高ボッチ山(1665m)・鉢伏山(1928m)

◆ 山行記録

山行概要

報告概要  昨年1月に登った時は山頂は雪雲の中で全く展望が得られませんでしたが、今回は両日とも冬晴れの好天気に恵まれ、文字通り360度の大展望を楽しむことが出来ました。北陸、奥美濃の豪雪とは対照的に諏訪湖周辺の山々は例年より雪が少ないようです。
山行日 2006年2月18日(土) 〜 19日(日)
穂高連峰
天気 2/18 快晴、微風、-4℃@9:00林業センター
2/19 晴れ、微風、-8℃@6:00高ボッチ山
行程概要 2/18 林業センター--高ボッチ山TS
2/19 TS--鉢伏山【往復】--林業センター
装備 20kg(雪山テント泊装備)
食料 2/18 行動食;比内地鶏鍋、うどん
2/19 雑炊;行動食;お汁粉、餅
同行者 OAC会員(2人)
企画 雪原散策と銀嶺展望

行動記録

【2/18(土) 快晴、微風、-4℃@9:00長野県林業総合センター】
岩津市民センターPKG(520) ==1:30== 道の駅「平谷」(650,655)[-9℃] ==0:35== 飯田IC(730) ==0:20== 駒ヶ岳SA(750,815) ==0:35== 塩尻IC(850)[通割¥1,150] ==0:10== 長野県林業総合センターPKG(900,940)[-4℃] --0:20-- 林道交差1(1000,1110) --0:50-- 林道交差2(1100,1120) --1:10-- ひょうたん池(1230,1250) --0:35-- 山頂駐車場(1325)TS1

就寝(19:30)
【2/19(日) 晴れ、微風、-8℃@6:00高ボッチ山】
起床(4:45)

TS1(625) --0:10-- 高ボッチ山(635,645) --0:22-- 崖ノ湯分岐(707) --1:43-- 鉢伏山荘(850) --0:25-- 鉢伏山(915,935) --1:34-- 崖ノ湯分岐(1109) --0:16-- 山頂駐車場(1125,1230) --0:55-- 林道交差2(1325,1335) --0:50-- 林道交差1(1425) --0:15-- 長野県林業総合センターPKG(1440,1500) ==0:10== アスティかたおか(1510,1625) ==0:15== 塩尻IC(1640) ==0:52== 飯田IC(1732)[通割¥1,150] ==0:13== そば「おんびら飯田店」(1745,1835) ==1:50== 岩津市民センターPKG(2025)

高ボッチ山・鉢伏山 行程図 (GPSの軌跡をプロットしてみました。一部データ抜けあり)
この画像は国土地理院発行の数値地図を使用して編集しました。

◆ 山行資料

各種機関 (役場、医療、警察、消防、交通)

塩尻市役所 0263-52-0280 長野県林業総合センター 0263-52-0600
塩尻警察署 0263-54-0110 天徳温泉 アスティかたおか 0263-52-7600
片丘駐在所 0263-54-0426 高ボッチ温泉 ホテル鳴神 0263-57-2181
塩尻消防署 0263-54-0119 そば 山麓亭(片丘) 0263-53-1731
青木医院(片丘) 0263-52-0468 そば おんびら(飯田) 0265-21-7708
塩尻病院[救急告示] 0263-52-0145 信州そば漫遊 ←信州そば情報

◆ 日誌と写真

行動日誌

【2/18(土) 快晴、微風、-4℃@9:00長野県林業総合センター】

 今シーズンの冬は駆け足で訪れたのに、年明けからは息切れしたような様相である。治部坂峠を越えて飯田に抜けるR153号も厳冬の雪国の景観は失せて春近しを感じさせる。

 塩尻ICで降りて長野県林業総合センターに向かう。予めお願いして展示館前の駐車場に車を置かせてもらう。雪の積もった形跡が残ってなく季節が違うのでは・・・と思ってしまう。展示館の方のお話だと長野県でもこの辺りは例年より雪が少なく水不足も発生しているということである。昨年は雪が降る中で身支度を整えていたのに・・・。

長野県林業総合センターの展示館と駐車場

林業総合センター案内  拡大
 構内を抜けて登山道に入る。暫くは全く雪がない。赤松林の別荘地を長閑に散歩する気分だ。

雪が融けて春近しを感じさせる登山道

登るにつれ”白い道”になっていく
 林道交差点1を過ぎる辺りから、融けた雪が凍結した滑り易い登山道に変わる。用心のため軽アイゼンを装着する。特に帰り道では転倒に気をつけよう。

林道交差点2(高ボッチ高原へ2.5km)

