北八ヶ岳スキーハイク

◆ 山行記録

山行概要

山行日 2002年2月2日(土)〜3日(日)
浅間山(2493m) 拡大
天気 2日:晴れのち曇り
3日:小雪
コース概要 横岳ロープウェイ --- 坪庭 --- 雨池峠 --- 双子池 --- 大河原ヒュッテ(泊)【往復】
装備 16kg(雪山・小屋泊装備)
食料 行動食(2)
同行者 MML会員(4人)
企画 北八スキーハイク、ひょっとしたらラッセル山行

行動記録

【2/2(土)、晴れのち曇り】
岡崎(445) === 三河四郷(525,530) === 中津川IC(650) === 神坂PA(655,700) === 諏訪IC(800) === ピラタス横岳ロープウェイ山麓駅(910,940) +++ 山頂駅(950,1000) --- 縞枯山荘(1030,1105) --- 雨池峠(1115) --- 林道出合(1145,1205) --- 双子池分岐(1315,1325) --- 林道ゲート(1535) --- 大河原ヒュッテ(1615)

就寝(2230)
【2/3(日)、小雪】
起床(630)

大河原ヒュッテ(800) --- 林道ゲート(810,820) --- 双子池分岐(945) --- 双子池(1000,1045) --- 双子池分岐(1120) --- 林道出合(1255,1320) --- 雨池峠(1400) --- 縞枯山荘(1405,1425) --- 山頂駅(1440,1500) +++ 山麓駅(1510,1520) === 河童の湯(1600,1650) === 蓼科庵 === 諏訪IC(1755) === 神坂PA(1900,1920) === 中津川IC(1925) === 三河四郷(2055,2100) === 岡崎(2150)

北八ヶ岳スキーハイク 行程図
この画像は国土地理院発行の数値地図25000長野を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

茅野市役所観光課 0266-72-2101 横岳ロープウェイ 0266-67-2009
茅野市観光案内所 0266-72-2637 アルピコタクシー(茅野) 0266-71-1181
諏訪警察署 0266-57-0110 大河原ヒュッテ 0266-79-5494
諏訪市消防本部 0266-52-0119 縞枯山荘 0266-67-5100
立科町観光商工課 0267-59-2311 蓼科山頂ヒュッテ 0266-62-3717

◆ 日誌と写真

行動日誌

【2/2(土)、晴れのち曇り】
 ピラタス横岳ロープウェイ山麓駅までの道は除雪が施され安心して走ることができる。道路脇の雪を見ると降雪量の多さが窺い知れる。9:40発の便に乗車する。片道900円、所要時間7分で20分間隔で運行している。山麓駅の駐車場を見下ろすと駐車車両は疎らで、スキー客の少なさを感じる。

坪庭に向かう

坪庭に向かう
 山頂駅に着く。風も無く寒さは感じられない。下り気味の天候だけが気に掛かる。御嶽山、中央アルプスは早くも山頂付近が雪雲で覆われてきている。

中央アルプスとロープウェイ山頂駅

御嶽山(3067m)
 南アルプスは今はくっきりと見えているが、いつまで持つやら・・・。

南アルプス

南アルプス
 坪庭を巡り縞枯山荘に向かう。雪のオブジェを楽しむ。遊歩道は良く踏まれており、踏み外さない限り足をとられることはない。

坪庭

縞枯山(2403m)
 縞枯山荘でテレマークスキーをレンタルする。予約無しの飛び込みだったが、幸いにも5人分調達できた。2日間で5000円支払う。雨池峠までは緩やかな登り、簡単なはずなのに1年振りのスキー歩行に戸惑う。

縞枯山荘

雨池峠
 雨池峠を過ぎると、浅間山を初め北関東から新潟 にかけての山なみが広がる。日頃親しみのない山ばかりなので新鮮味がある。兜の角のような妙義山、雲海に浮かべばタンカーのような姿をした荒船山など個性的な山容に見入る。

浅間山(2493m)

