。

汗拭き峠

登山道(夏道)は明瞭
 見晴らし台では琵琶湖が眺められた。一瞬だが青空が見え、好天への期待が膨らむ。

見晴らし台(五合目) 琵琶湖が望める

冬道分岐 トレースは展望新道を辿る
 お猿が岩へは西出商店開拓の展望新道をとる。冬道(旧道)は全く利用されていない。

積雪状況により直登も可能

お猿が岩 冬道と合流
 お虎ヶ池は雪に埋もれていた。雪庇の端で弱層テストを実施、20cmほど下に明瞭な弱層を見つけた。縁を歩くと破断して表層が流れた。

なだらかな雪原となり、どこでも歩けるが・・・

お虎ヶ池の霊仙神社

なだらかでも雪庇はできる

弱層テスト、雪庇崩壊を学ぶ
 雲が低く降りてきて視界を遮る。ホワイトアウトに近い。これ幸いに、経塚山までコンパスを頼りに地形を読みながら進む訓練を行う。雪面と空の境界が定まらない、傾斜が読めない不安を体験する。

次第に視界が悪くなり・・・

コンパスを頼りに山頂を目指す
 経塚山で霊仙山にコンパスを合わせ直し、鞍部へと一旦下る。登り返して、傾斜が緩やかになると最高点への分岐点に出る。広い尾根をやや右に進路を変えて進めば無人の山頂に到着する。風が強い。

 ホワイトアウトで先頭の4人は気付かずに通り過ぎたようだが、分岐点から山頂までの間は南側に雪庇ができていた。庇が大きく張り出している状態ではないが、大きく切れ落ちている。帰路、現場にてホワイトアウト状態での立木などを頼りにした地形確認を行う。

 鞍部からは経塚山に登らず、コンパス便りにショートカット(山腹を巻く)を体験する。ホワイトアウトでトレースなし、コンパスと地形確認だけが頼りだ。無駄に登り降りせず、水平移動で登りルートに合流する。あとは赤布を回収しながら往路を戻る。

霊仙山(1084m)山頂にて

旗竿のようなエビちゃん
【感想】

 ホワイトアウトのお陰で雪山読図や雪庇、弱層などの危険性を体験的に理解でき実りある訓練となりました。
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