林道は温泉「アスティかたおか」に続く
 林道交差点2を過ぎると、霧氷の林へと変わる。青空に純白の雪花が満開である。

カラマツの霧氷、青空に映える 見とれると・・・

・・・滑る アイスバーン状なので要注意!
 標高1500mを越えると傾斜が緩み積雪量もあって安心して歩ける雪道となる。

完全な雪道になると歩き易い

よく締まっており、ワカンは不要
 ひょうたん池からは霧氷の高ボッチ山が臨める。行動食をとりながら一幅の絵を鑑賞する。

ひょうたん池と霧氷の高ボッチ山
 ひょうたん池から15分ほどで鉢伏山に続く山頂道路、林道「鉢伏線」に出合う。

鉢伏山に続く山頂道路、林道「鉢伏線」に出合う

案内図 @林道「鉢伏線」出合い  拡大
 林道を歩いて山頂駐車場に向かう。右手(西)に穂高連峰、槍ヶ岳が見えてくる。山頂からの大展望に期待が高まる。

高ボッチ山駐車場に向かう

右手(西)に穂高連峰、槍ヶ岳が見えてくる
 駐車場には車が1台止まっていた?! 写真撮影の方で、雪が少ないのでここまで登れたという。高ボッチ山の山頂で記念写真を撮っていただいた。
 文字通り360度の大展望に満足する。南側は霞んでいて富士山は見えない。南アルプスもモヤッとしている。しかし、御嶽山から時計回りに乗鞍岳、北アルプス、鉢伏山、蓼科山、八ヶ岳と連なる銀嶺が壮観である。

高ボッチ山の山頂にて

案内図 @山頂駐車場  拡大
【展望写真(2/18)】

御嶽山

乗鞍岳

立山、後立山連峰(北アルプス北部)

穂高連峰(北アルプス南部)

奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳

槍ヶ岳

常念岳、大天井岳

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳

八ヶ岳南部

鉢伏山

八ヶ岳全貌

諏訪湖と南アルプス全貌

甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳
【2/19(日) 晴れ、微風、-8℃@6:00高ボッチ山】

 東方の雲でご来光は拝めなかったが、今日も良い天気になりそうだ。軽装で鉢伏山(6km)を往復する。高ボッチ山荘は冬期閉鎖だが駐車場にあるトイレは使用可能、泊まりはここでも良さそうだ。

高ボッチ山の山頂に向かう

高ボッチ山荘(冬期閉鎖)

駐車場トイレは使用可 @高ボッチ山荘

崖ノ湯に続く林道
 初心者のクロスカントリーに最適ななだらかな林道が続く。展望と撮影を楽しみながら鉢伏山を目指す。

林道「鉢伏線」を歩き鉢伏山に向かう

展望と撮影を楽しみながら
 地図上C1610mからは「牛伏寺」へ続く登山道が分岐している。雪道に靴跡が残っていた。

「牛伏寺」への分岐 @C1610m

「牛伏寺」への登山道、トレースあり
 鉢伏山をすぐ正面にしながら、林道は谷を萱の沢を大きく迂回して続いている。萱の沢が二股に別れ、北に突き上げる所まで車は入れる。ここで吹き溜まりとなってブロックされている。

鉢伏山へ林道は大きく廻り込んでいる

鉢伏山荘手前の吹き溜まりで車は通行不可
 鉢伏山荘を過ぎると扉温泉からの登山道と合流する。山頂までの遊歩道は融けた雪が凍ってツルツルになっている。

鉢伏山荘(冬期閉鎖)

遊歩道は凍結(黒く見えるが地面露出ではない)
 浅間山が左手(東)に頭を見せ始めると山頂は近い。スリップに注意しながら堅雪の斜面を登り切ろう。

浅間山が左手(東)に頭を見せ始める

堅雪の斜面を登り切れば山頂は近い
 9時15分、山頂到着。高ボッチ山から2時間半の行程であった。帰路の道中が長いので余りゆっくりできないが、展望台のある山頂広場で行動食をとりながら展望を楽しむ。他には誰も居ない独り占めの贅沢な時間である。

山頂には祭祀と鳥居がある

展望台(老朽化しているが中で休憩可)
 帰路は往路を戻る。

美ヶ原(王ヶ頭)

鉢伏山まで往復12km、お疲れ様!
 テントに戻り、ご褒美にお汁粉をいただく。暖かい陽光を浴びて食後のまどろみ、展望を楽しみながらの至福の時間である。

高ボッチ山駐車場に戻り

お汁粉を食べてまったりと・・・
【展望写真(2/19)】

中央アルプス

御嶽山

乗鞍岳

穂高連峰

槍ヶ岳、常念岳

常念岳、大天井岳

餓鬼岳、立山、針ノ木岳

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、鑓ヶ岳、白馬岳

美ヶ原(王ヶ頭)

浅間山

富士山

高ボッチ山と中央アルプス
【感想】
 期待通りの素晴らしい展望の山でした。高ボッチ山から鉢伏山までのクロカンスキーが楽しそうです。なお、本コース以外に崖ノ湯や牛伏寺、アスティかたおかから登る冬期コースがあるようです。
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