妙義山(1104m)          荒船山(1423m)  
 下り傾斜が次第に急になり、スキーを外して歩く。やがて樹林帯を潜り抜けると林道に出る。右は雨池から麦草峠、左は今日のコース双子池を経て大河原ヒュッテ方面となる。ここから先は全くトレースがなく、スキーなしでは、とても時間がかかりそうだ。ワカンでは膝から腰までのラッセルを強いられることになろう。アップダウンの少ない坦々とした林道が続く。稜線のように展望が振り返ると天狗岳が少しだけ頭を覗かせている。

天狗岳(2646m)

双子池入口
 ダケカンバの林の中を縫う林道は静かで、単調な風景が続く。前は真っ白な雪面が広がり、後ろには我々が付けたトレースが続く。双子池には明日立ち寄ることにして、今日は大河原ヒュッテを目指す。

静かな林にトレースを残して・・・

癒しの風景
 大石川林道ゲートを過ぎると、除雪された鹿曲川林道に出る。この段差から積雪は1m位と思われる。ここから大河原ヒュッテまでスキーを担いで歩く。

大石川林道ゲート

鹿曲川林道
 凡そ30分で大河原ヒュッテに着く。小屋前の駐車場は展望が良い。夕陽を浴びて穏やかな表情の浅間山が正面に大きく見える。右手には谷川連峰から北関東の山並みが続く。左手には峰続きのように四阿山が見える。更に左手(北方)には妙高山、火打岳、焼山が遠くに並んでいる。

焼山    火打岳    妙高山     

浅間山(2493m)
 上田市、小諸市を挟んで四阿山から浅間山の山並みが連なる。その右手遠くの白い山塊は谷川連峰であろう。

上田市  四阿山(2333m)                        小諸市  浅間山(2493m)      
 ヒュッテのご主人田中さんの特製鍋料理に舌鼓を打ち、タップリのお酒に盛り上がり延々と宴会が続く。夕方から降り始めた雪で、外はいっそう静かさを増し、小屋の中だけ賑やかな談笑が絶えない。

大河原ヒュッテ

大河原ヒュッテ
【2/3(日)、小雪】
 9時45分、双子池分岐に到着する。時間に余裕があるので双子池まで足を伸ばす。最初は緩やかな登り、直ぐに適度な傾斜を持った下りとなり双子池ヒュッテの前まで滑走できた。今回のスノーハイキングで唯一の滑りだった。相変わらず小雪が舞い、双子池伝説(悲恋物語)が残る雄池と雌池はひっそりと佇んでいた。

双子池(雌池)

双子池(雄池)
 冬期開放小屋で昼食を摂る。入口(外開き)の雪を掻いて中に入る。土間と畳合わせて10uくらい、丁寧に使われており気持ちが良い。
 再び林道に戻り、雨池峠への分岐点を目指す。雪が小止みになったり、少し青空が広がったり、天候回復の兆しに期待が高まった。

双子池ヒュッテ(一部冬期開放)

双子池ノ伝説 @冬期開放小屋
 林道分岐から雨池峠まではスキーを担いで登る。リュックに括りつけたスキー板が枝に積もった雪を払い、それが頭上から落ちてくる。”雪爆弾”にヒヤヒヤしながら樹林帯を通過する。雨池峠から縞枯山荘まで、最後のスキー歩行を楽しむ。しかし、暖かく湿った雪のため一向に滑らない。

林道から雨池峠への分岐

雨池峠への登り
 スキーを返却し山頂駅まで歩く。良く踏まれているのでワカンは全く不要である。今日は天候が芳しくないためか、スキー客は昨日より更に少ない。ロープウェイで下山中、滑走しているスキーヤーを見ることはなかった。山麓駅の売店も閑散としていた。これで営業は大丈夫なのだろうかといらぬ心配をしてしまう。

【感想】
 稜線歩きとは違って樹林帯のコースなので終始展望とはいきませんが、余りお目にかかる機会がない北関東から新潟方面の著名な山々を眺めることができて新鮮味があります。林道コースなのでルート探しに苦労することなく安心してスキーハイクを楽しめます。
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